タグ別アーカイブ: 13 dessrlts de Provence

トースト

今日は月曜日なんだけど、成人の日でお休みでして、ハッピーマンデーによる三連休の最終日なのでした。それにしても、ハッピーマンデーという名称は、なんというか、時代を感じる。三連休の最終日の朝って、家でのんびりする人が多いのか、なんだかひっそりした感じがします。

トーストにバターとはちみつ。コーヒー。

はちみつは、トレーズデセールに入っていたもの。プロヴァンスのはちみつだそうで、アカシアやレンゲに比べるとちょっと濃い感じ。

皿うどん

半端野菜が揃ったときの救世主、皿うどん。ターサイ、ネギ、赤玉ねぎ。かまぼこぐらい入れたかったが何にもないので、動物性たんぱく質はなしで。それでもおいしい。

色んなメーカーがあるけど、うちは、マルタイのノーマル(長崎皿うどん)のが好き。あんかけソース1袋を、2倍の水で溶いて使うのが定番。なので、食べるたびに、あんかけソースがどんどんたまっていく。

コーヒーのお供に、まだ残っているトレースデセールの中から、フリュイ・コンフィ(Fruits Confits 砂糖漬けフルーツの糖衣がけ)。この緑のは、ひょっとして本物のアンゼリカでは…と、内心感激しながら食べました。オレンジのもすごくおいしい。

年越しそば

紅白を見ながら年越しそば。

毎年、紅白不要論という言葉も聞かれるが、お笑いも格闘技も興味ないようなうちにとっては、その年流行っていた歌をさらっと聞ける紅白みたいな番組は、ありがたいっちゃありがたい。今年はラグビーワールドカップがあったので、その振り返りもやってくれたし、70回目という節目の回数だったこともあって、曲間のコネタが例年よりもちょっと豪勢だったような気がした。

年越しそばのお供には、やっぱり天ぷらを添えたい。今年の具は、貝柱と芝エビ、にんじんだけのかき揚げの2種類。

本当は、貝柱、芝エビ、にんじんに、玉ねぎと三つ葉も加えて大きなかき揚げで作りたいのだけど、私の腕ではムリなので、2つに分けてちんまりと揚げる。どうも芝エビってカラッと揚げるのが難しいのだけど、なんとかならんのか。もうちょっと練習せねばな。

お蕎麦は、かじのの十割蕎麦。スーパーで買える乾麺では、これが一番おいしいと思う。

あとは、春菊とにんじんのごま和え、ゆで砂肝のネギオイポン和えをつまみながら、少し飲む。

食後に、トレーズデセールの残りをつまむ。

手前から、カリソン、ナヴェット、フリュイ・セック Fruits Secs(ドライフルーツ、枝付きレーズン、ドライイチジク、デーツ)、ヌガー・ノワール Nougat noir(アーモンドとはちみつの黒ヌガー)。上の引き出しに見えるのは、ベルランゴ Berlingot(パート・ド・フリュイ入り飴)。

ヌガー・ノワールは、先日食べたヌガー・ブランとは、全然風味が違ってビックリ。使っているはちみつが、ちょっと癖のあるもののようで、だいぶ大人っぽい感じの味です。白と黒のヌガーは、トレースデセールでは、特に大事なお菓子だそうで、白は純真、善良さ、黒は不純と悪の力を表しており、このふたつで懺悔する人を象徴しているそうです。なるほど、なんだか年末にふさわしいお菓子だなと思いながら食べました。

紫白菜のスープ

正月に向けて、冷蔵庫整理。紫白菜を蒸し煮にしていたので、それを刻んでスープに。1回火を通しているのに、それでもまだ煮込むと紫色が出てくる。でも味は、普通に白菜でした。あとは、キャロットラペも作って、何とか年内に食べきることを目論む。

玄米ご飯に、加島屋のさけ茶漬け。

食後に、トレーズデセールから、メディテラネ Méditerranée(プラリネショコラとナッツ)を。

一般的には、マンディアンといわれるチョコレート菓子ですが、オーボンヴュータンではなぜかメディテラネ(地中海)という名前で販売されています。トレーズデセールでは、4 mendiansと言われる4つのカトリック修道会を表すドライフルーツやナッツを入れることをお約束としているそうで(ドミニコ会=レーズン、聖アウグスティヌス会=ヘーゼルナッツ、フランシスコ会=ドライイチジク、カルメル会=アーモンド)、マンディアンもその4つを入れるのが定番です。

このメディテラネでは、ヘーゼルナッツ、アーモンド、クルミ、ドライアプリコット、ピスタチオが乗っており、ベースはミルクチョコレートでした。このチョコレートがおいしくて、今度はこれだけ単品で買いたいな、とも思ったり。

キッシュロレーヌ

昼ガッツリ食べているので、夜は簡単に。昨日のキッシュの残りを温めて、半端野菜をかき集めてサラダに。

食後に、トレーズデセールからいくつかつまむ。

手前から、トゥーロン Touron(ドライフルーツ入りはちみつの糖菓)、ヌガー・ブラン Nougat blanc(アーモンド入り白ヌガー)、ナヴェット Navette(香料入り南仏菓子)、カリソン Calissons(アーモンドペーストとフルーツの砂糖漬けを炊き合わせた菓子)。

ヌガー系のお菓子は食べ慣れてないこともあって、ちょっと苦手意識があるんですが、このヌガー・ブランは、それを吹き飛ばすくらい、美味しかったです。すっごく甘いんだけど、食べ終わったらシュッと消えちゃうというか、あんまり後を引かない。ちょっとヌガーのイメージが変わりました。

トレーズ・デ・セール

今年は、クリスマスケーキのほかに、オーボンヴュータンのトレーズ・デ・セールも買っていたのでした。なので、朝ごはんにいただきます。夫は、いつも通りパンで。

正確には、トレーズ デセール ド プロヴァンス(13 dessrlts de Provence)といい、プロヴァンス地方伝統のクリスマス菓子で、本来はイブの日に食べるものだそうです。この13の数字は、キリストと12人の弟子を表しており、最後の晩餐にちなんだものとも言われているそうです。

一気に食べるのは大変なので、賞味期限の早いものから食べていきます。手前がパン・ド・ルイユ Pain de huile(オリーブオイル入りパン)、奥がオレイヨン Oreillon(南仏の揚げ菓子)。

どっちもものすごく素朴な味。パン・ド・ルイユは、パンというより、乾パンみたいな感じで、ナイフで切り分けて食べてはダメで、手でちぎって食べるのがお作法なんだそう(キリストが最後の晩餐の時に弟子たちに分け与えたようにするそうです)。

本来は、Vin Cuit(ヴァン・キュイ)という甘いワインと一緒に食べるそうで、日本でも買えるのかなーと検索してみたところ、あんまり流通していないものらしく(プロヴァンス地方のワイナリーが自家製で作って、地域だけで消費するようです)、日本で手に入れるのはちょっと難しそう。