月別アーカイブ: 2011年11月

コンパル

f:id:NEKOTAten:20111126153303j:image:w360

内宮からバスに乗って宇治山田駅へ。すごく雰囲気のある駅舎だな…と思ったら、皇族用の貴賓室も併設している駅で、建物もとっても素敵でした。

特急に乗って名古屋へ戻り、小腹がすいたので、メイチカにあるコンパルでエビフライサンドと名古屋コーチン卵サンドを注文して半分こ。コーヒーはアメリカンにしましたが、アメリカンか? というほどコクがありおいしかったです。

エビフライサンドは言うに及ばず、卵サンドもとってもおいしかった。要は卵焼きを挟んであるのですが、焼き加減が絶妙で、程よい半熟具合が美味。ボリュームがありそうに見えて、食味は軽く、お腹にも優しいサンドイッチでした。

そうそう、ひとつ書き忘れたのですが、コンパルに行ったとき、最初に「相席でよろしいでしょうか」と聞かれたんです。

荷物が多かったので少し待って4人席に座らせてもらったのですが、ふと隣のテーブルで盛り上がっていたおばさん二人組に目をやると、「いや、もう、ウチが相席させてもらう人は、いっつもいい人ばっかりで。今日も楽しかったわー」と言いながら立ち上がっているじゃないですか。どう見てもお友達としか思えないような盛り上がり方だったのに、相席だったのか、と唖然。

斜め後ろを見ても、ふたりでお茶しに来ていた女性が4人席の片側に並んで座って話に花を咲かせている前で、明らかに無関係なおじさんがひとりでコーヒー飲んでました。んー、なんかすごい。名古屋の喫茶文化を垣間見た気がしたのでした。

赤福本店

f:id:NEKOTAten:20111126153302j:image:w360

もう一つのお目当てが、赤福本店で、出来立ての赤福餅を食べるでした。

お店はすごい行列でしたが、ほとんどが赤福餅を買い求める客の列で、イートインはすんなり。店員さんの制服がとってもキュート。

うどん食べた後だから、3個も食べられるかなぁ…と思いましたが、出来立ての赤福餅の餅は、柔らかくてみずみずしくてしゅわっと消えていくほどの軽さだったので、結果的に3個も問題なくペロリ。

お土産でもらう赤福もおいしいですけどね、出来立てのおいしさは格別でした。

岡田屋

f:id:NEKOTAten:20111126153301j:image:w360

朝ごはん食べてから、近鉄の特急に乗って伊勢市駅へ。1時間半くらいだったでしょうか、うとうとしていたらあっという間についたという印象です。

すごく有名な神社ですから、駅を出たら、賑々しい通りをテキトーに歩けばすぐに神社に到着すると思ってたらなんか勝手が違う…。後で知ったのですが、神社までの道のりが賑々しいのは内宮のほうのよう。外宮は、全体的にひっそりした感じの佇まいでした。

10分ほど歩いてまずは外宮に。正式には、豊受大神宮といい、天照大神の食事をつかさどる豊受大神を祭っています。この神様、「食事を司る」から発展して、現在では衣食住にかかわるすべてにご利益があるとされています。なので、せっかくなので、お札を1枚買いました。ご利益があるといいなぁ。

外宮は、全体的に人が少なく、すごく神聖だなという雰囲気。パワースポットとして紹介されることも多いですけど、なんかそれ、わかるような気がしました。

表参道から入り、火除橋を渡って、第一鳥居、第二鳥居をくぐり、御饌殿(みけでん)へ。御饌殿の前に三ツ石というしめ縄で囲われた磐があるんですけど、皆さんそれに手をかざしては「暖かい! 何か気が沸いている」というので、私もやってみましたがあまり感じず…(いろんな人が岩に向かって手かざししているという光景に引いてしまったのもある)。自分の霊感のなさを実感させられてすごく残念だったので、土宮、多賀宮、風宮を回った後に、夫に促されてもう一度チャレンジしてみたところ、なんとか手のひらにぼうっと暖かさを感じた(ような気がした)ので、ちょっとほっとしました(しかし、アレは何の暖かさだったのか…)。

ぐるっと回って40分ほどだったでしょうか。お次はバスに乗って内宮へ。

外宮と内宮は5キロほど離れているそうで、最初夫は「弥次さん喜多さん気取って、歩いてみるか」と歩く気満々だったのですが、もうとにかく寒くって。結果的にバスで移動して大正解でしたね。だいたい15分ほどで到着します。

で、内宮に行ったら、すごい人でビックリ。完全に観光地状態で、外宮で感じたスピリチュアルな雰囲気は全然感じず。こちらは、本当は皇大神宮といい、天照大神を祭っています。

気を取り直して、宇治橋から火除橋、第一鳥居をくぐって、五十鈴川御手洗場でちょちょいと手をすすぎ、第二鳥居をくぐって御正宮(ごしょうぐう)へ。その隣の新御敷地(しんみちしき)には、式年遷宮のために造営中の御正宮がありました。

ちなみに、神社に参拝した際は、普通、個人的なことをお願いしますよね。ただ、伊勢神宮の場合は、個人的なお願いはしてはいけないんだそう。世界平和と言ったら大袈裟ですけど、自分の周囲の幸せや幸運を願うというのが、正しいんだそうです(と、ガイドブックに書いてあった)。ただ、御正宮では「これで今週のジャポンカップ(ホントにそういっていた)は大当たり間違いなしだな!」と大きな声で笑っているおじさんとすれ違ったりしたので、まぁ結局は、何をお祈りしてもいいような気がします。

外宮も内宮も造りはほぼ同じでして、最後に荒祭宮を回ってだいたい30分ほどで参拝し終わります。外宮のほうが雰囲気は好きですが、内宮もそれなりに雰囲気はあり、両方お参りできてよかったです。一度は行ってみたかったので、行けてよかったです。

で、宇治橋鳥居から外に出ると、おはらい町通りに出ます。有名なおかげ横丁は、このおはらい町通りに面した一区画を言うそう。モロに観光地ですけど、建物の雰囲気を統一しているせいで参道独特の雰囲気があり、歩くだけでなかなか楽しいです。

ここでのお目当ては伊勢うどん。お店は特に決めてなかったので、目に留まった岡田屋という店に入りました。夫は普通の伊勢うどん、私は卵入り伊勢うどん。

卵入りって、月見状態で出てくるのかと思ったら違うのね。ゆで上げた麺に溶き卵を絡めた状態で出てきてビックリ。ただ、もともとコシがなく、ふわっとしたうどんが、卵のおかげでさらにふわっとした食感になり、ノーマルな伊勢うどんとはまた違った味わい。

伊勢うどんは、太くてぶにぶになのですが、のびてるわけではなく、コシの強いうどんばかり食べている人間にとっては、とにかく摩訶不思議なうどんです。これに、甘いたまり醤油がかかっており、これまた独特。いい経験をした…と思いました。おいしかったですよ。

コメダ珈琲店

f:id:NEKOTAten:20111126153259j:image:w360

最後にシメのお茶をするべく、向かいのコメダ珈琲店へ。ここは新幹線口が近いこともあって、喫煙席は出張族のたまり場みたいになっています。今日はタバコはいらないので、禁煙席へ。喫煙席と違って、まったりした雰囲気。

夫はミルクコーヒー、私はブレンドとシロノワール(小)。

シロノワールは、以前も食べたことがあるのですが、見た感じの印象よりもさっぱりしていて軽いんですよね。パンがね、ブリオッシュみたいでおいしい。ソフトクリームは昔懐かし系で、パンとの相性抜群。これにメープルシロップをたっぷりかけて食べるのが好きです。久しぶりに食べましたが、おいしかった。

コーヒーは軽い苦み系で、飲みやすい味。ミルクコーヒーは、夫曰く「うん、コーヒー牛乳って感じだった」そうです。

おつまみの豆は持ち帰り、ホテルで焼酎のお湯割りと一緒に食べました。ほの甘い豆はコーヒーにも合いますが、お酒にも合いましたよ。

山本屋本店

f:id:NEKOTAten:20111126153258j:image:w360

この日はほんとに寒かった。あんまり寒くて、急きょ、ユニクロで首巻を買ったくらい。

夜は、数年前に一度出張で来た際に、山本屋総本店の味噌煮込みうどんを食べておいしかったので、また同じ店で食べようと思っていたのですが、思ったより遠かったので、宿から一番近いエスカの中にある、山本屋本店に行くことに。名古屋は地下街がたくさんありますが、エスカは、新幹線口から一番近いせいか、いわゆる「名古屋めし」のお店がたくさん入っており、観光客には非常に便利な印象です。

夫は味噌煮込みうどん、私はえび天2本入りの味噌煮込みうどん。注文の際に、「生卵入れて大丈夫?」と聞かれ、生卵があまり好きでない夫は「いりません」と答えたところ、「奥さんのほうに2個入れてあげようか」とうれしい配慮(私は卵好き)。

最初に大ぶりの鉢にたっぷり盛られた、白菜の浅漬けをつまみながらしばらく待っていると、ぐつぐつのうどんが到着。普通はご飯と一緒に食べるみたいですが、見た目ほど味は濃くないです。むしろ、赤味噌独特の渋みでさっぱりしているともいえまして、うどんだけで全然問題なし(というか、私的には、このうどんはご飯のおかずにはならない)。麺はみっちり詰まった感じの独特のコシがあり、食べごたえあり。天ぷらはほとんど衣みたいなえび天でしたが、ものすごく香ばしい衣でコクがプラスされて、とてもおいしかった。

ちなみに、私は最初、山本屋総本店と勘違いしたのですが、山本屋総本店と山本屋本店は違う店です。ただ、その違いはあんまりよく分からなく。古い記憶をたどりつつ敢えて違いはと言えば、山本屋総本店のうどんのほうがもっとみっちりした麺だった気がするなぁ、ということくらいでしょうか。あやふやですけど。

とはいえ、どちらにしてもおいしかったことに変りなし。私が、名古屋めしで一番好きなのは、味噌煮込みうどんかもしれません。

まるや本店

f:id:NEKOTAten:20111126153257j:image:w360

名古屋には、「名古屋めし」ともいうべき食べ物がたくさんありますが、今回夫が一番楽しみにしていたのがひつまぶし。名古屋駅から近くて、評判がよさそう…という条件で夫が探してきたのが、名鉄百貨店の中にある「まるや本店」(名鉄店)でした。

13時前に着いたので、お昼時もちょっと外れてるし、すぐ入れるかな…と思ったら、甘かった。すごい行列。ざっと30人は並んでいる感じです。名鉄の中には、山本屋総本店(味噌煮込みうどん)や矢場とん(みそかつ)もあって、そこそこ行列ができていましたが、その割合は、まるや本店を10とすると、山本屋総本店が5、矢場とんが1という程度。うどんにするか、違う店に行こうよとも言ったのですが、夫は、土地勘のない場所でごちゃごちゃ動くよりはここで待ったほうがいいと言うし、なにより、ここで食べたいみたいで、じりじり40分待ってようやく入る。思ったよりは、早く入れた気がします。

夫はひつまぶしの上、私はミニで。特上、上、ミニがあり、これらは量の違いです。感覚的には、特上がどんぶり飯山盛り、上がどんぶり飯、ミニが大ぶりのお茶碗、って感じでした。

注文して10分ほどで料理が来たかな。最初は普通に食べ、次に薬味(青ねぎ、大葉、わさび、刻みのり)を乗っけて食べ、最後にだしをかけていただきます。

私は、ひつまぶしって、うなぎのかば焼きを小さく切ったのを乗せたものという認識だったのですが、ここのを食べて、その認識は間違いだった…と初めてわかりました。いわゆる蒲焼よりもしっかり焼かれていて、香ばしく、さっぱりしています。薬味を乗せるとガラッと変わってものすごくおいしい(わさびが美味)。だしは、後から熱々のを出してもらいますが、すごく濃厚でこれだけで飲んでもすごくおいしい。

ホントに三度違った味が楽しめて、ホントにおいしかった。付け合せのおしんこもおいしくて、隅々まで大満足でした。おいしかったー。

すえひろ 天むす

f:id:NEKOTAten:20111126153256j:image:w360

朝しっかり食べたというのに、東京駅に着いたらもうお腹が減ってしまった! ということで、これから名古屋に行くというのに、「すえひろ」の天むすを食べる。私が3個半で、夫が1個半。相変わらず、えび天がスパイシーでおいしい。

たまごかけごはん

カテゴリー: 朝食 | 投稿日: | 投稿者:

f:id:NEKOTAten:20111124080330j:image

数日前に、急に夫が「伊勢神宮でも行ってみんか?」というので、はぁまぁいいんじゃない? とテキトーに返事をしたら、さっそく、前日に名古屋に泊まって、名古屋から行くプランを作ってた。

なんてことはない、要は、夫は名古屋に行ってみたかっただけなのだろう(夫は行ったことのない街に行くのが好きだ。行くことだけが目的で、行った先では何もしない)。だいぶ前から「名古屋で観たい芝居はないのか?」としつこく聞かれていたが、遠征してまで見たい舞台がなかったのでほっておいたら、待ちきれなかったのか、伊勢神宮を引き合いにする作戦に出たと思われる。

まぁでも、伊勢神宮は私も一度は行ってみたかったし、ちょうどいいか。ということで、名古屋・伊勢に一泊で行ってまいりました。記事をため込んでいるので、とりあえず写真だけ先にアップ。おっつけ文字も入れていきますが、いやぁ~、ホントによく食べた2日間でした。

まずは、おでかけ前に、ちゃちゃっと腹ごしらえ。チンごはんに卵かけごはん。夫には猫まんま(かつお節+しょうゆ)。わかめの味噌汁。

私は卵かけごはんは、ご飯にダイレクトに割り入れるタイプです。

千疋屋総本店

f:id:NEKOTAten:20111123213532j:image

国立劇場からバスで新宿に出たので、伊勢丹によってぶらぶらし、千疋屋で目についたバナナオムレットを買って帰宅。

夫がしげしげと見つめるので(夫は見たことがない食べ物は、食べる前にただじーっと見つめることが多い)、「ヤマザキの”丸ごとバナナ”みたいなもんだよ」と言ったら、「何それ?」と言われました。

丸ごとバナナを知らないなんて…と軽くショックを受けたが、説明するのも面倒なんで「まぁ、食べなよ」と勧める。おいしいと言っていたので、よかったよかった。