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かぼちゃと鶏肉のココナッツミルク煮

かぼちゃと鶏肉のココナッツミルク煮 by nekotano

ハロウィンの時に使ったかぼちゃがまだ冷凍庫の中に居て、ああ、これ、どうすべかなーと思って、ココナッツミルクで煮ようと思い立つ。

が、さらに冷凍庫の中から、だいぶ大昔に作ったレッドカレーペースト(『きょうのごはんはタイ料理』にあるレシピで作ったもの)が出てきた。ご丁寧にメモも添えてあって、「ペースト30グラムに対して、ココナッツミルク300ccでのばす」とある。じゃぁ、鶏肉はあるから、一緒に煮込んでカレーにしちゃえば? と思って、適当に作ったのが今日の晩御飯。

鍋にサラダ油を入れ、ほんのり温まってきたところでレッドカレーペーストを入れてじんわり炒めると、部屋中が一気にタイ料理の香りに包まれる。玉ねぎのざく切り、一口大に切った鶏肉を加えてよく炒めたら、ココナッツミルク(缶)400ccを注いで中火で加熱。ふつふつしてきたら、解凍したかぼちゃを加えて、ナンプラーで味を調え、ふたをして軽く煮込む。

おおよそ、ありもので煮込んだだけって感じですが、思ったよりおいしかった。しっかり辛くて、食べ終わる頃には額にうす汗。

いかとみょうがの甘辛サラダ

いかとみょうがの甘辛サラダ by nekotano

麦いかを使ってタイ風味のサラダにする。

参考にしたのは、『きょうのごはんはタイ料理』(氏家アマラー昭子)にある「あさりのサラダ」。ですが、元ネタは、あさり、鶏肉、豚肉、えびを具に、レモングラス、スペアミント、紫玉ねぎ、揚げにんにくを甘辛いソースで和えた豪華なサラダでして、どれもこれもないものばかり。

今回は、ソースだけを拝借。ナンプラー、レモン汁、チリインオイルを混ぜた、甘くて辛くて酸っぱい、いかにもタイっぽい雰囲気のソースです。

ボウルにソースの材料を入れてよく混ぜたら、長ねぎ粗みじん切り、みょうがの千切り、セロリのスライスを加えてざっと混ぜ、にんにくスライス、酒を入れたお湯でさっとゆでた麦いかを加えてよく和える。粗くせん切りしたレタスを敷いた上に盛る。

チリインオイルって初めて使ってみたんですが、思っていた以上に甘くてびっくりした。もちろん、しっかり辛くもある。結構、好みの味。買った当初は大瓶なので使い切れるか不安だったのですが、大丈夫そうです。今度は、レシピ通りの材料をそろえて作ってみたいなぁ。

奥は、かんぴょうのナムル。『なすんじゃさんのキムチ・ナムルとおかずの教室』にあるレシピなのですが、以前に作って美味しかったので、また作ってみました。

戻した後、食べやすい柔らかさになるまでゆでたら、しっかり絞って水けをきり、食べやすい大きさに切って、長ねぎ、にんにくのみじん切りと一緒にごま油で炒める。味付けは、みりんと塩。最後にすりごま。

かんぴょう自体に旨味があるので、塩をあんまり入れなくても大丈夫。凄くシンプルなんですけど、しみじみ美味しいです。飽きないおかず、って感じです。

夫にはご飯を出し、私は塩豆(赤えんどう豆の塩ゆで)をご飯がわりにつまむ。軽くハイボール。

鶏肉のスイートバジル炒め

鶏肉のスイートバジル炒め by nekotano

タイ料理は一度食べると癖になるのか、芋づる式に食べたい料理が出てくる。なので、今日は、『今日のごはんはタイ料理』(氏家アマラー昭子)にある、鶏肉のスイートバジル炒め。いわゆる、ガバオご飯です。

赤ピーマンがなかったのでパスし、きゅうりを加えてみましたが、悪くない。独特の甘辛味でご飯が進む。

残念だったのは、目玉焼きが失敗したこと。私としては、結構多めの油を使ったんだけどなぁ…それでも黄身の部分がフライパンに引っ付いてしまって、取り出す時に穴を開けてしまった…(涙)。

奥は、シリコン加工したアルミホイルを使って、フライパンで焼いたもの。うちは、テフロン加工のフライパンがないので、最近はこれを愛用しているのですが、いやもうほんと便利です。目玉焼きもばっちり。最初から、これ使えばよかった…。

カレー

カレー by nekotano

ちょっと前に、新宿伊勢丹で「スパイスセット」ってのを買ってきていたんですが、中身は、生のレモングラス(15センチほどが15本ほど)、カー(近江生姜サイズ)、パイマックルー(10枚ほど)で、これで700円。この値段が妥当か同かはわかりませんが、”生の”ってのが私にはポイントでして、へー、都会だとこういうの、売ってるんだなぁ…と、作るアテもないのに購入。

これで何を作るか、じりじり考えていたんですが、やっぱり、タイカレーにしようと。参考にしたのは、『今日のごはんはタイ料理』(氏家アマラー昭子)にある、グリーンカレーペーストのレシピです。

が、うっかりしたことに、プリッキーヌーがない。どうすべと一瞬悩んで、韓国産の赤唐辛子で代用。もうすでに、この時点でグリーンカレーでなくなりましたが、まぁいいか。そもそも、うちの辛さ耐性から考えると(二人とも辛いのは苦手)、プリッキーヌーを使うのは無理がある気がするので、結果的にはよかった気もします。

材料を全部入れて、フードプロセッサーでペーストにするも、量が少なくて回し切れなかったので、結局ボウルに入れてすりこ木でトントン叩いてつぶすという、原始的な方法で仕上げる。フレッシュのパイマックルーを使うのは、ほぼ初めてだったのですが、ちぎった瞬間の香気が香しくて、ドライとは全然違うことを実感。タイ料理を作る際は、パイマックルーが必需品だということが、ようやくよく分かった次第です。

あとは、レシピ通りに仕上げましたが、問題は具。思いつきで作ったので、具が全然ない。本では、鶏肉、なす、ズッキーニ、しめじ、プチトマト、ししとうでしたが、今回は、鶏肉、れんこん、素揚げしたさといも、プチトマトで。案外悪くないなぁと思いましたが、夫は、なすが入っていないのが大いに不満だったようで、無言でした。

おいしかったんですが、いやぁ、辛かった。辛すぎて、身体がつかれたらしく、食後、コテンと寝てしまいました。まぁ、ある意味、正しい休日の過ごし方だった気もします。