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かぼちゃのニョッキ

かぼちゃのニョッキ by nekotano

先日大失敗したかぼちゃのニョッキをもう1度作る。

かぼちゃは皮をむいてレンジでチンし、薄力粉といっしょにフードプロセッサーでこねて緩めの生地にする…までの手順は前と同じ。分量は、かぼちゃ310グラムに対して、薄力粉100グラム。ほんとは60グラムにしたかったんだけど、全くまとまらないのでしかたなく100グラムまで増やしだ次第。

なのに、これでもなかなかまとまらないので、これ以上粉を入れるのは諦めて、打ち粉をたっぷり振りながら整形。これで50グラムほど余分に粉を使っているような気がする。その甲斐あって、きれいにまとまり、ゆでても溶けることはありませんでした。

ただ、食べた感じがニョッキというより、すいとんみたいな感じになっていて、個人的にはまたしても軽い敗北感を覚える結果に(私は芋っぽいニョッキが好きなのです)。すいとんも好きな夫は、「これはこれでおいしい」と問題なさそうなのが救いでしたが。

ソースは、今日はスティルトンをベースにロックフォールを少々。スティルトンって、加熱するとすごくマイルドでクリーミーになるんだなぁ。部屋中、臭いはすごかったですけど、おいしかったです。

今回のニョッキ作りは、夫も大活躍。私が粉ね台を出してニョッキを整形している間に、フードプロセッサーを洗い、鍋に湯を沸かし、フライパンのソースの様子をチェック。最後にソースをからめている間にも、次々洗い物をこなし、完成に合わせて台所をきれいにしてくれました。

普段はこんなことしてくれないので、少し驚きましたが(いつもは、マンガ読むかテレビ見ながら待ってるだけ)、んー、やればできるじゃないか、夫。またニョッキを作るときは、よろしくお願いします。

かぼちゃのニョッキ

ニョッキ by nekotano

だいぶ前からリクエストされていたかぼちゃのニョッキを作る。

かぼちゃ正味300グラムをレンジで6分ほどチンし、フードプロセッサーでつぶした後に、薄力粉170グラムを加えて軽く練り、棒状に伸ばした跡、適当な大きさに切り分けて、塩水を沸かしたゆでさっとゆがき、生クリーム100cc、牛乳100ccに、ゴルゴンゾーラピカンテ、ロックフォール、スティルトン合計80グラムを溶かしたソースに絡める。

だったんですが、結婚して以来、最大級レベルの大失敗に終わりました。

ニョッキをゆでたら、ドロドロに溶けちゃったんです。ここで大パニックになったせいでソースを煮詰める時間も短くなってしまい、チーズ味の汁にすいとんの出来損ないが沈んだ代物が出来上がりました。

私は料理センスが全然ないのですが、その分、本を見ながらゆっくり丁寧に作るほうなので、大失敗をした経験がほとんどありません。最大の敗因は慣れでしょうね…。以前はそこそこ作っていたので、もう大丈夫とタカをくくって、復習しないで作ったのが原因でしょう…うう。

粉の量が少なかったのかな…と思いましたが、あとで本を見返したらそういうわけでもなく。ってことは、ゆですぎが原因でしょうか…。

食べたら、味はまぁ案外悪くなかったですけど、あまりの失敗に茫然。私の憔悴っぷりに、いつもは口やかましい夫が、「いや、おいしいよ。十分おいしいよ」と無駄に「おいしい」を連発し、食後の皿洗いまでやってくれました。ここまでやってくれるなんて、よっぽどがっかりしてたんですね、私。

かぼちゃのニョッキ

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蒸して冷蔵庫に入れておいたかぼちゃは、ニョッキLOVEな夫のリクエストにより、ニョッキになりました。

有元葉子さんのレシピを参考に、フードプロセッサーでこねこね。かぼちゃ250グラムに対して薄力粉カップ3/4ほど、水大さじ2程度で回したんですが、やっぱり少しゆるくて、成型する際に大量の粉を追加。結果的にカップ1杯強の粉を使った気がします。

ソースは、生クリーム+ゴルゴンゾーラで行きたいところですが、ないんで、無塩バター+塩少々+ローズマリーで。

見た目はビミョーな感じですけど、かなりおいしかったです。夫大喜び。

有元葉子の料理教室 (講談社mook)

有元葉子の料理教室 (講談社mook)

かぼちゃのニョッキ

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ハロウィーンに合わせて…というわけではなく、たまたまかぼちゃペーストがまだ残っていたので、今度はニョッキに。

「有元葉子の料理教室」を見ながら久しぶりに作りましたが、だいぶ生地がゆるゆるで半分パニックになりながら作りました。でも、ゆでている間もほどけず、柔らかい口当たりでおいしかったです。夫はもう少し粉っぽい方が好みなようでしたが…。

ソースは、生クリーム+青かびチーズ。ゴルゴンゾーラ ドルチェを使いたかったのですが、大きいのしかなかったので「似たような感じのマイルドなのありますか?」というとで、サンタギュールを勧められたのでそれで。確かにマイルドだったのですが、ちょっとソースにするにはパンチ不足だったかも。普通に食べると結構おいしかったのですが。

口直しがわりに、いつものドレッシングで和えた、きゅうりとハムのせん切りサラダ。生クリーム系は途中で飽きてくるので、合間に食べると妙においしい。

有元葉子の料理教室 (講談社mook)

有元葉子の料理教室 (講談社mook)

かぼちゃのニョッキ

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ああ、パスタ食べなきゃなーとか思いつつ、なぜかニョッキ。かぼちゃが安かったので買っておいていたのですが、ちょうど有元葉子さんの本にかぼちゃのニョッキがあったのでそのレシピで作りました。

本だと、レンジで加熱して、粉と一緒にフードプロセッサーに入れて、少しずつ水を加えながら回す…とありましたが、洗うのが面倒なので、レンジでチンして裏ごしして粉と水を適当に入れて手でこねちゃいました。かぼちゃの裏ごしはじゃがいもより全然ラクなので、特に問題なし。それほどしっかりはこねませんでしたが、なかなかいい感じのもっちり感に仕上がってくれました。

ソースはずいぶん以前のいただき物のマスカルポーネ入りゴルゴンゾーラを解凍し、牛乳でのばしただけのもの。かぼちゃの甘さとゴルゴンゾーラの塩気がぴったりで、赤ワインにも合うと思います。

夫はこれとても気に入ったようで、また作って、とリクエストされました。

有元葉子の料理教室 (講談社mook)

有元葉子の料理教室 (講談社mook)

ニョッキ

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昼ご飯は失敗したので、夜は夫の好物にしよう…と久しぶりにニョッキを作る。お手本にしたのは東麻布にあるイタリアン「カメレオン」の萩原シェフの本「大人のパスタ」に載っている一品。

レシピを見ると、意外にしっかり薄力粉が入って、パルミジャーノに卵と、かなりリッチな感じ。先日IKEAで購入したでっかいこね台と、先日旅行先で購入したニョッキに筋をつける板を使って、ちまちま80個のニョッキを作る。結局、1時間半くらいかかりました…。

写真は全然おいしくなさそうだけど、出来上がりは今まででいちばんおいしかったー(と、夫が言ってます)。

今まで何回か作ってきたけど、自分なりのコツがやっといくつかつかめてきた感じ。ポイントは、芋は断然メークイン、じゃがいもは皮つきで丸のまま中までしっかりゆでる、必ず裏ごしする、粉は芋の3分の一が目安、練らない、捏ねない、パルミジャーノを入れたほうがおいしい…ってところでしょうか。あくまでうちでは…ですけれど…。

最初はレシピの通り、バター+シナモンにしましたが、おかわり時はバター+パセリにしました。個人的には、こっちのほうが好きかな。

大人のパスタ―組合せが楽しい58レシピ

大人のパスタ―組合せが楽しい58レシピ

ANTI-HEBLINGAN

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ウチとは大違いなおしゃれなM夫妻に誘われて、水道橋の「ANTI-HEBLINGAN」というお店でお食事。例によって迷子になって遅刻する私なのでした。おしいところまでは一人で行けたのだけどなぁ…。最後の最後で店を見つけられず、夫に迎えてに来てもらう。

私はお酒のある席ではタバコが吸えないと厳しい人なのですが、食事がおいしければ話は別。結構年季の入ったスモーカーですが、おいしい食事とタバコの煙は相性が悪いことくらいは知っていますし、実際おいしければ、吸いたいとは思いません。この店ではちっとも禁断症状が出ず、よかったよかった。

何食べたかなぁ。突き出し代わりに牡蠣の燻製、ラタトゥイユに有機野菜のスティック、チーズの盛り合わせ、ムール貝の蒸し物、ニョッキ、パエリア(写真)。記憶にあるのはこんなところ。どれもとてもおいしかったです。夫はニョッキは「うちのニョッキのほうが好き」とこっそり耳打ちしてきたが、うれしいことをいうじゃないか。でも、ここのニョッキもおいしかったです。

M夫妻も畑をやってみたいそうですが、都会で畑もできる物件ってのは、なかなかないそうです。かといって、うちみたいに田舎に住むのはどうですかとも提案しづらく…。いいところなんだけどなぁ、うちの街も…。

ちなみに、店名の「アンチヘブリンガン」とは、「秋日和」という映画に出てくる薬の名前だそうです。小津映画、全然知らないので、今度観てみようと思います。

ポテトニョッキ

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じゃが芋があったら、うちでは間違いなく「ニョッキ」とリクエストが出てきます。少し余裕が出てきたので、久しぶりに作ることにする。簡単なお料理ですが、じゃが芋を茹でて(もしくは蒸して)、裏ごしして、こねて、また茹でる、と複数の工程があるので、ちょっとめんどくさいのです。

ニョッキは家庭料理なので、正直、正しいレシピってのがありません。私自身、どうしたらいいのか、散策中の身。なので、今回は、アルポルトの片岡護シェフの本にしたがって作ることに。

私は普段、強力粉とじゃが芋だけで作るのですが、片岡シェフのレシピだと、薄力粉を使い、卵、パルミジャーノを入れるリッチな配合。おかげさまでとてもおいしかったです。片岡シェフのレシピだと、トマトソースをかけるのですが、とてもそこまで余裕がなかったので、パセリバターで済ませてしまいました。でも、これでも十分です。

イタリア料理の基本〈2〉

イタリア料理の基本〈2〉

Al Ceppo

この日はお仕事を一緒にさせていただいた方と会食でした。「ニョッキの旨い店でお願いします」とお願いしたところ、白金にある「アルチェッポ」と言うレストランを予約してくださり、しかもご馳走までしてくださって、いやはやありがたかったです。

実はわたくし、イタメシ屋さんに行くのは初めてなのです。大体、長々としたメニューがずらりと並ぶ店自体、そんなに経験がありません。「何がいい?」とにっこりされても、サービスの方に色々説明を受けても全くわからんので、全てお任せにしてもらいました。

写真を撮る雰囲気ではなかった(決して気取った店ではありませんでしたが、来ている人の人種が私とは違う感じ)ので、記憶のある限り、食べたものを書いておきます。メニューの文面がちょっと暑苦しい感じなのが、イタリアと言う感じがします。

  • 前菜
    • 吉田牧場のクリーミーなモッツァレラチーズとおいしいトマトのサラダ。全作さんの想いをここに!
    • ポルチーニ茸のフリット
    • なんとか(忘れた。イタリアのちょっと固くて苦味がある野菜)のマリネ
  • パスタ
    • イタリア野菜ラディッキオとタレッジョチーズのニョッキ。ミラノの街中、リストランテの夜!
    • 茄子と吉田牧場のリコッタチーズのラヴィオリ。フレッシュトマトとバジリコの香り。
    • いろいろ貝とからすみ、青菜のアンチョビオイルスパゲッティ。地中海の香りいっぱいで。
  • 主菜
    • 本日のお肉(鳩だった)のシンプルな炭火焼き、黒胡椒風味。白いんげんとルケッタサラダ添え。
    • 金目鯛のアクアパッツァ風煮こみ
    • もう一品あったが、記憶にない…
  • 追加
    • チーズの盛り合わせ(4種類くらいあったが、どれが何なのかよくわからなかった。「チーズとどうぞ」と添えられた、ナッツと砂糖が練りこまれた甘くて堅いパンが妙においしかった)。
  • デザート
    • 私はティラミスにブレンドコーヒー。

とってもおいしかったですが、初めて食べるものも結構多くてちょっと緊張しました(鳩とか)。なんといいますか、もうちょっとお外で食べるのにも慣れたいなぁと思った夜でした。

そうそう、念願のちゃんとしたお店でのニョッキの感想なんですが、すごく口ざわりがよくてとってもきめの細かいマッシュポテトを団子状にしたという感じ。小麦粉の存在なんてちっとも分かりませんでした。表面はつるつるなのに、口に入れるとふわぁーっと溶ける、そういう感じなんですが、うちでじゃが芋優先のレシピで作るとどうしてもこのように表面がつるつるになりません(ゆでているうちに、表面がはげてくる)。この辺がプロの技なんかな。気長にがんばろう。

Al Ceppo -アルチェッポ 白金-