タグ別アーカイブ: Christine FERBER

わかめうどんときのこうどん

冷凍うどんに、ブラウンえのきと揚げ玉、ヒガシマルうどんスープ。私はわかめをたっぷり、さらにあらびき赤唐辛子もたっぷりかけて食べました。

毎年グズグズ悩みつつ買わなかったフェルベールのチョコレート、あまりにコンフィチュールがおいしかったので、今年はとうとう買いました。

今年も4種類のアソートボックス(鳥とハート/鳥と花/鳥とフルーツ/鳥とエピス)を持ってきており、さすがに全部買うのは無理…なので、事前にさんざん悩んで、「鳥と花」という、定番品が多く入ったクラシックな味わいの詰め合わせを買いました。うっとりするほど箱がかわいい。

中のチョコは以下の通り。★が今回の新作です。

  • Vanille Ganache grand cru 66%(バニラのガナッシュ)
  • Poivre Ganache grand cru 66%(胡椒のガナッシュ)
  • Miel Ganache miel de sapin(もみの木のはちみつのガナッシュ)
  • Pralin Pralin amande,noisette(アーモンドとくるみのプラリネ)
  • Madame Ganache framboise,rose(フランボワーズとバラのガナッシュ)★
  • Manjari Ganache grand cru 66%(マンジャリのガナッシュ)
  • Framboise Confit de framboise / Ganache grand cru 66%(フランボワーズのコンフィ/ガナッシュの2層)
  • Passion Ganache lait / Fruit de la passion(パッションフルーツのガナッシュ)
  • Mademoiselle Confit de griotte,kirsch / Ganache grand cru 66%(キルシュ風味のサクランボのコンフィ/ガナッシュの2層)★

どれもおいしいんですが、とりわけコンフィの入ったチョコレートは絶品でした。ただ、コンフィチュールに比べると、チョコレートは感激が薄い…ので、来年はもうコンフィチュール1本で行くかなと思いました。

トースト

トーストに、昨日買ってきたフェルベールのジャム(チョコ?)を早速開ける。

毎年おなじみの、ジャンポールエヴァンとのコラボで、今年は、フランボワーズのコンフィチュールにホワイトチョコを掛け合わせ、カルダモンをアクセントにしたもの。カルダモンは言われないと気づかないくらい程度のさりげなさで、それがすごく上品。

コラボジャムを食べるのは2度目だけど、ジャムなのかチョコなのかどっちでもないハイブリッドな味にまとまっているのが、本当に驚く。正直、パンはなくてよくて、そのまま舐めるのが一番おいしい食べ方なのではないか…と思ってしまうおいしさだった。

サロンデュショコラに行ってきた

今年もサロンデュショコラに参加したのでした。思い起こせば初めて行ったのは2010年で、それ以降皆勤しているので、今年で11回目。この忠誠心、自分でもなんだか感心します。

今年も、ここ数年ご一緒しているチョコレート友達と一緒に行きました。

会場には、チョコレートで作られたオブジェがいろいろ飾られているのですが、これもそう。ニコラ・ベルナルデによるもので、ホワイトチョコレートが200キロも使われているそうです。カメラに収めきれないほど大きかった。

この白熊の前は、本来はロビースペースなんですが、初日ということで、会場内には収まりきらない行列の飛び地となっており、とにかく熊のギリギリまで人がぎうぎう。このくまちゃんに目を向ける人はほとんどいないのでした。

多分、会場には3時間近くいたと思います。私は大行列のブランドにはいかなかったので、わりと早く買い物が終わったんですが、一緒に行ったお友達は最初に並んだフィリップ・ベルで1時間以上待ち、その後も、キャラメル・パリ、フランソワ・ジメネーズと、行列のできるブランドを中心に攻めていたので、なかなか大変そうでした。

私は言えば、待っている間に、色んな売り場を覗けたので、結構楽しかった。色々試食させてもらったし。そういえば、明治のブースで初めてVR体験をしましたが、楽しかったです(確か、カカオの森を鳥の目で俯瞰する、という感じのもの)。酔うかな…と思いましたが、大丈夫でした。

買い物を終えたら、会場近くのタリーズで、ハムとチーズが挟まったピッツァサンドを食べながら、だらだらとお喋り。ここで2時間近くいた気がする。

お友達が喫煙者なので、ずっと喫煙室にいたんだけど、帰宅したら全身たばこ臭がすごくてびっくりした。夫にははよ風呂入れと言われるし、コートは結局クリーニングに出さざるを得なかった(コートを脱がなくてよかったとは思った)。私も昔は喫煙者だったので、今もたばこの煙にはまぁまぁ寛容なのだけど、なかなかあれはすごかったな。

今年は、買ったものを全部並べて写真に撮ってみた。Instagramだとこういうことしている人を沢山見るので、その真似。参加したての頃は、頭で財布の上限を意識しながら買い物していたけど、ここ数年はそんなこと考えずとも、例年ほぼ同じ金額のところでストップがかかるようになった。相場感が働くようになったのもあるし、単純に、体力的に持ちきれる量というのが、例年一定なのかもしれない(チョコレートは、案外重い)。

チョコレートの華はボンボンであるという認識はゆるぎないのだけど、感動の閾値を超える機会はもうほとんどないのかなとも思っていて、ニューカマーを追い回すよりも、お気に入りのお店のがいくつか買えたら、もういいわと思うようになった。しかも、お気に入りの店は案外日本にショップがあるものが多く、わざわざこうした会場で買う必然性も大分薄れてきた。

だもので代わって買うことが多くなってきたのが板チョコなんだけど、これも数年かけてお気に入りを開拓したら、新しいのを買う体力がなくなってきていて、今年もいつものを買ったらそれで精いっぱいになってしまい、なんかもう、トシとったなぁーと、変なところで体力のなさを実感する羽目になったのでした。

フェルベールの、タルトフランボワーズショコラ。これ買うために並んだのが、私の唯一の行列体験だったかもしれない。

並んでいる最中に一瞬、お友達の分も買うべきか…? と悩んだけど、フェルベールそんなに好きでもないようだったし、まぁいいかと思って自分の分だけ買ったら、あとから「私も欲しかった」と言われて、ちょっと反省した。こういう時は、いらないと言われるの覚悟で、2人分買うべきなのよね…、きっと。

ヘーゼルナッツ風味のタルト生地に、マンジャリガナッシュ、フランボワーズジュレの乗ったもの。濃厚で甘酸っぱくて、美味しかったです。

Rodda’s

昨日、銀座三越に行ったら、少し前にネットでオープン情報を見ていたロダスがオープンしていたので、少し並んで(一応話題のお店なので、夕方でも4~5人ほどは並んでいました)、コーニッシュクロテッドクリームの小さいパックを1つと、スコーンを2つ買う。クロテッドクリームは28グラム入りで330円ほど。現地だと、100グラムで3ユーロほどらしいのですが、ここは日本。仕方なし…。

クリームとスコーンだけなのかなと思っていたら、パウンドケーキやバターファッジ、クッキーやジャムなど、意外と色々あって、ちょっと目移りしてしまう。でも、もちろん、初志貫徹でスコーンを。プレーンとレーズン。軽く温めて食べたけど、いかにもイギリスっぽい、みっちりもすもすのスコーンで、クリームたっぷりがおいしい感じ。そういえば、昔食べたベノアもこんな感じだったなぁと思いだしました。

久しぶりのクロテッドクリームは、口の中でシュッと溶けて、濃厚なのにはかない感じがおいしい。たっぷり行きたいが、控えめに楽しむのが、たぶん、正しい。

せっかくなので、今あるジャムを全部食べきったら開けようと大事に取っておいた、クリスティーヌ・フェルベールのジャムを開ける。アルザス産ストロベリー・ビターチョコレート。ものすっごいふたが硬くて、夫に開けてもらったんだけど、縁すれすれまで入っていて笑った。

ジャムは驚くべきおいしさで、思わず吠えてしまった。

Selection Box 〈Nature〉

サロンデュショコラで買ってきたセレクションボックスをとうとう開封。今年のセレクションボックスは4種類で、2019年のテーマである「Tous les gouts sont dans la Nature! ショコラは自然の贈り物」からイメージした「Nature」(16個入り)のほか、「Fruit」(12個入り)、「Hakko」(8個入り)、「World Chocolate Masters」(7個入り)。最終的に、「Nature」を買いました。

セレクションボックスの楽しみは食べ比べ。でも、今回のセレクションボックスは、比較的、味の組み立てが似通ったものが多かったように思います。その分、ブランドの違いがよくわかるともいえるような気がしますが、お菓子は素材勝負だから、ある一定の値段を超えると、あんまり味の違いって、よく分からないのよね…。お菓子で独創性を出すのって、本当に難しいと思う。

記録もかねて、16種類を下記に一覧しておきます。

全体的には余韻を長く残すよりは、パッと広がってシュッと消える後味のショコラが大半で、それが今の流行りってことなのかもしれません。どれもおいしかったけど、好みだなーと思ったのは、ティムット、キャラメル、フェルベールのヴァニーユ、キャラメル・パリのミエル、かな。

普段はわが家で一番寒いところに置いておくのですが、そこから持ってきてすぐに食べると、美味しさはイマイチ。食べる2時間ほど前に、リビングに持ってきて置いておいてから食べるのがちょうどいい塩梅だったのですが、つくづく、チョコレートとは繊細な食べ物だと思いました。温度でおいしさが大違いなんだものねぇ。