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スヰートポーヅ

2018-02-27 13.46.40

今日は丸一日、都内をぶらぶら。昨年末から、これは絶対に観に行くんだ…と決めていた、国立近代美術館の企画展「没後40年 熊谷守一 生きるよろこび」をじっくり堪能。企画展は、最終2週間ほど前から駆け込み需要で鬼のように混む…とよく聞くのですが、まぁまだ大丈夫だろう、平日だし…と思っていましたが、私の見立ては甘かった。世の中、こんなにも熊谷ファンは多いのだ。

ところで、熊谷守一展は素晴らしかった。展覧会の常として、一番最初のブースが激混みで、若いころの絵はほとんど見られなかったのですが、私が好きなのは70歳以降に描かれた絵なので、特に問題はなかったのでした。「雨滴」という絵がとても好きなのですが、じっくり見られてうれしかった。描かれた年代順に並べられた絵を見ると、この方は、生涯、ほぼ同じテーマを追い求めて書き続けているのだなぁと思いました。同じ構図の絵をパターンを変えて何枚も描いたりなどもしており、「絵は描けば描くほどよくなる」といったことを言っていますが、画風だけでなく、そういう考え方や姿勢も含めて好きなのかもしれません。

国立近代美術館は建物自体がなかなかいい空気感があって好きなのですが、常設展をぶらぶらしながら建物も楽しむ。「眺めのいい部屋」もいいですが、「建物を想う部屋」もなかなかいいので、興味ある方はぜひ。私はいわゆる現代美術は苦手なのですが、夫はそこそこそういうものも楽しめるたちのようで、ぼんやりと立ち尽くすしかなかったインスタレーションでも、「こうやって見ると面白いよ」「こうやって考えるといいのだ」など教わったりして、ほーへーといいながら楽しめたのでした。答えがないということは決して悪いことではないのだ、ということで。

で、大満足で竹橋から神保町まで歩いて、スヰートポーズへ。ここの餃子の佇まいがとにかく好きです。焼き餃子は、皮は上だけくっつけて、脇はあいたまんま。焼き目の香ばしさと、上部のもちもちした部分が絶妙。すごい勢いで食べてしまう。

2018-02-27 13.48.53

包子(ポーズ)。素朴な皮が何ともいえずうまい。ちょっと癖のあるあんがまたいいのね。

2018-02-27 13.49.47

水餃子。みしっと噛みごたえのある皮が何より美味しい。なんていうのかな、ひとくち食べて「うまいー」って吠える味じゃないの。でも、とてもおいしい。組み立ては焼き餃子とほぼ同じなのに、味わいの方向性が全く違うのが面白い。

全部一人前で頼んだので、合計三人前を二人で食べたことになりますが、まぁお腹パンパン。血糖値がキューっと上がって半分ウトウトしながら、次の目的地へ移動する。

煮込みと納豆

2018-02-09 20.44.22

帰宅して、荷ほどきして一段落。おなか減ったので、少し食べましょうかね…と、帰り道の休憩に立ち寄ったパサール三芳(三芳PA)のお土産屋さんで買ってきたレトルトの煮込みを温め直して、水切り豆腐と一緒に食べる。

美味しかったけど、これは普通に豚もつの煮物。モツっぽい臭みも結構残っていて、ちょっと残念だった。最近、美味しいモツばかり食べていたので忘れていたけど、そうだった、本当はモツって臭いのよね…。

ご飯代わりに、旅先であれこれ買って帰ってきた納豆の中から、六合納豆を。柔らかく炊かれていて、大粒なのに食べやすい。味も濃くてかなり美味しい納豆でした。

草津に行ってきました 1

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湯畑

草津温泉に行ってきました。行先は、甲斐みのりさんの『一泊二日 観光ホテル案内』の中でも紹介されている、草津ナウリゾートホテルです。

行こうと思った決め手は、新宿からホテル直通の送迎バスがあるところでした。草津って何県? と人前でナチュラルに口にするくらい地理に疎い私ですが、東京から群馬(長野といってもよい)まで電車で行くとベラボーに大変なのはわかります。電車で行こうとすると、うちから行くので一番楽のは、大宮駅まで出て特急あかぎで長野原草津駅まで行くというルートでしょう。ここからバスに乗りかえて草津温泉ターミナルまで行く、もしくは、宿の送迎があれば迎えに来てもらうって感じでしょうか。おおよそ、片道4時間弱、5000円ほど。大宮駅を経由するので、電車で行くのも捨てがたかったのですが(駅弁を選べるから)、新宿からバス1本というのも興味があったので、今回はバス移動で。

2018-02-08 11.27.38

西新宿をスタートし、練馬ICから関越道に入り、三芳PA、駒根PAで休憩して、渋皮伊香保ICで降りて、延々草津まで。同乗者は、私ら以外はほぼ大学生のカップル、もしくは大学生の女子グループ。春休みだものねぇ、当然だよね。あとは、外国人留学生の職場見学会と思しき集団も同道いたしました。

三芳PAは隣が川越市ということで、芋のお菓子がいろいろあって、気になります。せいろでもうもうでふかしていた「いも恋」が美味しそうだったので、思わず1個ずつ。長旅なのに、トイレ休憩しかないという過酷な旅なので、温かいお饅頭はお腹にしみた。というか、これ、かなり美味しかったです。まんま、いきなりだごだけど、こういうお菓子は全国あちこちにあるのよね、きっと。

2018-02-08 13.18.05

関越道を降りてからが予想以上に道のりが長くてびっくりしたんですが、よく考えたら、草津温泉って山の上の集落ともいえるので、当然なのか。沼田あたりから「日本ロマンチック街道」という道になるんですが、これがなかなか味わい深い。途中でJR我妻線と並走するところもあるのですが、これまた味わい深い。この辺は一昨年の大河ドラマ「真田丸」ゆかりの地域で、ところどころに聞いたことのある地名や城跡名が出てきて、じんわり楽しかった。しかし、天気が良くてありがたい限り。

草津ナウリゾートホテル

ホテル着。おおむねスムーズだったけど、4時間かかったかな。腰と首が痛い。草津に入った途端に、残雪がすごくて、冬の山国に来たのだなぁと実感する。それにしてもですね、今回は、いつもにましてほとんど写真を撮っていないのです。いや、撮っているけど、ろくなのがない。何が言いたいかというと、雪景色もかなり素敵だったんですがそういう写真は1枚もないのです。残念。

2018-02-08 14.41.00

バス1本で行けるのはありがたい半面、食事をする暇がまったくないのでお腹がペコペコ。町に下りて適当な店に入るか…というのも考えましたが、ほとんど勉強していない状態で観光地に行くのは危険と判断し、ホテルのロビーのカフェでサンドイッチセット。周りをみると、観光客よりも、地元のイベント屋っぽい人とか銀行屋っぽい人が打ち合わせしてます…って感じの人が多かった。

ハム&野菜(キュウリ、トマト)。30年ほど前のローカルな喫茶店で出てくるようなサンドイッチでしたが、不思議に妙においしく感じてしまった。ガラスの向こうで雪遊びしているお子様を見ながら、ひと息つく。なごむ。

2018-02-08 17.42.42

晩御飯は、ビュッフェで。この時は、「ズワイガニフェア」をやっており、どどどんとゆでガニが積まれていました。

何を隠そう、これが今回の私の旅の目的のひとつ…ということで、色々美味しそうなものが並んでいるにもかかわらず、カニの脚ばかり黙々と食べ続けました。ただ、本当はもっとゆっくりほじほじしたかったのですが、食事時間は90分と決められており、カニをゆっくり堪能するにはちょっと時間がない…。カニの山の脇にコンロが置いてあって、それは「焼きガニもどうぞ」ということだと思うのですが、そんな余裕はなかったです。調味料がカニ酢しかないのもあって途中で飽きてしまい、結局脚12本食べるのが精いっぱいでした。無念…、もう少し食べたかった…。あと、マヨネーズとレモンも欲しかったなぁ。

私なりに精いっぱいカニを堪能したのですが、隣の席の妙齢の女性二人連れもカニ攻めをしており、しかも、ゆうに私の3倍は食べていたのには驚きました。しかも、食べ方もきれい…。上には上がいると思い知った今回の旅でもありました。

2018-02-08 18.46.39

カニばっかりもよろしくないわよね…と、サラダとちらし寿し。サラダはいわゆる「和え物系サラダ」を少しずつ全種類いただいてきましたが、これで飲めちゃうよね…って味。ちらし寿しはかなり甘めでした。写真を撮り忘れたのですが、蒸した下仁田葱と鶏肉に味噌だれをかけたのや、ローストポークは結構おいしかった。

せっかくなので、デザートも。チョコレートファウンテンって一度やってみたかったのですが、チョコレートソースが意外にサラサラしていて、チョコレートをたらさずにお皿に乗せるのが、案外難しかった。すごくおいしいわけじゃないけど、なんか楽しい。こんなことでもないと体験できないので、積極的にチャレンジしておきます。

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2018-02-08 18.08.43

夫チョイス。お寿司だけは注文制なのですが、いきなり6カンも頼んでいて、ビュッフェなのに一瞬で終わらせる気満々だったのが笑える。後から聞いたところ、お寿司もそうだが、最初に天ぷらを食べたら、一瞬でおなかいっぱいになった、と言っていました。

そこから先は、私が黙々とカニをほじほじしているのを見つつ、なんとなく口さびしくなったらぶらぶらしつつ何か取ってくるという感じで、ゆで野菜、ラザニア、小籠包、ナウリゾートホテル名物「まるごとキャベツ」(漬物)、カボチャのポタージュ、果物…、など。お茶やおしぼりを取りに行ったり、(私の)お酒頼んだり、お皿をまとめたり、すっかりアテンドおじさんになっていて、ちょっと悪いなぁ…と思いつつも、そんな気持ちはすっと片隅に寄せられ、黙々とカニをつつきました。人に気を使っている余裕もなくなるところが、カニのいいところなのかもしれない…。おかげさまで、変な話だけど、食べ終わって席を立った時、なんだか頭がすっきりした気がしました。カニでリフレッシュ。

2018-02-08 22.05.46

お腹いっぱいで部屋に戻って、お風呂に入って、一休みして、部屋で少し飲む。

草津の湯は強酸性と聞いていた通り、少しピリッとする感じもあって、好みの泉質。露天風呂も勿論入ったが、外のあまりの寒さに、ヒートショックを起こすかと思った。ただ、入ってしまえば極楽で、熱めの湯でも常に頭はキリリと涼しいため、結構だらだらと入ってしまった。

夕方、町に下りて少し歩いた時に買ってきた、ぐんまちゃんカップ(牧野酒造の榛名山 本醸造)に、売店で買ったなとりのほたて塩焼き。これ、おいしかったうえに、パッケージデザインが至れり尽くせりでなんだかすごかった。つまようじも付いていて、怖いくらいに気が利いている。ぐんまちゃんカップも、さらっと飲めていい感じ。旅先で飲むカップ酒は何ともいえず美味しい。

お腹いっぱい食べて、ゆっくり温まって、ほんのり酔って、ぐっすり寝ました。やっぱり、温泉っていいなぁ。あと、カニも。

ところで。

草津ナウリゾートホテルは、「ナウリスくん」という、リスのキャラクターがいて、ホテルのあちこちにリスのモチーフが見られます。どこまで見つけられるかな―と、見つけるたびに写真を撮ってみたものの使うアテもないので、ここで一気に放出しておきます。

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ナウリスくんだらけの、ナウリゾートホテルなのでした。(2に続く)

亀戸~湯島ぶらぶら

2018-01-25 08.53.50

今日は初天神。ということは、うそ替えの日でもあります。亀戸天神は昨日もうそ替えを実施していますが、基本は25日なので、私も今日馳せ参じたのでありました。

例年、五條天神はパスして、湯島天神からスタートし、亀戸天神、新井天神(北野神社)と回っていますが、今年は三が日にも木鷽を配布する新井神社は正月のうちに買いに行き、五條天神はパスするので、今日行くべきは、湯島と亀戸の2か所だけ。湯島→亀戸の移動は案外大変だし、亀戸から府中に帰るのも結構面倒なので、今年は逆パターンで行ってみることに。

亀戸天神の配布開始時間は8時半からですが、早目についたほうが何かと便利だろうと、1時間前に到着。7時40分ごろに神社に到着したのですが、おおむね待ち人数は150~200人くらいでした。亀戸天神の木鷽は1号~10号まで10サイズあり、毎年一つずつ大きいサイズを買い変えていくのが基本です。8号から上になると、朝早く行く必要があるそうですが、今年私が買うべきサイズは6号。まだ普通に買いに行って大丈夫そうです。

2018-01-25 08.59.08

予定通り8時半から配布開始されましたが、私も20分ほどですぐに購入できました。待ち時間は1時間20分ほど、ただ、50分を越えたあたりで足の感覚がなくなり始めたので、やっぱりこの時期行列するのは1時間が限界だろうなぁ…と思いました。たっぷり着こんで、カイロも2個持ちして、万全の態勢で挑んでも、やはりつらいものはつらい。ただ、無事に買えてよかったです。あとで、ツイッター検索してみたら、夕方はもっとすんなり買えたみたいですけど…(夕方でも、6号から上のサイズも買えたかどうかは不明)。

写真は太鼓橋の上から撮った本殿とスカイツリー。天気がいい時は、必ずここからの写真を撮ってしまう。藤の季節は壮観なんでしょうねぇ。

2018-01-25 09.04.37

亀戸天神に来たら、やはり船橋屋に寄りたいなぁ…と思ったけど、すぐに湯島に行かねばならないので、残念だけど、くず餅を買って急いでバス乗り場まで歩く。都バスの東02で、太平二丁目から湯島三丁目まで移動します。関東上空に大寒波が広がる日で、とにかく風が冷たくてつらかった…。

乗ってみて実感しましたが、東02は運行本数が多いので、船橋屋でくず餅を食べてから乗っても、全然問題なさそうです。来年はひと息入れてから移動しようかしら。

2018-01-25 10.30.27

湯島三丁目から湯島天神はすぐ。裏門から入ります。配布開始時間は9時からですが、私が到着したのは10時前。もうすでにびっくりするくらいの行列でしたが、午前中なら確実に買えるのは知っているので、焦らず気長に並んで待ちます。扱っている種類は4種類なので(通常バージョンの大小、復刻版の大小)、購入自体は流れ作業。30分ほどで無事に買えました。木鷽の行列もすごかったですが、御朱印待ちの人もかなり多くてびっくり。やっぱり流行ってるんやなぁ。

後でツイッターで確認すると、夕方近くに行っても買えたみたいですし、むしろ並ばずすんなり買えたみたい。ここ数年過熱ぶりが目立っていましたが、ようやく落ち着いてきたのかな。

2018-01-25 10.40.42

無事に購入し終えて、つる瀬の喫茶室でひと息入れる。甘味もおいしそうだったんだけど、あまりにも寒かったので、玉子雑煮で。軽くあぶったお餅はしっとり柔らかくて、その上にふわふわの玉子が乗っかって、優しい味のお出しがたっぷり。腹の底から温まる。美味しかったー。

違うテーブルのご婦人が食べていた、粟ぜんざいがこれまた美味しそうだったので、こんどはぜひそれを…。

2018-01-25 12.15.11

玉子雑煮で十分お腹いっぱいね…と思っていたのだけど、うさぎやに寄ったり、松坂屋の隣に新しくできたパルコやをぶらぶらしていたらお腹が減ってきたので、よし、これはやはり、デリーでカレーを食べてから帰ろう…と決心する。

湯島のデリーといえば、やはりカシミールカレーなのですが、ものすごく辛いらしい…と聞いて、注文するぎりぎりまで悩む。神保町のスマトラカレーのカシミールは食べられるけど、調べてみるとそれの比じゃないらしい。出てくる人の顔が皆ゆでダコみたいに赤くなって汗をかいているのを見ると、やはり私には無理かな…と、もうひとつの看板メニュー、コルマカレーを注文。ホームページの辛さ表記で、カシミールは星5つ、コルマは星2つでしたが、私にはコルマカレーでも十分辛かった。ああ、カシミールカレーにしなくてよかったなぁと、しみじみ思いながら食べました。

ものすごく不思議な味わいですが、食べ終わった後のスカッとする感じは癖になりそうです。今度は、インドカレーを食べてみようかしら。あと、ご飯は半分でとお願いしなきゃ。

2018-01-25 11.12.04

パルコヤ(右のビル)と、うさぎや。上野御徒町周辺はぶらぶらするのに楽しい街だし、寄りたいところもたくさんあるんだけど、寒くて疲れたので、今日はもう帰る。

2018-01-25 16.16.27

帰宅してひと息ついてから、熱いお茶を入れて、船橋屋のくず餅を食べる。んー、やっぱり美味しい。独特の風味に、黒蜜、黄粉の組み合わせは最高。初天神の日にこれを食べるのは、私の中ではお約束なんだよなぁ。

ラケル

2018-01-17 20.07.56

国技館から寄り道もせずにまっすぐ府中に戻ってきましたが、雨に打たれて寒いし、お腹も減ったし、ちゃんと座れるお店で何か温かいものをお腹に入れたい…そう思ったものの、20時近くの府中でそれをかなえられるお店はあまりない。そういえば、ル・シーニュに新しいうどん屋さんができてたよ! と気づいて行ってみたけど、うどん+居酒屋といった感じで、今の気分とは何か違う。

どうしようねぇ…と1階まで下りて、ラケルはどう? と夫を説き伏せて入ってみることに。赤いギンガムチェックのテーブルクロスとか、キッチュなシャンデリア風の証明とか、ラブリーな小物がそこかしこに置かれていたりとか、なんていうか、さむくてひもじい気持ちがほころぶ。

私はオムライス、夫はフレンチトースト。美味しかったなぁ、お互い食べたいものを食べて満足。

国技館に行ってきました

2018-01-17 13.39.04

相撲を見に国技館へ行ってきました。今回も抽選に外れたので、自由席です。前回行ったときは始発電車で行って40番台だったのですが、もう少し早い番号が欲しいな…ということで、前泊して始発組が来る前に並んでみることにしました。

結果的には、ものすごく寒い時期ということもあって、夜通し並ぶ奇特な人はほとんどおらず、一月場所は府中から始発で行っても十分狙っている席が取れるだろう…ということが分かりました。

だいぶ早い時間から並んでいる人は当然ながら「濃い」人たちばかりで、開門までの手持無沙汰な時間に色々な話を聞かせてもらい、大変楽しかったです。初めて会う人ばかりなのになぜか既視感のある雰囲気の人ばっかりだなぁ…と思っていたのですが、ああ、そうだ、これは私がよく知っている競馬オタクの集まりの雰囲気に似ているのだ…と気づきました。何かひとつの好きを突き詰めた集団(の構成員)ってのは、それがなんであれ本当によく似てる。

2018-01-17 09.07.51

無事に目的の席をゲット。この日は前相撲もあって、話題の納谷と豊昇龍を見た後、夫が、「なんだか猛烈にあったかいめしをお腹に入れたい気分」というので、いったん国技館を出て(1回だけ再入場が可能なのです)、少し歩いて吉野家へ。吉野家どころか、牛丼チェーン店に入るの自体が超久しぶり。10年ぶりくらいかしら。注文システムが昔と変わっていなくてよかったです。

色々メニューがあって一瞬迷ったけど、やっぱり牛丼の並に生卵。きっちり汁を切って乗せているのが、昔と違うなぁ…と思いつつも、美味しかったです。私はご飯の3分の2を牛肉と食べて、残り3分の1を卵かけごはんでシメるのが定番。だいぶご無沙汰でも、結局いつもの手順で食べてしまった。それにしても、温まったなぁ。白米すごい。

2018-01-17 12.00.08

国技館に戻って、よそ様の桟敷に座って相撲を見たり、館内をぶらぶらしつつ。大関パネルで記念撮影したり、プリクラしたり(夫が美肌、目デカに整形されていて笑った)、優勝杯見たり、朝から行っても案外いろいろ楽しい。しかし、前回行った時も思ったけど、だいたい14時くらいまでは堂々と他人の桟敷席に座って見ていても問題ない…って不文律がなんかすごいよね。おかげさまで、私も午前中はいい席での相撲観戦を堪能しました。

九月場所に行ったとき食べたちゃんこが美味しかったので、今回も地下ホールのちゃんこ販売に並ぶ。1杯300円。だいたい、30分くらい前から行列なんです。今回は伊勢ヶ濱部屋のソップ炊き。白いクロスをかけた丸卓が並ぶ大きな部屋で、まるで結婚式場のような雰囲気なんですが、その中で相撲甚句を聞きながら食べます。ちょっと不思議な空間です。

ソップとは鶏ガラのことで、ソップ炊きというと通常は、鶏ガラベースのしょうゆ味の鍋を指すようです。すっごく済んだ汁で、見た目以上にコクがあって、美味しかった。自分でも作ってみたいなぁと思いますね。

2018-01-17 12.49.59

相撲を見に来たら、やはり焼き鳥も外せない。獺祭の純米大吟醸50があったのでそれと一緒に。ところで今調べてみたら、ホームページだと180ミリリットル瓶が410円とあってビックリ。売店だと700円…、でも、プラス300円で済んでたら、まだ良心的なほうかもしれない。

十両からは自分の席で見ましたが、自由席でも十分楽しめます。しかも、私の前の席のおじさんがずーっとスマホでabemaTVの大相撲中継を見ていたので、リプレイ代わりにこっそりのぞきつつ(タダ見してすいません)。この日の最大の見ものは、稀勢の里ー琴奨菊だったと思いますが、周囲のおじさんたちも皆こぞって「きょうはさすがにキセが勝つ」と言っていたのに、なんとまさかの琴奨菊の付き落とし(場内はすごいどよめきだった)。最後の白鵬も嘉風に敗れ、横綱二人が敗れるところを生で見てしまった。白鵬は翌日、稀勢の里は翌々日から休場してしまったので、ある意味いい日に観に行ったのかもしれません。(2018年一月場所4日目の取組結果

ほかに、印象深いトピックと言えば、私たちの隣に座っていたおじさんが某親方の弟さんで、一門の力士の話などをいろいろ聞かせてもらったことや、国技館から出るときに「関取通りますー」と言われて道を開けたらすぐ横を栃ノ心が通ったこと…でしょうか。栃ノ心関はホントに大きかったなぁ(最終的にこの場所で優勝してびっくりです)。

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上の写真は、前相撲の納谷と豊昇龍。テレビカメラや新聞社のカメラマンっぽい人がたくさんいました。下は、出待ちしたときにいろいろ写真を撮った中で一番よく撮れた逸ノ城。この日は雨でしたが、力士の皆さんは和傘をさす人が多かった。もしかすると、洋傘では大きなサイズがないのかもしれない。ともあれ、力士と和傘はよく合うなぁと思いました。

AU BON VIEUX TEMPS

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ホテルをチェックアウトした後、お使い物を買うために日本橋タカシマヤまで移動。せっかくオーボンヴュータンに来たのだから…と、ちんまりと自分たち用のお菓子も買い、「安藤忠雄展ー挑戦ー」を見るために、国立新美術館へ。本当は、国立科学博物館で開催中の「アンデス文明展」に行きたかったのですが、月曜日って公立・私立問わず、美術館・博物館は軒並み休みなのよね。休みじゃないのって、国立新美術館くらいなのよ。

…だからなんでしょうか、安藤忠雄展、平日だというのにとんでもない人でした。正直なめてた。もっとすんなり見られると思っていたのですが、入ってすぐの、模型とパネルが延々と並んでいる展示エリアが長蛇の列。みんなじっくり見るものだから、牛歩よりも進まない。係員の方は並ばないでどんどん進んでくださいというけど、並ばないとパネルの説明文が読めないから、皆なかなか列を崩さない。私はあきらめて、ここの展示はスキップしました。ちょっと残念でしたけど、でも、これ以降も見るべきものは多いのです。

次が、今回の展示の最大の目玉である、代表作の一つ「光の教会(茨木春日丘教会)」の実物大模型(?)。本物には、正面の十字のスリットと向かって右手の開口部にはガラスがはめられていますが、音声ガイドの本人談によると、建築家は当初はガラスなしの吹き抜け状態を予定していたそうです。なぜなら、寒さをしのぐために皆で身を寄せ合いながら祈りをささげる…そういった行為こそが信者たちの一体感を強めより祈りという行為が純粋性を増すと考えたからだそうですが、施主の「安藤さんそれは無理だ、寒い」の一言で却下となったとのことでした。また、予算が厳しいという条件を逆手にとって、屋根のない建物を作ろうとしたそうですが(理由は開口部にガラスをはめないほうがいいと思ったのと同じ)、寄付をしてくれる人が出て屋根が付いてしまった、残念だ、とも言っていました。

ここからが笑ってしまったのですが、しかし私はあきらめない、いつかはこのガラスを取ってやろうと思っている、あきらめたら人間そこでおしまいなんです、と力説。この展覧会では実現してやろうと思って、ガラスを入れておりません、とのことでした。正直言って、本当に寒かったです。ここで牧師さんの説教を聞くとか、ちょっと無理だな…と思いました。

この展覧会、展示自体もいろいろ興味深いものが多くて楽しかったのですが、本人が大阪弁で喋りまくっている音声ガイド(展覧会に際してロングインタビューが行われたものをぶった切って音声ガイド風に再編集している)がめっちゃ面白くて、楽しかったです。とにかく「あきらめたらアカン」「がんばれ」という言葉がやたら出てくる音声ガイドで、声だけ聞いていると、単に大阪弁でがなりたてているおっさんに見えてしまうのだけど、よーく聞いていると話し言葉なのにやたらとわかりやすくて、やっぱりただものじゃないなぁ…と思いました。

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光の教会の内部。人が多くて敬虔な雰囲気はゼロでしたが、寒さと光の鮮やかさは体感できました。

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光の教会の、外側から。ガラスはまってないです。脇からも中に入れます。

展覧会で紹介されていた建築で興味深かったのは、頭大仏殿(真駒内滝野霊園)と上海保利大劇場とフォートワース現代美術館。どこも遠いので実物を見に行くのは無理そう…。頭大仏殿くらいは何とか見に行けるかな。

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カフェテリアでコーヒーを買い、買ってきたシュークリームとエクレアをかじる。いろいろ満ち足りた気分。

きつねや

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朝ごはんはどないする? と聞かれて、せっかく銀座(ほぼ東銀座)にいるのだから、築地で食べたいと言ったら、夫は、しかしもう並ぶのは嫌だなぁという。それも確かにそうなので、だったら、きつねやなんかどうかね…と恐る恐る提案してみたら、いいじゃないか行ってみようというので、築地までぶらぶら。

なぜ恐る恐る提案したのかというと、きつねやは煮込みの店だからです。夫の嫌いな内臓とねぎ(生のねぎはあんまり好きじゃないようです)がたっぷり、夫の好きな要素ゼロの食べ物。行ってもいいと言ったときちょっと驚いたけど、旅先でくらい私が好物を食べるのにつきあってもいいだろう…と思っているのかもしれない。

築地に来るのは久しぶりだったけど、8月の大火事の痕跡がまだ生々しく残っているのに驚きつつも、火災を免れたほかの店は普通に商売をしているのにもなんだか驚く。無事だったんだからいつも通り商売するのは当然なんだけど、ちょっとシュールな景色だった。きつねやは、火災の火元だった店から5軒ほど隣の店なんだけど、いつも通りだった。ただ、外国人観光客やインスタグラマーが増えたせいか、いろいろ注意書きやお約束事を書いた貼り紙がたくさんあって、ちょっと注文するのにまごついた。どんな貼り紙かというと、たとえば「シェア禁止」「単品での注文は不可」といったもの。当初、単品で、煮込みと肉豆腐とご飯を1個ずつ頼もうと思っていたのだけど、その貼り紙を見て仕方なく、煮込みとご飯(並)、煮込み丼で注文する。

ご飯がどんぶり飯だったことにおののきつつ、いただきます。うう、おいしい。色は濃いのですが、脂もかなり除かれていてクリアな味わい。それに、具はホルモンだけってのもうれしい。大根やこんにゃく入りもうれしいのだが、お店でそれをやられるとかさ増し感は否めない。やはり、ホルモンたっぷりなのがうれしい。味は濃いわけじゃないが、ご飯が進む。もりもり食べられる。途中でやはり多かったか…と思いつつも、頑張って完食。お腹パンパンだけど、おいしかった。夫も、臭くないから食べられる、とのことで、よかったよかった。今度行く機会があったら、肉豆腐とご飯とか牛丼なんかも食べてみたいなぁと思いつつ、やっぱり煮込みになるんだろうなぁ…。

でもね、夫は、食べ終わった後で、美味しかったけど、これで850円ってちょっと高くないか、っていうんですよ。内訳は煮込みが650円、ご飯(並)200円になりますが、んーでも、私は個人的には高いとは思わないなぁ。山利喜の煮込みも玉子入りで650円だし。…なんてことを夫に説明していたら、山利喜に行きたくなったやないかー!

ホテルに戻る途中のコンビニでコーヒーを飲んで、ちょっとまったり。最近のコンビニはイートインスペースを併設しているところが増えてありがたいなぁ。

ちょっと飲む

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晩ごはんが思いのほか早く終わってしまったので、百貨店をぶらぶら。松屋銀座で期間限定で展示販売をしていた針原修さんの流木の鳥を見に行き(素敵だった)、三越銀座の外国人向けのお土産品をいっぱい置いてある一角に期間限定で「えんぎもの」を集めたミニコーナーがあるとのことだったのでそこに行き、たまたま以前から欲しいと思っていた縁起物があったのでそれを買い、地下に行って、ホテルで飲む用のもろもろを調達。

いつも思うけど、三越銀座の鮮魚コーナーは品揃えが魅力的だなぁと思う。ぴかぴかで物がよくその割に高くない。鮮魚に限ればむしろ、府中の伊勢丹よりも安いと思う。お肉も同様。扱っているお肉の銘柄は比較的庶民寄りで買いやすい。おばさん心がうずいていろいろ買いこみたくなるのを我慢して、おつまみ選びに専心。

ついさっき、散々食パンを食べているので、ボリュームのあるものはつらい。最終的に、はれまのチリメン山椒、志ば久のきざみ赤志ば、銀座丁庵のさしみゆばをチョイス。お酒は、ワンカップを3本。さすが百貨店の酒屋さんがあつかっているだけあって、全部純米酒でした。

お酒を飲みながら、直虎~陸王とだらだら見る。わざわざ外泊してるのに、結局やってることは家とまったく同じというね…。ところで、早い時間に食事して、きちんと消化しきってから飲み始めたからか、全く酔いませんで、結局購入したワンカップ3本を全部飲み干してしまう。次の日も全く残っておらず、びっくり。きちんと体の準備をしてから飲むと、全然酔わないんだなぁ。

CENTRE THE BAKERY

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もともと、歌舞伎を見た後は夫の両親、私の両親とともに紀尾井町のホテルの中にある和食屋さんでご飯を食べて、そのままホテルに泊まって、次の日は会社を休んでぶらぶらする…予定でいたのですが、義父母が来られなくなってしまったので予定はいったん白紙に。だもので、歌舞伎だけ見て、普通に帰宅して翌日は普通に働くか…と一瞬思ったのですが、休むつもりだったのを働くモードに戻すってのは難しいもので、結局外泊して明日はぶらぶらすることにしちゃいました。

晩ごはんはどうする? 銀座で行きたいところはある? と言われたけど、芝居を見た後なので、ちょっと気楽な店に行きたい。んーと考えて、そうだ、セントルザベーカリーのイートインってどうだろう。ちょっと検索してみると、夜はビストロみたいな感じだし、と思って席だけ予約して行ってみたのでした。

で、メニュー見てあれっって思ったのだけど、サンドイッチばっかりだ。いや、それでいいんだけど、ネットで検索して出てきたビストロっぽいメニューはなんだったんだろう…。後で検索し直して理解したんだけど、このお店、営業形態を時間で切り替えるようでして、10:00~18:00まではサンドイッチ中心のカフェ(セントルザベーカリー)、18:00~22:00はビストロ(ラカンティーヌサントル)となる…のようでした。今回私たちが予約したのは17時だったから、カフェに通されたのかもしれません(ビストロは店舗の奥のほうにあるようです)。ただ、そう説明しているのが個人のブログばかりで、しかもどれも古い(2013~2015年)ので、本当のところはどうなのかは、いまだに判然とせず…。予約の時に確認しなかった私が悪いのですが、飲食店のほうも、看板程度でいいので公式サイトを置いておいてくれるとありがたいのだけど…。

ヴィロンみたいな感じで、シャルキュトリーやチーズをつまんでワイン飲もう…って思ってたので、少しアテが外れてしまい、何を頼もうかちょっと悩んでしまったのですが(まったり飲みモードからしっかりお食事モードに切り替えるのに少し時間がかかった)、せっかくだから、「食パン食べ比べ」にしてみました。だいぶ昔に2回ほどここの食パンを買いましたが、いつもプルマンだった気がする(追記:確認してみたら2013年に3回買っていていずれも角食だった)。いい機会だから、食べたことのないほかの2種類も食べてみたいなぁ、と。塗るものはバターかジャムを選びますが、バターが3種類付いてくるものを。飲み物はアイスティか牛乳からとのことなので、牛乳をチョイス(この牛乳がとてもおいしかった)。

届いたお皿見て、びっくり。食べ比べっていうから、もうちょっとちんまりした量を想像していたら、ガチな量だった。厚みは一般的な5枚切りより気持ち厚い感じ。それが3枚。結構な迫力でびっくりします。パンは、手前から、イギリスパン(輸入小麦)、プルマン(輸入小麦)、角食(北海道産ゆめちから)。バターは、普通のバター、国産バター、エシレバター、だったかな。いずれも有塩。このセットで1100円。なお、持ち帰りの食パンたちはいずれも1本(約2斤)700~800円。当たり前だが、勝ったほうが断然安上がり…なのですが、なんというても食パン持ち帰りは行列がすごい。予約もできないのでひたすら待つしかない。絶妙な値段差かなぁ…と思います。

お店の人に「角食はまずは焼かずにお召し上がりください」と言われたので、最初に食べてみる。わ、すごくあまい。しっとりしていてきめ細かく、口に入れるとふんわり溶ける感じ。すごくおいしい。個人的に一番インパクトがあったのは、トーストしたイギリスパン。表面のカリッと、となかのもっちりのバランスが良くて、食味が軽やか。そうそうこのお店では、食パン食べ比べを注文した人は自分でトースターを選んで脇に置き、自分で焼いて食べるのですが、初めてトースターの力を実感しました。普段オーブントースターで焼きますが、もう、雲泥の差。ここで食べたトーストの最初の一口めの感動はいまだに忘れがたいです。トースターなんてパンを焼くしかできいじゃん…なんて思っていた私が愚かでした。久しぶりに物欲がわきましたねぇ、トースター欲しいなぁ(夫には「ダメだからね」と何度も釘を刺されましたが)。

バターの食べ比べなんてわかるかな…と思いましたが、全然違う味わいなのがはっきりわかりました。やっぱりダントツでエシレが美味しかったです。

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サラダはハーフサイズで頼んだら、驚きの量でびっくり。ハムが美味しかった。

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夫が注文したハムサンド。たぶん、角食を使っています。ふんわりしたパンに、美味しいハム、王道のサンドイッチですね。カットした耳も添えてくれますが、美味しいです。ただ、願わくば、別料金でいいので、バターやジャムを追加できると嬉しいかな…。

近くの人が食べていたハムステーキサンドイッチもすごーくおいしそうだったので、今度行く時はそれを食べてみたいなぁ。あと、エビフライサンドも。

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トースターは何種類かから選べるのですが、今回はキッチンエイドのポップアップトースターにしてみました。ボタンを押してパンをセット、設定した時間よりも早く出したいときはボタンを押して出すんだけど、ボタンを押すと静かに上がってくるさまが、80年代SF風で、なんだか楽しかった。

結果的に、ふたりで食パン4.5枚ほど食べてると思うのですが、いやもう、お腹一杯。でも、美味しかったのでよかったです。