カテゴリー別アーカイブ: 歌舞伎の日

富士そば

富士そば

七月大歌舞伎の午前の会に行っていました。平日の昼間に歌舞伎を観に行くのは久しぶり。何となくですが、やはり、土日に比べると少しのんびりした雰囲気があるような気がしなくもない。どのみち盛況で、人は多いことに変わりはないのですが。

今月は、海老蔵と猿之助の二枚看板。どっちも好きな私としては、とっても楽しみにしていた月でもありました。午前の部は「柳影澤蛍火」の通しと、「流星」。ここ最近、やたらと上演機会が増えているような気がする宇野信夫の戯曲。「出世」に取り憑かれた男・柳沢吉保を海老蔵さんが演じたわけですが、すごく海老蔵さんに似合いの役だなぁと思いながら見ました。でも、もっと、ワルの色香が出ててもいいなぁ…と思いつつ。「流星」は、どす黒い芝居を見た後の口直しにピッタリの楽しい舞踊でした。先月に引き続き、宙乗りする猿之助さんを拝見し、楽しい気分で締めくくれました。踊りはもちろんだけど、唄も曲も楽しいので、もう1回観たいな。

お昼は、歌舞伎座三階に突如姿を現した、紅白福うどんを食べてみようと思っていたのですが、いつの間にかなくなってしまい、弁当売り場に…(調べると、7月からお休みになってしまった模様)。当てが外れて、弁当を買う時間もないし、コンビニに行くのも無理、どうしようかなぁ…と悩んで、結局富士そばに駆け込む。昼時なので、近隣のサラリーマンも多数で、並ぶは待つわで大変だった…。

ランチタイムなので、そば+丼のお得なセットも沢山あったけど、観劇時にたっぷり食べるのは危険なので、もりそばオンリーで。もはや、これで、十分なんだよなぁ…。

ちょっと飲む

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夕方から歌舞伎座へ行き、團菊祭の夜の部を観劇。一番の話題は、やはり、菊之助さんの長男、和史くんの初御目見得でしょう。初日に花道で転んでへそを曲げたとか、なかなかちゃんと座ってご挨拶が出来ないとか、ネット上であれこれ見聞きしていましたが、実際に見てみると、ご挨拶が「できない」んじゃなくて、「やらない(やりたくない)」んだな、という感じでした。最後の手を振るところなどはなかなかしっかりしており、なかなかの御曹司風情でした。菊五郎さんのちょっと距離を取った感じの接し方に比べ、完全に孫かわいがりモードの吉右衛門さん…という違いが可笑しく、ほほえましく拝見しました。

最初の、勢獅子もよかったけど、やっぱりキリの男女道成寺がよかったなぁ。女形の菊之助さんはやはりいい…。ご本人も自信を持ってやられているのが分かるし、なんというても、美しい…。馬盥は、ものすごく久しぶりに見ましたが、案外拾いものの面白さでした。松録さんは、陰影のある役は本当によく似合います。

かなり用心して出かけましたが、やはり、歌舞伎座の三階席は寒い。しんどかった…。

日曜の夜に観劇に行くのは久しぶりでしたが、日曜の夜って、なんだかもの悲しいのですね。銀座や新宿ですら人が少なく、不思議な感じでした。

観劇の祭に、押し麦ときゅうりのサラダを持参し、さっと食べましたが、さすがにちょっと口寂しい。氷結プレミアムに、フードムードの青のりカシューナッツクラッカー。おいしい。

録画して貰った、オークスのVTRを見る。うーん、シンハライト、強い。

笹八

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まだゴールデンウィークの余韻が残る土曜日、よい天気に恵まれて、お出かけ日和でしたが、銀座は心なしか、いつもより人出が少なかったような気もしました。といっても、人は多いのですが。歌舞伎座も、席はほとんど埋まっていましたが、幕間の時のロビー売店の混雑がほとんどなく、びっくり。

今日は、團菊祭の午前の部。團十郎のいない團菊祭といいつつも、心憎い演目が並んで、楽しかった。しかし、今日の歌舞伎座は寒かったなぁ。また、冷房と戦う季節が来たのか…。

お昼は、府中の駅で調達した、笹八のおにぎり。段々、幕間の食事はこんな感じでよくなってきました…。

あなご巻き弁当

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今年の初観劇は、新橋演舞場の「初春花形歌舞伎」。

海老蔵さん、右近さん、獅童さんで、「車引」「白浪五人男」「七つ面」というラインナップで、なかなか正月らしい華やかな出し物です。時間的にもコンパクトで、正月の銀座で見るにはありがたい。ちょっと、観劇帰りにお茶したり買い物したりしたいじゃないですか。

一番のお目当ては「七つ面」でしたが、思った以上に面白かった。ほぼ新作なので、現存する十八番ものと比べると、写実的、観念的であり、ひとことでいうと現代的…というのが、見たときの最初の感想。「あほが観ても楽しめる」というのが私の十八番モノへの感想なのですが(だから好き)、そう考えると、この「七つ面」はほかの十八番モノと比べると、やや高尚な感じはします(とはいえ、そんなに難しい話ではない)。ただ、舞踊部分は海老蔵さんの身体能力あってこその振り付けなので、その部分を観るだけで十分モトがとれるお芝居だと思いました。楽しかったです。

実のところ、まだおせちがいくつか残っているので、それを詰めてお弁当に。私だけが大絶賛のあなご巻きをメインに、松風焼き(これも美味しいのに、夫は一切を手を付けず)、炒めなます。ご飯は白米と、冷凍庫に転がっていた煮ダコの煮汁を使った炊き込みご飯の2色で。

ところで、今回の筋書きは、読み物部分が面白くて、アタリだった。歌舞伎の筋書きって、ただ、役者さんのインタビューとかプロフィールをまとめただけのものが結構あって、内心不満を持ちながら買っているのですが、今回は文句もなしに黙々と楽しく読みました。いつもこうだったらいいのになー。

お弁当

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お昼に作った、煮ダコの煮汁の炊き込みご飯と、セロリの軸の炒めもの、赤だしを弁当にして、歌舞伎座へ行く。12月大歌舞伎の夜の回を観に行きました。「妹背山婦女庭訓」の杉坂屋、道行恋苧環、三笠山御殿の3幕を上演するのですが、お三輪ちゃんを、杉坂屋と道行を七之助さんが、御殿だけ玉三郎さんがやるというリレー方式での上演。

妹背山といえば、基本的に御殿単体で上演されることが多いはずで、私自身もそれしかみたことがない…と思う。人気演目なんでしょうけど、何となく好きになれないのは、どうしてもお三輪ちゃん側から話を見てしまうからで、そうなると、観劇後に真っ先に思うのは、あまりにも不条理すぎる話だよなぁ…と言う感想。

今回は杉坂屋という、タイムスリップする前段階の場も上演されたので、いわゆる通し上演的な感じで見ることが出来たのですが、お三輪ちゃんがまだ酒屋のお嬢さんとしてキャッキャウフフと求女さんと戯れているシーンだったので、これを観たせいでより最後の御殿での哀れさが引き立って、ますます嫌いになりました(話の筋的に)。見所はストーリーにあるわけではないことは理解していますが、しかし、その釈然としない気持ちというのはいかんともしがたいものです…。

ちなみにこの舞台、杉酒屋では団子ちゃん、御殿では中車さんが、印象的なお役で出ています。ヤマトタケルの時にも思いましたが、団子ちゃんの屈託のなさを観ていると、この子は大物だなぁ…と思います。しかし、子供って大きくなるの、早いね。

レストランISHIDA

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歌舞伎座で開催中の、吉例顔見世大歌舞伎の夜の回を観に行って参りました。今回は11代目團十郎五十年祭と銘打たれて、十一代目が得意とした演目がずらり。

で、夜の回は、元禄忠臣蔵の仙台屋敷(仁左衛門)に、勧進帳(幸四郎)、河内山(海老蔵)と、濃い舞台が立て続けに並ぶのですが、それもそうなんですが、しかし、大半のお客さんの最大のお目当ては、幕が開いて最初に上演される「江戸花成田面影」の中で行われた、堀越勸玄くんの初お目見えだと思います。

すでに、人から聞いたり、動画を見たりしているので、可愛いのは知っているのですが、しかし、実物はさらに可愛らしい。2歳と聞きますが(同僚によると、あのサイズだと、ほぼ3歳でしょといってましたが)、2歳って、あれくらいのことが出来るんだなぁ…。ちょっと眠かったらしく、時折目をこすったり、ぼんやりしたり、斜めに座ってお父さんに直されていたり、扇子を逆に置いてお父さんに直されていたり、「ほりこしかんげんでごじゃりますう」と挨拶したりと、可愛いことこの上ない。居並ぶ幹部たちの中でも、ことに、梅玉さんは本当に温かい笑みで彼のことを眺めており、思わず私まで優しい気持ちになってしまった。しかしね、私は、勸玄が成田屋の芸を一通り出来るようになる頃には、もう、生きてないんだろうなぁ…と、思わずしみじみしてしまった。

今日のお弁当は、最近、2階の売店で売られるようになった、レストランISHIDAのオムライス弁当。700円。まろやかで美味しいです。2Fは同じくISHIDAのプリンとか、パニーニなど、軽食を扱うようになってくれて、ありがたいことこの上ないです。

海賊弁当

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新橋演舞場で上演中の、スーパー歌舞伎Ⅱ(セカンド)「ワンピース」を観に行ってきました。なんとなくですが、普段歌舞伎を見ない人のほうが多かったような気がします。わたしゃ、写真売り場にあんなに行列が出来るところを初めて見ましたよ。

で、舞台なんですが、うーん、いやー、すごかった。私は、『ONE PIECE』を知らない歌舞伎ファンなのですが、大変に面白く拝見しました。原作が超有名だけに、前回の「空を刻む者」よりもエンタメ色を強めており、「歌舞伎ではないようにみえるけれど、しかしこれもまた歌舞伎である」といった、不思議なアンビバレンツさを持った舞台だなぁ…と思いました。特に浅野和之さん(イワンコフ)が芯になっている2幕は明らかに歌舞伎じゃないのですが、妙な説得力があって魅入ってしまった。原作は膨大ですが、3Sで濃密にまとめられていて、中だるみナシの4時間でした。

2カ月連続公演の、しかも中日頃ということで、私の周囲はすでに複数回見ているという雰囲気の方がちらほらいて、手拍子のタイミングなども堂に入ったもの。私のお隣の方などはその最たるものでしたが、あまりにのめり込みすぎていて、私が感動するタイミングが全部先取りされてしまい、やや、寂しかった…。宙乗りの時と、エンディングにゆずの北川悠仁さんが作った主題歌(「TETOTE」)が流れるのですが、立ち上がって全力で歌われたために、私の舞台の余韻がかき消されたのが、返す返すも残念なところです。多分こういう反応こそが、猿之助さんの求めるところだと思うのですが。

今回は、舞台イメージのお弁当が2種類出ていたので、折角なので、「麦わら一味 海賊弁当」を買う。開演直前に売り切れていたので、私のように記念に買う人が多いのでしょう。

中身は、ルフィをイメージしたのか、なかなか肉々しいラインナップ。骨付き鶏の唐揚げ、骨付きソーセージ、チャーシュー、ゆでもやし、千切りキャベツ、かにご飯の上に海苔、ぶり照り(かな?)、チリコンカン。1500円という値段におののきつつも、しかし、普段食べないものを食べるってのも、なかなか楽しいものです。

スープのお弁当

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芸術祭10月大歌舞伎の昼の部を見に行っておりました。さすが、芸術祭だけあって「音羽嶽だんまり」「矢の根」「一條大蔵譚」「人情噺文七元結」と盛りだくさん。特にお目当ては後半の二本でしたが、それはそれは良かった。

「一條大蔵譚」は近年やたらと上演回数が多いお芝居だそうで、観劇歴5年ほどの私ですら、吉右衛門、菊五郎、染五郎、勘九郎、歌昇…と、さまざまな役者さんでのお芝居を見ております。で、今回は仁左衛門丈。なんともいえずはんなりとした阿呆ぶりが笑みを誘うのですが、正気に戻った時との落差がすごくて、カッコよすぎやろ! と思わず胸の内で叫んでしまった。仁左衛門ファンは絶対見るべきでしょう。いやぁ、カッコよかった…。ただ、今回も鳴瀬のところでややウトウトしてしまった。いつも、ここでうとうとすることが多く、いつの間にか、鳴瀬が死んでる! となることが多いのですが、果たして今回もそうでした。反省…。文七元結は、もう、期待通りの面白さで大満足。梅枝さん扮する文七がなかなかチャーミングでよかった。

今日は弁当持参。というか、昨日、京王アートマンをぶらぶらしていたら、サーモスのスープジャーが「廃番のため大幅値引き」とたたき売りされていたので、思わず買ってしまいまして、早速に使ってみたのです。スープジャーは数年前から買いたいな…とは思っていたのですが、どのサイズを買うべきかで踏ん切りがつかず、結局買わないままだったのですが、ここまで値引きされてるんだったら…エーイ! とばかりに、ようやく買ってみた次第。ちなみに、これ(JBI271-PUM)は、0.27リットルです。

さっそく、野菜と豆のスープを作って持って行ってみましたが、なかなかいいものですね。あっつあつではないものの、ほっとする程度の温かさはキープ。当初心配していた量も、私には十分でした。ただ、私は小食の部類だと思いますので(体質的に一度にたくさん食べられない)、しっかり食べたい方でしたら、もうひとつ大きいもののほうがいいかもしれません(同じシリーズに0.38リットルというのがあります)。とはいえ、スープジャーそのものには大満足。温かさを保つにはいろいろコツがあるようなので、おいおい身につけつつ、バリエーションも増やしていきたいな。楽しみです。

はしご

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午前の部は15時50分に終了。午後の部は16時30分からなのでまだ間がある。午前・午後と同じ日にチケットを購入している人は、わざわざ劇場の外に出ずとも、手近なスタッフさんにチケットを手渡せばロビーで待っていていいのですが、ずっと狭い椅子に座りづくめで陽にも当たらないのはいかにも身体に悪い。気分転換も兼ねて、外で早めの食事を取りに出る。

連休初日だからか、今日はそこそこ冒険してもいいやという気分になっていたので、YOUでオムレツサンドを食べる気…でいたのですが、でも、やっぱり店の前を通り過ぎてなんとなくスルー。第2候補にしていた支那麺はしごというラーメン屋さんに入る。ところで、「支那」という表記、私の携帯でも、パソコンのIMEでもATOKでも表示されずに検索して出てきた文字をコピペして貼るという手順を踏んで書いてます。やはりいわくつきの言葉だからでしょうか…。なかなか難しいものです。

話は戻って、はしご(四丁目店)。カウンターだけのこじんまりした店ですが、ほどよく広さがあって清潔感のある店内なので、女性の一人客でも入りやすい。はじめてなので、いちばんベーシックそうな「だんだんめん(坦々麺)」を注文。「ご飯いりますか?」と聞かれましたが、パス。隣のお客さんを見ると、小ぶりのお茶碗に軽めに盛ってくれていて、その程よい量に好感が持てました。足りなきゃ、何度でもお変わりすればいいんだもんねぇ。

5分ほどで出てきましたが、麺は極細のストレート。うちの近所の博多とんこつラーメンよりも細いかも。辛さは程よく、さっぱり程よいコクで最後まで食べ飽きない。とてもおいしかったです。量もちょうどよく、後半の観劇前の食事にちょうどよかったです。太肉や排骨が乗っただんだんめんも気になりますが、シンプルなしょうゆ味の鶏絲麺も気になります。今度はそれにしてみるかなぁ。

エネルギーチャージして、午後の部。「伽羅先代萩」の通しです。御殿・床下だけが名作として何度も上演されていますが、私自身は、観たのは2回かな。初めて観たのは魁春さんが初めて政岡をやられた時だったと思います。うんざりするの話の割に、それなりに面白く観れたな…と記憶していますが、次に藤十郎さんの政岡で観た時はなんかちょっと政岡が非常すぎて引いてしまったという感想。なので、先代萩はなぁ…と思いつつも、でも、玉三郎さんだからなぁ…と思いつつ観てみると、予想以上に面白かった(泣けた)。というか、これ、こんなに現代的な話だっけなぁ…と思いながらの観劇でした。玉三郎さんの政岡はお家のために尽くす前近代的な意味での勤勉な女性ではなく、ごく普通に、子持ちの仕事を持つエリート女性という感じでした。飯炊きのシーンも優雅な物腰できれいだったし(だいたいはここは眠たくなるところなんです)、縁者が違うと、こんなにも印象が違うのかねぇ…とつくづく感じいった一幕でした。

竹の間~御殿の流れで十分満足してしまったからか、最後の対決・刃傷は、個人的にはだいぶ眠たかった。今回は染五郎さんが特に大活躍でしたが、全体的に台詞がキレッキレでなんだかすごかった。ただ、この幕では細川勝元をなさっていたのですが、歌六さん演じる渡辺外記左衛門に対して、「外記、大丈夫か」と何度か声をかけるシーンがあるのですが、そのたびに、「元気? 大丈夫か!!」としか聞こえず、すごくいいシーンのはずなのに、ただただ勝元がエキセントリックな人にしか見えず(お腹を刺されて死にかけている渡辺外記左衛門に舞をひとさし踊らせるという大変にデリケートなシーン)、その辺がちょいと残念だったのでありまし。

ただ、役者さんのために言いますと、3階席はどうしても音がワンクッション何かを通したような音で聞こえるので、何の音でも、ややこもり気味に聞こえます。「外記」が「元気」に聞こえたのはそのせいなのです。歌舞伎座の音響は素晴らしいとよく言われますが、1階とそれ以外の階ではだいぶ違うんですよね。ま、お値段もだいぶ違うので当然なんですけどね。

コンビニめし

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秀山祭九月大歌舞伎を観に歌舞伎座へ。出来れば昼夜で別々の日を取りたいのですが、チケット残席の関係上、今回は昼夜一気の観劇。体力持つか心配…。

秀山祭って今年で10回目だそうですが、私、今年で6回目なんですよ。まだまだ胸張れる観劇歴ではないのは重々自覚しているのですが、それでも、今回ばかりは、おー、そんなに観てるのか…と、思ってしまった次第です。毎月最低2回は観に行っているので、回数だけは、結構な量ですね。ちゃんと身になっているかどうかは疑問ですが…。

秀山祭の面白さのひとつに、普段上演されることの少ない演目がかかることがあると思います。今年は特にその傾向が強くて、午前の部で上演された「双蝶々曲輪日記 新清水浮無瀬」「紅葉狩」「競伊勢物語」のうち「新清水浮無瀬」「競伊勢物語」、初めて見るものでした。それもそのはずで、この2本、いずれも、初演が昭和28年、31年にもかかわらず、今回が4度目の上演。そりゃ、たいていの人が初見だよなぁ。

「新清水浮無瀬」は、お馴染みの「角力場」の前段階に当たり、お芝居全体の導入部です。いわゆる登場人物の来歴紹介的な感じなので、これまでほとんど上演されなかったんでしょうねぇ。ただ、私的には、梅玉さん扮する与兵衛の衣装が超ツボ! 可愛すぎる! 可愛すぎて、珍しくブロマイドまで買ってしまった! 話も「内容がない」なりに、ほんわか楽しめる内容であり、ライトな宙乗りなんかも見れて、中々に楽しい一幕。個人的には、これ、今後も、ちょこちょこと上演して頂きたいなぁと思う次第なのであります。「競伊勢物語」は、すさまじく、ヘビーな話でしたねぇ。ちょっとこれは、もう少し整理してから感想書きたいです。ひとついえるのは、菊之助さんがとっても素敵だったと言うこと。やはり、きれいな女の人の役をおやりになる菊之助さんが一番好きだなぁ。

長丁場を乗り切るべく、最初の食事はごくごく軽く。コンビニのサンドイッチと青汁。