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せいこ蟹のちらし寿司

昼間出かけていた夫が、先日食べて大喜びしていたせいこ蟹のちらし寿司(大)をお土産に買ってきてくれました。夫は蟹には全く興味なんかないはずなのに、そんなことってあるの!? と驚きましたが、以前(1月24日)食べたときに、よほどおいしそうに食べていたんでしょう。嬉しい。

せっかくなので、冷蔵庫に転がしておいた石鎚酒造の媛カップをあける。「ふれあいのまち西条」と印字されており、いかにも水辺の街といった雰囲気のイラストがプリントされていました。イメージしたよりも甘かったのですが、西日本のお酒って感じでこれはこれであり。

自分の分は、わざわざ地下によって、すえひろの天むすを買っていました。蟹は興味ないけど、エビは調理次第では結構食べるんですよね。ともあれ、お互い、好きなものを食べて、満足の夜でした。

食後にご機嫌で、サロンデュショコラで買ってきたセレクションボックスを開ける。

これは、Selection Box 2 “Hommage” ―人との出会い― と題されたもので、12人のシェフによる「オマージュ」をテーマにしたショコラです。パンフレットを読むと、父や祖母、師匠や恩人への感謝の気持ちを込めたものが大半でしたが、自分の感情や思い出を味に変換するというのは、やはりクリエイティブな作業だなと思ったのでした。

アボカド納豆丼

夫がいないので、昼はありもの丼。アボカド納豆玉子丼。

夕方前に夫が帰宅して、おやつに、グイドゴビーノのアソートボックスをあける。

右下の赤いキューブが、クレミーノ・アル・サーレという、多分1番人気のチョコレートです。そこから左回りに、クラシコ、フォンデンテ、アル・カプチーノ。真ん中のは、トリノット。

お友達がものすごく大好きなブランドで、それこそ毎年ウン万円も買い込む上得意なんですが(一応日本の販売代理店はあるんだけど、バレンタイン時期にしか日本に持ってこず、通販もない。イタリアでも基本トリノでしか買えない)、わたしはそこまでジャンドゥーヤ好きじゃないので、ささやかにこんな小箱でお茶を濁す…わけです。ただ、優先順位が低いだけで、美味しいんですよねぇ、やっぱり。

トースト

トーストに、昨日買ってきたフェルベールのジャム(チョコ?)を早速開ける。

毎年おなじみの、ジャンポールエヴァンとのコラボで、今年は、フランボワーズのコンフィチュールにホワイトチョコを掛け合わせ、カルダモンをアクセントにしたもの。カルダモンは言われないと気づかないくらい程度のさりげなさで、それがすごく上品。

コラボジャムを食べるのは2度目だけど、ジャムなのかチョコなのかどっちでもないハイブリッドな味にまとまっているのが、本当に驚く。正直、パンはなくてよくて、そのまま舐めるのが一番おいしい食べ方なのではないか…と思ってしまうおいしさだった。

サロンデュショコラに行ってきた

今年もサロンデュショコラに参加したのでした。思い起こせば初めて行ったのは2010年で、それ以降皆勤しているので、今年で11回目。この忠誠心、自分でもなんだか感心します。

今年も、ここ数年ご一緒しているチョコレート友達と一緒に行きました。

会場には、チョコレートで作られたオブジェがいろいろ飾られているのですが、これもそう。ニコラ・ベルナルデによるもので、ホワイトチョコレートが200キロも使われているそうです。カメラに収めきれないほど大きかった。

この白熊の前は、本来はロビースペースなんですが、初日ということで、会場内には収まりきらない行列の飛び地となっており、とにかく熊のギリギリまで人がぎうぎう。このくまちゃんに目を向ける人はほとんどいないのでした。

多分、会場には3時間近くいたと思います。私は大行列のブランドにはいかなかったので、わりと早く買い物が終わったんですが、一緒に行ったお友達は最初に並んだフィリップ・ベルで1時間以上待ち、その後も、キャラメル・パリ、フランソワ・ジメネーズと、行列のできるブランドを中心に攻めていたので、なかなか大変そうでした。

私は言えば、待っている間に、色んな売り場を覗けたので、結構楽しかった。色々試食させてもらったし。そういえば、明治のブースで初めてVR体験をしましたが、楽しかったです(確か、カカオの森を鳥の目で俯瞰する、という感じのもの)。酔うかな…と思いましたが、大丈夫でした。

買い物を終えたら、会場近くのタリーズで、ハムとチーズが挟まったピッツァサンドを食べながら、だらだらとお喋り。ここで2時間近くいた気がする。

お友達が喫煙者なので、ずっと喫煙室にいたんだけど、帰宅したら全身たばこ臭がすごくてびっくりした。夫にははよ風呂入れと言われるし、コートは結局クリーニングに出さざるを得なかった(コートを脱がなくてよかったとは思った)。私も昔は喫煙者だったので、今もたばこの煙にはまぁまぁ寛容なのだけど、なかなかあれはすごかったな。

今年は、買ったものを全部並べて写真に撮ってみた。Instagramだとこういうことしている人を沢山見るので、その真似。参加したての頃は、頭で財布の上限を意識しながら買い物していたけど、ここ数年はそんなこと考えずとも、例年ほぼ同じ金額のところでストップがかかるようになった。相場感が働くようになったのもあるし、単純に、体力的に持ちきれる量というのが、例年一定なのかもしれない(チョコレートは、案外重い)。

チョコレートの華はボンボンであるという認識はゆるぎないのだけど、感動の閾値を超える機会はもうほとんどないのかなとも思っていて、ニューカマーを追い回すよりも、お気に入りのお店のがいくつか買えたら、もういいわと思うようになった。しかも、お気に入りの店は案外日本にショップがあるものが多く、わざわざこうした会場で買う必然性も大分薄れてきた。

だもので代わって買うことが多くなってきたのが板チョコなんだけど、これも数年かけてお気に入りを開拓したら、新しいのを買う体力がなくなってきていて、今年もいつものを買ったらそれで精いっぱいになってしまい、なんかもう、トシとったなぁーと、変なところで体力のなさを実感する羽目になったのでした。

フェルベールの、タルトフランボワーズショコラ。これ買うために並んだのが、私の唯一の行列体験だったかもしれない。

並んでいる最中に一瞬、お友達の分も買うべきか…? と悩んだけど、フェルベールそんなに好きでもないようだったし、まぁいいかと思って自分の分だけ買ったら、あとから「私も欲しかった」と言われて、ちょっと反省した。こういう時は、いらないと言われるの覚悟で、2人分買うべきなのよね…、きっと。

ヘーゼルナッツ風味のタルト生地に、マンジャリガナッシュ、フランボワーズジュレの乗ったもの。濃厚で甘酸っぱくて、美味しかったです。

MAROU

MAROU(マルゥ)のCASHEW PRALINE(カシューナッツプラリネ)。これと、「COCONUT MILK 55%」と迷って、最終的に「この『Maison Marou』のシリーズは、ベトナムのカフェでしか売ってないんですよ」と言われたのが決め手でこちらを購入。確かに、今のところ、サロンデュショコラの売り場以外で、このシリーズの商品を見たことがないです。

ビターチョコの中に、カシューナッツプラリネがサンドされています。最初はあんまりナッツ感がないなぁと思うのですが、じわじわと独特の香ばしさが感じられて、ガワであるチョコとのバランスが絶妙。じんわりおいしいです。

Bruno Le Derf

Bruno Le Derf(ブルーノ ルデルフ)のショコラカクテル。去年も買ったけど、おいしかったので、今年も。猫ちゃんもかわいい。サロンデュショコラの初日に買ったので、シェフも売り場にいたんだけど、他の店のシェフと違って、あんまり人あしらいは苦手な感じの人だったなぁ。

看板商品はラムレーズン(上から3つ目)だけど、個人的には、モヒート(一番上のドーム状の形のチョコ)が一番好きかな。

LENÔTRE

食後のデザート代わりに、チョコレートをひとつ。LENÔTREルノートル)のプラリネアソート(8個入り)を開ける。

去年試食した時においしいなと思ったのだけど買わなかったので(マンディアンがおいしかったです)、今年は1箱買ったのです。サロンデュショコラで買ってきたのだけど、売り子の人がとってもテンポのいい人で、色々試食させてくれて、商品説明も細やかでツボをついた説明で、非常に楽しかったです。

中身は、アマンド&ノワゼット、ノワゼット、アマンド&フリュイ・セック、ピスターシュ・ドゥ・ブロンテ、コートジボワール、フランボワーズ&べ・ドゥ・ティミュット、ショコラ・オ・レ&プラリネ、ジャンドゥーヤ&ユズ、の8個。ピスターシュ・ドゥ・ブロンテがブランドのスペシャリテなんだけど、試食させてもらった中ではアマンド&ノワゼットがすごく気に入ったので、8個入りを(4個入りや6個入りには、なぜか入っていない)。

私が行った日のサロンデュショコラは、ほんとにすごい行列だらけだったんですが、ブランドによってはそうでもないところもあって、ルノートルもそうだったんですが、その分ゆっくり選べてよかったなぁ。チョコレートも私好みで、どっしり風格のある味わい。来年は、もう少し大きな箱を買おうかなと思っております。

板チョコたち

今年のサロンデュショコラで買ってきた板チョコたち。これから食後におやつに、ちょっとずつちょっとずつ楽しみます。

手前から、MAROU(マルゥ)のMaison Marou CASHEWNUT PRALINE、BA RIA 76%、カカオハンターのシェラネバダ、PACARI(パカリ)のEsmeraldas60%、Raw70%、Chocolate Naiveチョコレートナイーブ)のNANO_LOT(NICARAGUA)。

10年毎年欠かさず行っているけど、なぜか、お気に入りのブランドは数年したら来なくなってしまうので(Oberweis、CHRISTOPHE BERGER、ESqUISSE…)、楽しみで買うお店がだんだん少なくなってきてしまい、それにつれて板チョコを買う比重が上がってきました。ボンボン好きとしてはやや寂しさもあるのですが、専門店のチョコレートはやっぱりおいしいですし、いろんなブランドの食べ比べはこの時期ならではのお楽しみです。

VAN DENDER

2018-01-31 06.42.30

ヴァンデンダーのプラリネ カボッス ショコラ。

ヴァンデンダーといえば、数年前のサロショコで鳴り物入りで大々的に登場していた記憶がありますが、あまりにド派手な登場だったゆえ何となく敬遠してしまい、一度も買ったことがありませんでした。でも、ふと気づいたら、サロショコでは少数派になってしまったベルギーのお店なのよね。私は本来、ベルギー、王室御用達、と聞くと弱い。やはりここは買わなければ、そんな思いで、今年はひと箱買ってみたのでした。

奥から、カラメル・シュクレ・サレ、フレーズ・デ・ボア、ピーカンナッツ、ピスターシュ、プラリネアマンド。

ベルギーのチョコといえば、しっかり甘い、こってり甘い、ミルキー、口どけがよく大きめ、というイメージなのですが、ヴァンデンダーもまさにそう。こんな風に書くと、駄菓子かいな…と思われそうですが、そうではなく、品よくまとまって美味しいのが、ベルギーのお菓子の素晴らしいところだと思います。もはや海外旅行ってあまり興味はないのですが、ベルギーには行ってみたいです。チョコレートとケーキを食べたいです。

どれもおいしかったですが、印象深かったのはピーカンナッツとピスターシュでした。ピーカンナッツはミルクチョコとの組み合わせですが、甘ったるさはなく、いい塩梅。ピスターシュはホワイトチョコとの組み合わせですが、レモンガナッシュをピスタチオ風味でコーティングするというアイディアに驚きました。

驚いたといえば、ヴァンデンダーの輸入代理店が菊家だったってことも、びっくり。いろいろやっているんですね。