タグ別アーカイブ: デイリーフード

魯肉飯

豚バラ塊肉を買ってきて、角煮にするか、魯肉飯にするか。夫の気分は魯肉飯とのことで、今日はそうするか。

魯肉飯って、本物を食べたことがないし、お店て食べたこともないし、レシピを検索しても、結構みんなバラバラなので、正直なところ、いつも、これでいいのかなーと思いながら作っている。とりあえず、魯肉飯を構成する条件として譲れないとしているのは、豚肉を使うこと、八角/五香粉を使うこと、フライドオニオンを使うこと、甘みは氷砂糖/ザラメを使うこと、の4点。あくまで、想像でしかありませんが、この辺を押さえると「らしい」感じになるのかなぁ、と。

お肉は、現地の人でも、挽き肉だったり、ゴロゴロに切ったものだったり、様々。これは地域によって違うそうですが、これに関しては、ふたりともやや大きめに切ったのが好きなので、うちでは塊肉を1センチ角に切り分けて使っています。

お肉300グラムと、ニンニク1片を、油をひかずにフライパンに入れ、弱火でじわじわ火を通す。火が通ったら、出てきた油を捨てて、ザルにあけ、熱湯を回しかけてしっかり水けをきったら、鍋に入れる。酒50ml、フライドオニオン大さじ3、しょうがのみじん切り大さじ1、氷砂糖大さじ2、しょうゆ大さじ2、八角、桂皮を入れて火にかけ、氷砂糖がある程度溶けて、しょうゆが軽く煮詰まった感じになったら、水300mlを注いで、20分ほど弱火で煮る。しばらく置いて、もう一度煮返して、を2回くらい繰り返して、出来上がり。

魯肉飯だけもねーと、たくさんあるねぎで、マリネを作る。レシピは、長尾智子さんの『デイリーフード』にあるレシピを参考にしたので、白ワインビネガーの分量が多めで、がっちり酸っぱい仕上がり。『お料理コーディネイト帖』のレシピだと、酢の量がだいぶ減ってマイルドになるけど、私は、ネギのマリネは、酸味を強く付けるほうが好きだな。

ドルマス

2018-08-13 20.04.46

時々食べたくなるのが、ピーマンの肉詰め。ただ、定番の、半分に割って肉を詰めて焼くというのは、少し苦手。食べるのがじゃなくて、作るのが。あれ、すごく難しいし、手間もかかるし、ズボラな私には大変ハードルの高い料理です。

なので、ドルマスを作ります。ピーマンにお肉を詰めて煮込むという料理で、どっちにしろちょっと面倒な料理なんですが、焼くより煮る方が気楽。中身のひき肉だねは、『デイリーフード』にある「中近東風ミートボール」を参考に。レシピでは、ラムと豚肩ロースを半々にしたひき肉を使いますが、今日は普通の合い挽きで。しかも、全部お肉だと重たいので、半分は雑穀を混ぜます。今回はもちあわを使いました。麦とかご飯なんかもアリです。

クミン、コリアンダー、玉子、パン粉を混ぜ込んで、ちょっとゆるっとしたタネです。お肉と同量の、ゆでたもちあわをくわえてしっかり混ぜ、頭を落としてタネを取ったピーマンの中に詰めていきます。切り落とした頭をフタにして、小さい鍋に頭が上になるようにぎゅうぎゅうに立てて詰めます。鶏がらスープの素とトマトペーストを溶かした水を鍋に半分強注いで、蓋をしてコトコト煮ます。中にしっかり火が入ったら、横にしても大丈夫なので、ピーマンがくたっとし、煮汁がいい具合に煮詰まるまで煮ていきます。

器に盛って、プレーンヨーグルト、オリーブオイル、すりおろしにんにく(ごくごく少量)を混ぜたソースを添える。生のにんにくは苦手なんですが、このソースには、ごく少量でいいので絶対欲しいのよねぇ。

焼きなす、蒸しカボチャを添えて。焼きなすは、香菜ソースにレモン汁を絞って食べましたが、おいしい。カボチャは、最近は、軽く砂糖を振って蒸すだけが定番になってきました。

ピーマンとエリンギのグリルサラダ

IMG_20170725_191427_resized_20170725_085751096.jpg

残り半分のキーマカレーを晩ご飯に。カレーを温めている間に、昔、長尾智子さんのレシピでピーマンときのこのオーブン焼きみたいなのを作ったよな…とうろ覚えで、そんな感じのものを作る。あとで、本を探したら、『デイリーフード』にある「ピーマンときのこのオーブン焼き」だった。

以下はうろ覚えで作った手順。今回は、オーブンじゃなくて、グリルを使用。グリル皿にアルミホイルを敷き、半割りして種を取って3等分ほどに縦に切ったピーマンを広げ、その隙間に、手で裂いたエリンギを忍ばせる。小さくちぎったアンチョビ2枚を散らしたら、オリーブオイルを回しかけ、レモン4分の1個分を絞りかけ、絞った皮も一緒に乗せ、グリルで15分ほど加熱。ピーマンやきのこから汁が出ているので、汁ごと器に盛る。

本だとパセリも入れていたけど、確かにあるといいかも(苦味要員)。野菜の甘さ、アンチョビのしょっぱさ、レモンの酸っぱさ、野菜の焼けた苦さ(渋さ)、オリーブオイルのコクなどが合わさった、不思議な料理でした。簡単なのにしみじみ美味しい。これ倍で作って、シンプルなパンと一緒に食べるのもいいな。

昨日と同じく、今日もお酒を飲まずに、ラッシーで。

あさりとじゃがいもの煮物

あさりとじゃがいもの煮物 by nekotano

夫がいない時に食べたあさりのトマト煮が非常に美味しかったので、たべさせちゃろと思って、同じ店であさりを買って、きちんと砂抜きして、冷凍していました。

それを使って、『薬膳だから。』にある「じゃが芋とあさりの煮物」を作る。なんとなく、春キャベツも少し加えて。仕上げは、イタリアンパセリではなく、クレソン。

絶対美味しいハズだったんですけど、意外とそうでもなかったのは、煮込み時間が足りなかったから…だと思います。冷凍したものを使ったので、口が開いてすぐに取り出すと、ちょっと加熱不足なんですね。少しくらいは堅くなってもいいから、少し煮込んだほうが良かった。しくしく…。

デイリーフード』(長尾智子)の「大きな丸パン」のレシピ(ただし、塩だけ半分に)でフォカッチャ風のパンを作ってみましたが、ちょっと失敗しました(レシピ通りの水分を使ったら、ちょっと多すぎた)。ただ、言われるほどひどいデキじゃないと思うんですけどねぇ…、あさりで不機嫌になっているので、コテンパンな言われようでした。ちょっと何様なの? と思ったけどあさり失敗したからしょうがないなぁと思って耐えた。偉いわ、わたし…。

結局、夫は一切れしか食べず、残りは数日かけて、私が全部食べました。言われるほど不味いとは思わなかったけどなぁ…。

手前は、ワカモレ。これも、アボカドが不味いよと言って、ほとんど手を付けず。今日はしょんぼりな夕食でした。

お食事会

友人のnawomayoさん、どうもわたしです。さんをお招きして、お食事会。いつも、人柱になってくれてありがとうー。

どうもわたしです。さんは、糖質制限をされておられまして(ダイエッターじゃなくて、ほんとにしなきゃいけないの)、何を作ったらいいかちょっと悩んだんですが、「炭水化物と根菜を使わなければ、だいたい大丈夫! 甘いものに関しては食べる量でコントロールするから」と言っていただいたので、その辺だけに気を付けて献立を作ってみる。

野菜だったら、芋系以外はなんだって大丈夫かな…と思っていましたが、根菜類は総じて糖質高めと聞いてびっくり(大根は意外に糖質高いと聞いて驚く)。糖質制限されている方は、大豆製品はよく召し上がっているようですが、豆も、種類によっては糖質が高いものもあるので、一概に豆なら何でもいいってことではないそうです。あと、調味料も、甘味料系がアウトなのはもちろんですが、盲点なのがソースだそうです。確かに、あれ、かなり甘いよね…。

そう考えると、うちは、結構、糖質高いものばかり食べてるなぁ、と。パン、麺はもちろんですが、野菜にしても、じゃがいもを筆頭に、根菜類が多い。血糖値測る機械で簡易測定してもらって、「まぁ、標準値」でしたが、わたしも家系的に因子は持っているので、気を付けないとなぁ…と思いました。

で、作るの必死で、今日は写真撮ってません。記録だけってことで、作ったものだけメモ。

● ラムチョップのオーブン焼き
● ブロッコリーのカポナータ (『おいしいイタリア野菜教室』パンツェッタ喜久子)
● パセリ風味のおからサラダ (『わたしのとっておきサラダ』カノウユミコ)
● ブロッコリーととろとろ卵のカレーマリネ (『野菜たっぷり、の週末ビール会おつまみレシピ』藤井恵)
● ピーマンときのこのオーブン焼き (『デイリーフード』長尾智子)
● たらのフライ、タルタルソース添え

食後に、ふたりが持ってきてくれた、デメルのキルシュショコラトルテ(ちょーおいしかった!)を食べ、夕方ごろに、簡単アップルパイ。合間に、ミレービスケット、御池煎餅、アーモンドを出す。

こうやって書き出してみると、ちょっと量が少なかったかも。だって、13時半に食べ始めて、ふたりが帰宅したの22時ごろだもん。晩御飯も用意しなきゃいけなかったよねぇ…。

作る人間はそんなにおなか減らないので(料理してるとあんまりお腹減らないのよ…)そこまで気が回らんかった…、ごめん! 今度は、もうちょっとフィンガーフードも用意しておくねー。

ふたりとも優しいので、何度もおいしいと言ってくれましたが、色々反省点が多くて…。使った野菜も偏ってたし。今度はもうちょっと勉強しておきますので、また懲りずに来てくださいねー。

ちらし寿司

ちらし寿司 by nekotano

今日も夜、映画を観に行くつもりでいたので、晩御飯はささっと食べられるものを用意していたのだけど、雨が降ってきたので映画はパス。

今日のちらしずしは、長尾智子さんの『デイリーフード』に載っていた「きゅうりとみょうがのちらしずし」を参考に。本当は、その隣のページに載っていた「きゅうりとえびのサラダ ゴーヤドレッシング」を作りたくてしばらく付箋を貼っていたんだけど、おたおたしている間にゴーヤの季節が過ぎてしまったので、また来年のお楽しみに。

材料はほぼ同じですが、作り方は少し変えています。ご飯300グラムに、みょうがの甘酢大さじ2で酢飯を作り、塩もみきゅうり、みょうがの甘酢漬けの刻んだの、みょうがの梅酢漬けの刻んだの、細かく刻んでレンジでカラカラにしたお揚げ、レンジで乾煎りして梅酢で和えたしらす、甘く味付けした炒り卵、白ごまを入れて混ぜてます。

さっぱりした混ぜご飯って感じでおいしい。時々、こういうほんのり酸っぱいものが食べたくなります。

出かけなかったので、食後に『ソーシャルネットワーク』を観る。最近の映画かと思っていたら、もう2年前のなんですね。ほぼ予備知識なしで観ましたが、普通に青春映画って感じで面白かったです。

個人的には、ナップスターって単語が出てきたのに妙な懐かしさを覚えましたかねぇ。ああそうそう、そういうサービスあったよなぁ。わずか10数年ほど前の話ですが、あのころと比べると、今って激変したよなぁ、としみじみしました。とうとう自分にも、「あのころは」なんて語れる事柄が出てきてしまったのかぁ、と。そんな私は、いまだにフェイスブックの使い方が全く分かっておりません。

お弁当

お弁当 by nekotano

今日は歌舞伎(新橋演舞場の新春大歌舞伎の夜の回)を観に行く予定だったのですが、いろいろごった返していて行けず。連獅子が観たかったのだが…無念。

弁当だけは用意していたので、そのまま晩御飯にシフト。鶏ひき肉とおからの揚げ団子、甘酢あんがけ。ひいかと赤玉ねぎと香菜のマリネ風サラダ。ご飯に乗っているのは、みょうがの梅酢漬け。

揚げ団子の甘酢あんは、『薬膳だから』(柳田栄萬)に載っている「れんこん入り肉団子」の甘酢あんのレシピで作りました。鶏がらスープの素をベースにバルサミコで酸味付けしているので、いわゆる甘酢っぽくなくておいしいんです、これ。ただ、片栗粉がなかったのでくず粉で固めたんですが、作り置きしておいたら、くず寄せみたいになってしまった…。

マリネ風サラダは、『デイリーフード』(長尾智子)の「いかの山椒風味」から、材料を変えて作っています(レシピでは、いか、香菜、長ねぎ)。和え汁は、しょうが、山椒の粉、ごま、ナンプラー、塩、米酢、カンカンに熱したごま油ですが、ごま油の量だけ1/2に。ひいかで作っても問題なくおいしかったです。

明日、ロールキャベツを作る予定なので(作るの初めて)、参考がてらにRF-1でロールキャベツを1個買い、食べてみる。ロールキャベツなんて食べるの久しぶりだなぁ。野菜の高い時期なのに、結構たっぷりきゃべつが巻かれていて、ちょっと嬉しい。おいしかったです。