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お弁当

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昨日まで毎日食べてた、ホタテクリームコロッケが終わってしまったので、今日は別に作り置いていた、ポーチドエッグのカレーソース(上野真理子『パリのお惣菜屋さんのレシピ』)で。千切りキャベツも終わっちゃったので、あとは、ツナマカロニサラダと厚焼き玉子で。

ポーチドエッグのカレーソース、本当は平日のどこかの晩御飯用に作り置いていたんだけど、弁当にもイイ。美味しかった~。

中身のないロールキャベツ

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あれだけ朝ごはん食べれば当然ですが(前の晩も相当食べてるし)、お昼はなかなかお腹が減らなかったので、お昼は近所のスーパーで果物(ぶどう)買ってきて、それつまんでおしまい。

夜は、土曜日に作っておいた、中身のないロールキャベツに、瓶詰のトマトソースをかけて温め、モッツアレッラチーズにパルミジャーノをかけて、200度のオーブンで20分ほど焼いたものを出す。

お手本は、上野万梨子さんの『パリのお惣菜屋さんのレシピ』にある、「中身のないロールキャベツのミートソース」。ただ、本では、ベーコンでくるりと巻いたロールキャベツをバターで軽くソテーしてから、ミートソース缶を加えて煮込み、さらに仕上げにもバターを散らすのですが、今回は、このバターをすべてカットして作ってみました。多分そうだろうなぁーと思いましたが、想像以上にあっさり味。すでに、ミートソースではなく、トマトソースを使っている時点でどこかでコクを補わねばならんのですが、それだけに、バターをカットしたのは無理があった。ま、これも、十分おいしいっちゃ美味しいですが、夫の反応は、「のほうが美味しかったなぁ」という顔だったので、今度はもうちょっと丁寧に作ろうかな、と。

あとは、超熟6枚切りをトーストし、お弁当用に作ったおかずを少し放出。ゆでほうれん草、玉子焼き、ドライマンゴーとにんじんのサラダ。

にんじんサラダは、『わたしのとっておきサラダ』にある、瀬戸口しおりさんのレシピです。せん切りにんじんに、ドライマンゴー、すりおろしにんにく、青唐辛子みじん切りに、酢、レモン汁、ナンプラー、砂糖を加えて和えるだけ。弁当に使うのでにんにくはパスし、青唐辛子は大分昔に輪切りにして焼酎につけておいたものを、レモンはかぼすで代用して作りましたが、だいたい近い感じに仕上がったと思います。

作っている途中で気づきましたが、味がソムタムっぽいなぁ、と思いました。辛口の白ワインに合いそうな味。

ミニロールキャベツ

ミニロールキャベツ by nekotano

キャベツで何か作ろう。中華? フレンチ? どっち? と聞いたら、「中華」と言われたので、『中国料理馳走録』にある、中身なしのロールキャベツを辛いソースで煮込んだものを作ろうと思っていたのですが、夕方に聖蹟桜ヶ丘に行った際に、夫が神戸屋レストランのパン売り場の前でそわそわしだしたので、ああ、パンが食べたいのね…ということで、パンを買い、キャベツはフレンチで行くことに。

見た目は、どこがフレンチ? という感じですが、一応、ほぼ、上野万梨子さんの『パリのお惣菜屋さんのレシピ』にある「中身のないロールキャベツのミートソース」のレシピにほぼ忠実に作りました。唯一違うのは、ミートソース缶ではなく、トマトソース缶を使っているというところだけです。

本では「簡単メニュー」と紹介されていましたが、案外、手がかかりました。ただ、上野さんのレシピにしては、クイックメニューとは言えるかもしれません。

キャベツの葉を剥がし、1枚ずつ七分通り火が通るように茹で、芯を切り取り、ロールキャベツ状に巻き込み、ベーコンで巻いて楊枝で止める(8個作った)。鍋にバターを熱し、ロールキャベツの表面を焼き、水を加えて柔らかくなるまで煮込む。ミートソース缶、ローリエ、オレガノを加えて、煮詰めるように煮込む。耐熱皿に盛り、チーズを乗せ、チーズが溶けるまでオーブンで焼く。

夫がハム、ソーセージ、サラミ以外の肉の加工品が苦手なので、ミートソース缶ではなく、トマトソース缶(アルチェネロの有機パスタソース・トマト&香味野菜)を使用。でも、ベーコンは使っているし、チーズも乗せているので、これで、十分でした。

確かに、少し手間っちゃ手間なんですが、ロールキャベツを作るよりははるかに楽ですし、それに、食べる前は明らかに興味なさそーって感じで箸をつけた夫の反応が、ものすごく良かったので、多分、また作ると思います。

ところで、本では

……(ロールキャベツの)中の肉には火が通るだけであまりおいしくなるものではない。それなら中身に使う肉をソースに……、それなら缶詰でも、というのがこの簡単メニュー。

とあって、その話を夫にしたら、「俺も常々、ロールキャベツは、肝心の中身が、煮込めば煮込むほどおいしくなくなると思っていた」といい、同じことを思う人がいたことに喜ぶとともに、そんな人のレシピだったらどれを食べても美味しいはずだ…と思ったようです。この本、他にも作りたい料理がたくさんあるので、気兼ねなくチャレンジできそうで、ああ、よかった…と。

パンは、神戸屋レストランの「神戸屋ゴールド」。存在は知っていましたが、初めて実物を見たので、値段におののきつつ(1斤500円…)、じゃぁ、これで…と買う。

ちなみに、神戸屋の高級食パンには他に、「神戸屋スペシャル」があるのですが、どうちがうのですか? とお店の人に聞いたところ、「スペシャルは生クリームが入っていて甘い味で、ゴールドは普通の食パンです」と言われたのですが、食べたら、全然、普通の食パンじゃなかったよ! 生地がベラボーにきめ細かくて、もんのすごく美味しかったです! さすが、贅沢素材で作っているだけあります。スペシャルも好きですが、私はゴールドのほうが好みです。夫も気に入ったようで、6枚切りを3枚食べておりました。

あとは、キャベツをロールするときに切り取った軸を刻んでサラダにしたもの、ビーツのサラダ。

鶏肉のバスク風

鶏肉のバスク風 by nekotano

おかずは、エスカリバーダに合うのがいいな…と、冷蔵庫の中身と相談した結果、上野万梨子さんの『小さなフランス料理の本』にある「鶏肉のバスク風」を作ることにする。

これ、以前も作ったことがあるのだけど、その時に、一番のコツはお肉をしっかりマリネ(塩、こしょう、パプリカ、カイエンヌペパー、にんにくすりおろし、オリーブオイル、レモン汁)しておくことだな…と痛感したので(本だと「最低30分」とあるけど、むしろ1日以上漬け込んじゃってもいいと思う)、今日はちゃんと解凍し、しっかり半日漬け込んだ。

常温に戻してバターで焼く。大事なのは、強火で焼かないということ。理由は、お肉が硬くなっちゃうからってのもあるけど、このお肉を焼いた後のフライパンで、ピーマン、玉ねぎ、トマト、米を炒めて、炒めライスサラダみたいなものを作るから(パプリカが焦げやすいので強火で焼くと焦げが出てフライパンが汚くなる)。今日は注意深く作ったから、なかなかいい仕上がりだった。あまり鶏肉の料理を好まない夫が珍しく「これうまい、また作って」と言っていて、ちょっと嬉しい。

そういえば、この「鶏肉のバスク風」のレシピは、「ソロモン流」のホームページにも「鶏肉のスパイシーマリネソテー バスク風炒めご飯の付け合せ」として紹介されています。

外した鶏皮は、別のフライパンでカリッとするまでじりじり焼いて塩こしょう(これは、私の)。エスカリバーダに、ヴィネグレート、プチメックのライ麦パン。ワインを少々。

鶏肉のバスク風

鶏肉のバスク風 by nekotano

鶏肉を解凍し、『小さなフランス料理の本』(上野万梨子)にある「鶏肉のバスク風」を参考にマリネしてからソテー。

お肉の分量がレシピの半分以下だったので、なすをプラス。マリネ液を絡めながら鶏肉と一緒にソテーして付け合せにする。どっちが主役かわからないけど、おいしかったので、まぁよし。パプリカの効果で色は強烈ですけど、辛くはないのです。不思議な苦みが、けっこう癖になる。

レシピでは肉を焼いた後のフライパンで、ご飯、玉ねぎ、ピーマンを炒めて付け合せにするとありましたが、今日は押し麦で代用。ごはんよりぱらっと仕上がっていいかも。

お昼に作っておいたヴィネグレート(ロシア風サラダ)、味が(色も)なじんでいい感じ。2度目のサラダもおいしくできてほっとする(私は2回目に作る料理は、どんなに簡単な料理でも大失敗することが多いので…)。

それにしても、このサラダは美味しい。ビーツ、じゃがいも、ピクルスの組み合わせって、ビックリするくらい後を引く。もっと頻繁にビーツを食べたいんだけど、ビーツはうちの近所では高級野菜なんだよね。また安売りしてくれないかなぁ…。