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ジャン=ポール・エヴァン

コツコツため込んだ百貨店のポイントが期限切れ目前だったので、私自身は特に欲しいものはないし…と思って、夫のシャツを買いに新宿まで行く。

わたしはもともとマスクをして出かけることが多く(花粉症だったり、風邪予防だったり、強すぎる香りを予防するためなどに)、昨今のマスクをしろと言う啓発には何の抵抗もない。当然だとも思う。ただ、これまでは自分にとって必要だから自発的に付けていたマスクが、なんとはなしに義務化されている感じになっているのは、ちょっと不思議な気分もあって、これからどうなるのだろうと言う気持ちにはなる。

百貨店のメンズファッションのフロアはがらんどうな雰囲気もあったけど、そもそも普段、行かないフロアなので(普段は食料品フロアしか用はない)、このがらんどうがコロナのせいなのか、いつもの姿なのかはいまいちよく分からず。ただ、普段なら当たり前のようにたくさんいる外国人観光客が全くいないので、やっぱりこのさみしい感じはコロナのせいなのかも知れない。ほぼお客のいないフロアをゆっくりまわる。そんな状況で店内に入ればすぐにお店の人に捕縛されてしまうが、買う気満々で来ているからどんとこいだ。お店の人も客が本気だと分かると目一杯もてなしてくれる。お金のあるときの買い物とは、なんと楽しいのか。

なんとなくぱーっとした気分になりたくて、目一杯派手な柄を選んだ。私は、中年男が花柄を纏っている姿が好きなので、私から夫への洋服のプレゼントはほぼ花柄なのですが、今回も花柄をチョイス(その後、テレワークが常態化してしまったのでド派手なシャツを着る機会がなくなってしまい、そのシャツは1年以上死蔵された)。

せっかく新宿に出てきたのだからと、ジャン=ポール・エヴァンに寄って、アレクサンドラというハチミツを使った期間限定のケーキと、ショコラパリジャンというホットチョコレートで一息入れてから帰る。買い物して、お茶をして、なかなか贅沢なひとときでした。

ミートソース

冷凍庫のミートソースを解凍して、パスタと合わせる。あとは、セロリ、きゅうり、サニーレタスを切っただけのサラダ。夫には、コンポタうどんとパプリカ切っただけ。

セレクションボックスの” Harmonie ―絶妙な出会い― ” を開ける。

昔はセレクションボックスは1種類しかなかったんだけど、年々1箱の中身が多くなり、高価になり、いつしか2種類、3種類と増えていき、今では4種類が通例。セレクションボックスを楽しみにしている人間からすれば出来れば全部買いたいが、正直結構厳しい(ほかにも買いたいものがあるので)。ちなみに今年は、4種類販売されているうちの2種類を買いました。

テーマが「絶妙な出会い」とあるように、組み合わせの妙にフォーカスしたボックスです。

  • エクアトゥールキュマン(ジャン=ポール・エヴァン)エクアドル産カカオ×クミン×ヴァニラ
  • 四季春ココ(ドゥブルベ・ボレロ)ミルクガナッシュ×ウーロン茶+ホワイトガナッシュ×ココナッツ
  • ライム&パクチー(パティシエ エス コヤマ)ライム×パクチー
  • マッティーノ―朝―(ユミコ サイムラ ピッコラ・パスティチェリア)エクアドル産カカオ豆×ブラジル産コーヒー×ソレント産レモン×ピエモンテ産ヘーゼルナッツ
  • フランボワーズ ユズ(ショコ オ キャレ)フランボワーズ×ヴァーベナ×ユズ
  • デュオ キャラメル ローズ・フランボワーズ(ブルーノ ルデルフ)バラ×フランボワーズキャラメル
  • オンソレイユ(セバスチャン ブイエ)トマト×いちご×プラリネ
  • ヴィニョーブル(ル ショコラ ドゥ アッシュ)赤ワイン×バラ

トースト

トーストに、昨日買ってきたフェルベールのジャム(チョコ?)を早速開ける。

毎年おなじみの、ジャンポールエヴァンとのコラボで、今年は、フランボワーズのコンフィチュールにホワイトチョコを掛け合わせ、カルダモンをアクセントにしたもの。カルダモンは言われないと気づかないくらい程度のさりげなさで、それがすごく上品。

コラボジャムを食べるのは2度目だけど、ジャムなのかチョコなのかどっちでもないハイブリッドな味にまとまっているのが、本当に驚く。正直、パンはなくてよくて、そのまま舐めるのが一番おいしい食べ方なのではないか…と思ってしまうおいしさだった。

JEAN-PAUL HÉVIN

ジャンポールエヴァンで美味を堪能。

10時半という、チョコレートケーキを食べるには微妙な時間帯に出かけたため、滞在時間のほぼすべてを、私と夫とお店の人と3人だけという中で過ごしました。百貨店なのに、BGMがまったくかからない空間って、ちょっと貴重かも。チョコレートを買ったときにも感じましたが、お店の人の客あしらいが上品なのがまた嬉しい。

今日食べたのは、パッション。下から、ビスキュイ、ガナッシュ、ムースの3層仕立てで、ムースがパッションフルーツ風味。ビスキュイとガナッシュの間に、クルスティヤンというカリカリした食感の生地が挟まっていましたが、そのおかげで食べるときにリズムがついて、軽やかな食感。パッションフルーツがキーンと来るのかなと思いきや、思っていたより穏やかで、ビターチョコレートのガナッシュとの相性も良く、なんというかバランスよく調和していて、圧倒的においしい。最後まで鮮烈な印象のまま食べ終わってしまった。

最後の一切れを食べるときに、食べ終わるのが残念って、こういう気持ちなんだろうなぁと思いながら食べた。

もう1個違うケーキを食べようと思っていたのだけど、「エクレールは、金土日限定です」といわれたので、ついついそれを。オーソドックスにおいしい。

なんか、もう1個食べれる気がする…ということで、夏の間だけ提供している、ヴェリーヌからひとつ。ヴェリーヌ・ショコラカフェ。「フルーティな香りが特徴のエチオピア産コーヒーを使用したクリームと軽やかなブラジル産カカオのムースの組合せ。 」だそうで、まったり濃厚そうと思いきや、シュッとした切れとビターなコクが大変おいしい。

立て続けに3個を一気食いという品のない食べ方をしてしまったが、しかし、とても満足です。そしてこれを書きながら、また食べたいなぁと思っているのでした。

ちなみに夫は、ショコラショーを飲みながら、私の食べっぷりを楽しげに見ておりました。

Selection Box 〈Nature〉

サロンデュショコラで買ってきたセレクションボックスをとうとう開封。今年のセレクションボックスは4種類で、2019年のテーマである「Tous les gouts sont dans la Nature! ショコラは自然の贈り物」からイメージした「Nature」(16個入り)のほか、「Fruit」(12個入り)、「Hakko」(8個入り)、「World Chocolate Masters」(7個入り)。最終的に、「Nature」を買いました。

セレクションボックスの楽しみは食べ比べ。でも、今回のセレクションボックスは、比較的、味の組み立てが似通ったものが多かったように思います。その分、ブランドの違いがよくわかるともいえるような気がしますが、お菓子は素材勝負だから、ある一定の値段を超えると、あんまり味の違いって、よく分からないのよね…。お菓子で独創性を出すのって、本当に難しいと思う。

記録もかねて、16種類を下記に一覧しておきます。

全体的には余韻を長く残すよりは、パッと広がってシュッと消える後味のショコラが大半で、それが今の流行りってことなのかもしれません。どれもおいしかったけど、好みだなーと思ったのは、ティムット、キャラメル、フェルベールのヴァニーユ、キャラメル・パリのミエル、かな。

普段はわが家で一番寒いところに置いておくのですが、そこから持ってきてすぐに食べると、美味しさはイマイチ。食べる2時間ほど前に、リビングに持ってきて置いておいてから食べるのがちょうどいい塩梅だったのですが、つくづく、チョコレートとは繊細な食べ物だと思いました。温度でおいしさが大違いなんだものねぇ。