かじきのピペラドソース添え

たっぷり買ってきたパプリカは、上野万梨子さんの『はじめまして。フランス料理』のレシピ(「バスク風オムレツ」)を参考に、ピペラドソースを作っていました。レシピでは、パプリカ赤2個、黄1個、ピーマン4~5個、完熟トマト小さめ8個、玉ねぎ小1個、にんにく2個なんですが、今回はパプリカ長者なので、パプリカ赤黄合わせて7個使う大盤振る舞い。その代わりピーマンはカット、トマトはトマト缶で代用しました。いやー、さすがにフルーツトマトを8個も使うのは厳しい。

スパイスは、タイム、ローリエ、コリアンダー(粒)ですが、タイムがなかったのでパス。仕上げにカイエンヌペパーを使いますが、これもなかったので、パプリカパウダーで代用しました。

ピペラドソースは、『パリのお総菜屋さんのレシピ』にも登場しますが(「鶏肉とピーマンの蒸し煮」)、メインの食材の分量は変わりないものの、オリーブオイルの量がぐっと減り、カイエンヌペパーの代わりに赤唐辛子が使われています。家庭的なソースのひとつらしいので、油や辛さは好みで変えていいってことなのかもしれません。それにしても、パプリカ7個の皮をむく作業が地味に大変だった。煙も出るので、火災報知機が発動しないかと焦りつつの作業…。

トマト缶を使うのでどうかなぁと思ったけど、一晩おいたらトマトとパプリカが良くなじんで、問題なくおいしかった。ラタトゥイユみたいでもあるけど、コリアンダーとパプリカパウダーが味を締めていて、やっぱり違うおいしさです。

今日は夫がいないので、ここぞとばかりにカジキを解凍して両面をしっかり焼き、ピペラドソースをたっぷり載せて食べました。うん、期待通り合う。というか、何にでも合いそうな、懐の広いソースだなと思いました。これはまた作ろう。

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