日別アーカイブ: 2011/11/16

コーンスープ

カテゴリー: 夕食 | 投稿日: | 投稿者:

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今日は寒いんでやっぱりスープだろうと、夏場に冷凍しておいたとうもろこしを解凍し、チキンスープ、コーンクリーム缶と一緒につぶつぶコーンスープを作る。

合間に平翠軒で買ってきた白金豚ソーセージをグリルで焼き(美味)、にんじんとブロッコリーをせいろで蒸してそのまま出す。パンはグリーンブレッドの食パン。このパン、おいしかったです。たしかに余分な味がしないって感じで、じんわりおいしい。

炒り豆おにぎり

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新橋演舞場で行われている吉例顔見世大歌舞伎の昼の回に行ってきました。

今日の演目は、「傾城反魂香(けいせいはんごんこう)」土佐将監閑居の場、「吉野山」「魚屋宗五郎」の3本。どれも好きなお芝居なので張り切って出かけました。

「傾城反魂香」の主役は浮世又平といいますが、この人、吃音がひどいという設定なので、別名「吃又」ともいうそうです。何とも時代を感じる別名ですが、この話の本筋は夫婦愛。思うようにしゃべることができない又平に代わって、奥さんであるお徳さんが、それはまぁよくしゃべります。世話女房ってのはたいがいおしゃべりですが、あれだけよくしゃべると、聞いてるほうも気持ちいい。いい奥さんだなぁ、と。

以前に、又平を吉右衛門、お徳を芝雀で観ましたが、今回は又平に三津五郎、お徳に時蔵。吉右衛門丈の又平は何となく憎めない愛嬌のある男という印象でしたが、三津五郎丈の又平は絵師として認められない苦悩みたいなものがにじみ出てて、吉右衛門丈の又平より少し陰のある男という印象を受けました。最初の虎退治のシーン、手水鉢の奇跡、最後の大頭の舞と見どころもいっぱいだし、台詞もいいし、歌舞伎らしい歌舞伎だなと思います。

「吉野山」は何度も観ていますが、今回は菊之助&松緑のコンビ。言うに及ばずキレイとしかいいようがないわな。だんだん清元を聞くのも慣れてきた気がするけど、まだまだ。

今日一番のお楽しみだったのが「魚屋宗五郎」。

宗五郎が菊五郎、おはまが時蔵、三吉が松緑、おなぎが菊之助、太兵衛が團蔵、浦戸十左衛門が左団次、磯部主計之助が三津五郎。あとは、おみつに萬次郎。なんとなく萬次郎さん好きなんで、観ると嬉しくなる。大事な小道具である酒を持ってくる丁稚役には松緑さんのご子息大河ちゃんが扮していましたが、あまりに達者なんで驚いた。あんな年であれだけのセリフをしゃべって、まぁすごいもんです。

とにかくね、菊五郎さんの宗五郎は絶品です。いやぁ、ほんとに楽しかった。

今日のお弁当は、あおばた大豆を炒って炒り豆を作り、ご飯と一緒に炊き込んだものをおにぎりに。

分量は、あおばた大豆50グラムを中火のフライパンで乾煎りし、ご飯2合、塩ふたつまみと一緒に普通の水加減で炊いただけ。しみじみおいしいです。

パンプリン

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レーズンパンが1個余っていたからと昨日の夜作っていた、パンプディングを朝ごはんに。

卵1個、牛乳200cc、砂糖大さじ1をよく混ぜ、茶こしで漉しながら、流し缶(小)に注ぎ入れる。流し缶には薄くバターを塗り、カラメルタブレットを6つ入れています。私はカラメルを作るのがすごく苦手なんで、このタブレットはほんとにありがたい。ここに、適当な大きさに切ったレーズンパン、適当な大きさにちぎったプルーン1個、ざく切りにした干しりんごのカルバドス漬けを散らし、お湯を張ったバットに入れて160度のオーブンで25分ほど。

思いつきでいれた干しりんごがいいアクセントで、思ってたよりもおいしくできました。これ、2年ほど前に作ったっきり冷蔵庫に放置していたのですが、案外使い道がありそうです。