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豚肉ときくらげと玉子のキムチ炒め

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本当はお弁当のおかずに使おうと思って戻しておいたきくらげ、作り損ねてしまったので、晩ご飯のおかずにしてしまおう。普段は、きくらげと玉子だけだけど、今日は豚バラ肉とキムチも入れてボリューム感のある感じに。キムチのおかげで、ただ炒めるだけでも、妙に美味しい一品に。エライ、キムチ! そして、きくらげ、美味しい! こういう立派で美味しいものを食べ慣れてしまうと、もはや、近所のスーパーで売っている輸入品は買いにくくなるなぁ。

奥は、夏は一度は作りたい、有元葉子さんレシピの、かぼちゃとピーマンの煮物(『四季をおいしく食べる 和のおかず』)。作るたびに思うけど、なんで、かぼちゃとピーマンってこんなに相性が良いのだろう…と思います。一緒に炊くことで、ピーマン独特の風味(苦味?)がかぼちゃにふんわりと移って、心なしかかぼちゃにスパイシーな味わいが加わる…ような気がするんですよ。すごく単純なのに、作るたびに不思議な気分になる、そんな料理なのです。

あとは、昨日作ったピンチョ(ししとうの酢漬けとアンチョビとゆで玉子)をもう1回。うーん、これ、ほんとおいしいなぁ。白ワインに合うけど、ビールともよく合う。今度はもう少し多めに仕込もうっと。

アボカドとみょうがのわさび醤油和え

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夫がいないので、まぁ外食してもいいかな…とも思いましたが、今回の不在は結構長いので、外食は、作るのしんどいなーと思ったときのために取っておこう。食べるものもいっぱいあるしさ。

ということで、ありもんでちゃちゃっ。

タイトルまんまですが、食べそびれたアボカドを急いで食べねばということで、皮むいてざっくりつぶして、千切りみょうが、オリーブオイル、わさび醤油、レモン汁で和える。元ネタは『四季をおいしく食べる 和のおかず』にあるレシピで、材料もほぼ買えてないと思うのですが、作るごとにお手本の見た目とはだいぶ違っていく…。

もともと有元さんのレシピは大好きなのですが、外で働くようになって、ますます好きになりましたね。ただ美味しいだけじゃなくて、手数が少ないのに美味しいってところも、魅力なのだなぁと気づきました。あと、ほんのちょっとだけお酒飲みたいという気分にこたえてくれる料理が多いところも。このアボカド和え、ワインはもちろん、日本酒にも焼酎にもよく合うのです。

あとは、まだまだ残っているラタトゥイユ、グリーンオリーブにチーズ。パンは、ポールのアンシェンポール。

ひとりである気楽さからか、だいぶのんびりと食べてしまった。

えびのマヨネーズソース和え

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少し前にふいに「エビマヨが食べたい」と頭に浮かんだ。のだが、実は私はエビマヨを食べたことがない。夫には、「お総菜の柿安ダイニングの看板商品である『大海老マヨ』みたいなもの」と説明したのだが、実のところ柿安のエビマヨも食べたことはないのでした(夫も未食なのでこの説明は通じなかった)。

食べたことがないのに何で無性に「食べたい」と思ったのだろう…と自分でも思うけど、でも、なぜか食べたいなぁ…と思ったんですよねぇ。ただ、思うに、「エビマヨは、揚げたエビにマヨネーズにコンデンスミルクを混ぜた甘いソースを絡めたもの」くらいは知っているので、甘くてクリーミーなものが食べたい気持ちだったところに、エビマヨを連想したのではないのだろうか。本当のところは分からないけど…。

ともあれ、食べたことも作ったこともないので、まずはレシピ探し。

「エビマヨと言えば周富徳」というイメージだけは勝手に持っていて(ご自身が元祖だと自称されていたんでしたっけ…未確認ですが)、1冊だけ持っている周富徳さんの本をめくってみたところ、載ってない。広東料理の本はいくつか持っているので探してみましたが、ないのねぇ、エビマヨ。中華料理じゃないのかしらん。仕方ないのでネットで探して、とあるブログで材料と分量を確認(すぐ見つかった…)。その方も周富徳さんのレシピと仰ってはおりましたが、出典を書かれていないので、確認できず(なので、転載するのは控えます)。

作り方は拍子抜けするほどカンタンでした。

丁寧に下処理した海老に卵白、片栗粉、胡麻油、塩を混ぜたものを絡めて片栗粉をまぶして揚げたら、しっかり油を切ってからソース(マヨネーズ、ケチャップ、コンデンスミルク、エバミルク、ジン、塩、パセリみじん切り)で和えるだけ。エバミルクがなかったので豆乳で代用、最後の塩とパセリはパス。代わりに粗挽きの黒胡椒を挽きました。

ソースは元ネタの4分の一にしましたが、十分でした(それでもマヨネーズ1/4カップも使ったんだよ!)。揚げ物にさらケチャップやにコンデンスミルク入りのマヨネーズ…、作っている最中は色んな葛藤がありましたが、食べたら吹き飛びましたねぇ。美味しかった! 普段は点の辛い(ことに魚介は)夫もこれは吠えてた! 美味しいってのはすべてにおいて免罪符だなぁと思いましたねぇ。コツは、海老を丁寧に処理して、徹底的に臭みを抜くこと。ソースに臭みをカバーするものがほぼ入っていないので、海老がまずいと台無しだと思います。あと、海老は比較的大きめのものを使うのがよろしいかと思います。小さいと、ただマヨネーズ食べてるだけになっちゃうような気がします(それはそれでいいのかもしれないけど、せっかく海老を使っているのだから、なんだかそれってもったいない)。

添え物は、ラクして水菜のざく切り。「赤水菜」という種類で色はきれいでしたが、味は普通の水菜とほとんど変わらず。作り置きの玉ドレ(『四季をおいしく食べる 和のおかず』にある「新玉ねぎのドレッシング」)をたっぷりかけてわしわし食う。

せっかくだからと、いつものレシピ(『KOBEで極める! 世界のパン』)でマントウも作る。ドライイーストが新しいからね、今日はちゃんとうまく膨らんでくれました。夫からは食後に握手をもとめられました。今日の晩御飯はことのほか美味しかった…ということだと思うんですが、よかったよかった。

トマトパスタ

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冷凍ご飯のストックが切れたので選択肢は麺料理。簡単に作れるパスタを何種類か挙げたら、結局「トマトパスター」と返ってきたのでそれを作る。

しかし、トマト水煮缶だけじゃ、日ごろの野菜不足を補いきれない。さっさと食べたい気持ちを抑えて、パスタを作る前に、ブロッコリーのオイル煮を作る。

オイル煮はしょっちゅう作っていますが、ブロッコリーで作るのは初めて(でも、有元葉子さんの『家族のごはん作り 1』にはブロッコリーのオイル煮も紹介されているから、オイル煮としては定番の野菜のようです)。すぐ火が通るのかな…と思ってかなり大ぶりに切り分けたら、案外火が通らなくて難儀する。今度はもうちょっと小房にして作ろ…。

水煮缶はあまりきつく煮詰めずにさらっと作ったので、いつもより酸味の強い仕上がり。ただ、トマトソースは甘いよりは、酸っぱいほうが好きな夫からは好評でした。

チーズパン

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久しぶりにチーズパン。パスコのイングリッシュマフィンに溶けるチーズで。

昼から来客。お昼はお客さんの希望で喜三郎でうどん。帰宅しておやつ食べながらお喋りし、晩ご飯を一緒に食べる。

  • 揚げかきとせりの和え物
  • 文旦とうどとクレソンのサラダ
  • 牛すじと豚肩ロースとゆで卵のナンプラー煮
  • マントウ
  • モロッコインゲンの麻婆
  • カスタードクリーム いちごジャム添え

揚げかきとせりの和え物は、有元葉子さんの『シンプルにおもてなし』に載っているレシピ。かきに塩味を付ける部分だけ省いてあとはレシピ通り。よく洗って水気をしっかり拭き取ったかきに薄力粉をまぶしてオリーブオイルで揚げ、ざく切りのせりの上に並べて盛る。食べる際に、揚げかきにレモン汁、胡椒、しょうゆ少々をかけ、全体にオリーブオイルを回しかけてざっと混ぜてから頂きます。

なんの練習もせずに作ってみましたが、これは、かなり美味しかった。シンプルながら、見栄えもするし、味わいが華やか。今日はお酒を飲みませんでしたが、泡のお酒との相性はいいと思います。確かにおもてなしにうってつけ。

今が旬の柑橘を使ったサラダを何か作りたいな…と思って、一番サラダにしやすい文旦をチョイス。柑橘と相性のいいうど、うどと相性のいいクレソンを組み合わせて、ただ盛るだけのサラダに。ドレッシングはいろいろ考えたものの、結局、ポン酢とオリーブオイルを混ぜたものに。うどは立川うど(東京うど)を使いましたが、あくがなくて爽やかな味わいがお客さんに大好評でした。

牛すじと豚肩ロースとゆで卵のナンプラー煮は、これまた有元葉子さんの『家族のごはん作り1』にある「豚肉のナンプラー煮込み」を参考にしています。というか、ほぼ作り方はレシピに忠実ながら、牛すじも加えているだけ。

なぜ異質な牛すじを加えたかいうと、本当は豚肩ロースだけじゃつまらないから、パイカもいっしょに煮込もうと思っていたからです。というか、そもそもはパイカをメインにするつもりだったのですが、それじゃ夫が食べられないからじゃぁ肩ロースも入れるか…と思ったのが正解。が、この日に限ってパイカが売り場にない。しかし、内心パイカで盛り上がっている自分としては、豚バラ肉じゃ代用品にならないわけで…、だったら、同じくゼラチン質な牛すじを入れれば気分が収まるのでは? と思ったのでした。

しかし、パイカと違ってアクの多い牛すじを豚肩ロースと同じ鍋で煮るのは結構面倒でした。湯でこぼしは1回しかしませんでしたが、その分、しつこくアクをすくい、何度も濃してきれいな煮汁の中で柔らかくなるまで煮ます。その後、食べやすい大きさに切り、豚肩ロース塊と一緒に鍋に入れ、ナンプラー大さじ4.にんにくしょうゆ大さじ3、黒胡椒粒大さじ1、レシピはこれだけですが、私は長ネギの青い部分をたっぷり入れ、ひたひたの水を注いで煮込みます。

途中でナンプラーの匂いがリビング中に拡散し、そもそもナンプラーの匂いが苦手な夫が「なに、この匂い、臭い」と騒ぎ始めたので、やばいな…と思いましたが、お肉が柔らかくなるにつれて、ナンプラー臭さはいつしか消えていました。

ナンプラーがうまみに変わってくれたおかげでしょうか、豚肉に関しては大好評でした。ちなみに、牛すじも相当美味しかったです。お客さんも夫も牛肉が苦手なので、微妙な反応でしたけどね。しっかりとろとろになるまで煮込んだ牛すじは、私にとってはなかなかのごちそうでした。

あとは、いつもおなじみの麻婆とマントウ。

食後のデザートに、小嶋ルミさんのレシピ(『知りたがりの、お菓子レシピ』)のカスタードクリームにイチゴジャムを添えたものを出す。もともとこのカスタードは、小嶋さんのお店「オーブンミトン」の人気メニュー、「ミトンズシュークリーム」用のカスタードクリームで、ほっくり濃厚な味わいがたまらなく美味しいのです。本ではもちろんちゃんとシュークリームのレシピとして紹介していますが、私の体力的には、カスタードを作るだけで精いっぱい。これだけでも十分おいしいので、なんだかクリームだけで満足しちゃってます。

イチゴジャムを添えるのは春の定番。イチゴは適当な大きさに切り分け、イチゴの重量の25%の砂糖、レモン汁1個分を加えてよく混ぜ、半日ほど置く。イチゴから出てきた水分ごと鍋にかけ、強火で一気に煮詰める。

このカスタードはお客さんに大絶賛でした。よかったよかった。

マッシュルームとベーコンのソテー

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翌日のお客さんの準備があるので自分たちのご飯はまぁ適当に。

大袋に入ったブラウンマッシュルームの半分を使ってベーコンとソテー。ベーコンの脂で貝割れ菜をさっと炒めて一緒に盛る。塩軽くふって、黒胡椒をたっぷり。

新玉ねぎの上半分に十字に切れ目を入れ、アルミホイルでくるんでオーブンに。琺瑯バットに、大きく乱切りしオリーブオイルを回しかけて塩を振ったにんじんを入れて、同じくオーブンへ。200度で40分くらいだったかな。お風呂入っている間に2品完成。

あとは、水切りしていたとうふを耐熱皿に入れてふたをしないでレンジでチン。オリーブオイルかけて塩ふってわさび添えました。

にんじんのオーブン焼きは長尾智子さんの本で繰り返し出てくる料理で、もう本当に手持ちの本のほとんどに載っているんじゃないかと思いますが、それでも実際にやってみたのは今回が初めて。で、しかも、なんだか美味しい…。わぁ、美味しい! って感じじゃなくて、「おいしい…」って感じ。さしてにんじんが好きではない夫も同じことを言いつつぱくぱく食べていたので、本当においしいのだと思います。ようやく、長尾さんがしつこくお作りになっているわけがわかった気がします。

とうふのチンは、有元葉子さんの本(『家族のごはん作り1』)で覚えたもの。でも、本当はチンじゃなくて、蒸し器で蒸すの…。だから真似しているのは、温めた豆腐をオリーブオイル、塩、わさびで食べるという部分。これだとワインにも合うのが不思議。

豚肉とさつまいもの蒸し煮

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通勤の行き帰りに『家族のごはん作り1』を読んでいて、「豚肉とさつまいものロースト」のレシピを見て、ふと、ああ、これ、材料全部揃ってる! と気づいて、帰宅してさっそく作る。

ただ、全部揃っているのは事実なのですが、決定的に違うのは、レシピだと豚肉は肩ロースの塊なのですが、私のは肩ロースながら切り落としだったということです。レシピだと、それを無水鍋で1時間近くローストし、食べる際に切り分けるのですが、まぁ、組み立ては同じなのだから、なんとかなるだろう…と楽観的にやってみることに。

厚手の鍋にオリーブオイルをひき、豚肉、にんにくスライスを炒め、火が通ったら塩をふる。肉を鍋の脇に寄せ、輪切りにしたさつまいもを鍋底に並べ、その上に肉をかぶせ、その上にさやいんげんを乗せ、ローズマリーを1枝。水50ccほどを注いで、ふたをして15分弱、蒸し煮する。

合間に、着替えたり、パン切ったり、皿出したりできるので、煮物は気楽だな。ものすごく簡単ながら、なかなか美味しかったです。私は、じゃがいも、ローズマリー、にんにく、塩、油の組み合わせは大好きなのですが、さつまいもに変えても美味しいとわかったのは嬉しい収穫。

パンは会社の近くのパン屋さんで買ってきたレーズンパンとミルクフランス。このミルクフランスは、なかなかのめっけものでした。レーズンパンもレーズンたっぷりで美味。

今日は花粉を無防備に大量に吸い込んでいたようで、食後に猛烈なめまいに襲われて、早々に寝る。そんなひどくないんだけどね、シーズン最初だけは、やっぱり、少ししんどいのです。

いか揚げだんご

いか揚げだんご by nekotano

冷凍庫にイカがあったので、これで何か作れないかな…と、『わたしのベトナム料理』にある「いかのすりみだんご」を参考に、いか団子を作ってみる。

本では、イカ、卵白、香菜、にんにく、しょうがのすりおろしをフードプロセッサーですり身にして揚げる…とあるのですが、私はこれにざく切りした玉ねぎを加えて揚げたのですが、まぁ、これが失敗でした。クイジナートではなく、ブラウンマルチクイックのチョッパーを使ったので(ただし、私が愛用しているのは数年前に廃盤になったかなりちゃさいタイプのものなので、現在発売中のものだったらもっとパワーがあると思います…)、イカがきちんとすり身になっていないところに玉ねぎを加えているのでまとまりが悪い上に、油ハネがスゴイ。いやぁ、大変だった…。味は美味しかったんですけどね…。

わが家にあるフードプロセッサーはクイジナートの2.3リットルサイズなのですが(DLC-8P2J)、これね、洗うのがめんどくさいのでどうしてもお手軽なブラウンの方を使ってしまう。が、やはり、ここはめんどくさくてもパワーのある方を使うべきだった。反省…。

直売所で買ってきた枝豆をゆで(ザルに広げて冷ます作業を夫に頼んだたら、無駄にキレイに並べていて吹いた)、キャロットラペ、ビーツのサラダ。ビール。

枝豆

枝豆 by nekotano

実家から枝豆をたくさん送ってくれたので、さっそくゆでて食べる。新鮮で身が詰まっていて美味しい。

沢山あるので美味しいうちにと、お世話になった人におすそ分け…と少し持って行ったのだが、その際に「茹でて食べるんですね」と言われてちょっと面食らう。ああそうか、「枝豆」と聞いて私が真っ先に連想するのは、食材としての枝豆なんですけど、料理としての枝豆を連想する人もいるわけですよね。難しいね…。

ところで、「どうやってゆでるんですか」と聞かれたときに、要領よく答えるのが難しかったので、備忘録的に書き出しておく。

  • 枝豆はハサミで軸から切り離し、ボウルに入れ、塩小さじ2ほどを振り掛けて揉み洗いし、しっかり水ですすぐ(産毛取りと汚れ落としのため)
  • 鍋に、枝豆、水カップ1を入れて強火にかけ、沸いたら弱火に落としてふたをして、3分半~5分茹でる(3分過ぎたらひとつ食べ、かすかに歯応えが残る状態でゆで上げる)
  • しっかりお湯を切ってから、塩小さじ1をふりかけて万遍なくなじませてから、ザルに広げて冷ます

適当に茹でても美味しいんだけど、注意深くね…と思うといくらでもポイントがあるような気もしないでもない。ともあれ、美味しかったです。ごちそうさま。

ほんとは、麻婆のつもりでいたんだけど、夕方伊勢丹をぶらぶらしていたら、「天然」のシールが貼られた稚鮎がいたので、急遽変更。天ぷらにしました。稚鮎とはいえ、今年は天然鮎が食べられたなぁ…と思うと、しみじみ嬉しい。はらわたが最高に美味しかったです。

鮎だけじゃ寂しいね(数的に)…と思って、かにかまを青じそで巻いたのも揚げる。もちろん、美味しいですよ、これも。ビールに合います。

夏になると一度は作っている、有元葉子さんレシピの「ピーマンとかぼちゃの煮もの」(『四季をおいしく食べる 和のおかず』)。これは、簡単で、意外にさっぱりしていて、でも、それなりにボリュームがしっかりあって、ホントに夏向きのいいお惣菜。

底の広い鍋で作るのが唯一のコツ。油で半割りしたピーマンを炒めたら(本だと丸ごと使いますが、私は半割りして種取ります)、脇に寄せて一口大に切ったかぼちゃを並べ砂糖をふりかけてふたをして、しばらく加熱。砂糖が溶けたらざっと混ぜ、しょうゆ、水を加えてふたをして、かぼちゃに火が通るまで過熱したら、火を止めて粗熱が取れるまで放置。

だいたい、砂糖としょうゆは大さじ1(本だといずれも大さじ2~3ほど)、水はかぼちゃの水分によりますが、私は50~100ccほど。ピーマンと一緒に煮るだけなのに、不思議と、かぼちゃ単体で煮るよりもおいしく感じるんですよねぇ。不思議ー。

豆豆アジの南蛮漬

豆豆アジの南蛮漬 by nekotano

昨日、スーパーの鮮魚コーナーで豆豆アジを見つけてしまい、ついつい購入。

正直なところを言うと、豆豆アジのはらわたを取る作業はとてもつらいので、一瞬躊躇したのだけど、しかし、豆豆アジの目玉が真っ黒で身体はピカピカで新鮮そう……、これで作ったらさぞ美味しかろう。それに、先日の豆豆アジの南蛮漬は夫に好評だったから、きっと夫も食べるだろう。そう思って、その夜せっせとはらわたをつまみ取って、塩水で洗って、南蛮漬けを作ったのでした。

レシピは、有元葉子さんの『四季をおいしく食べる 和のおかず』を参考に(「あじの南蛮漬け」)。ちょこちょこいろんな人のレシピで作ってきましたが、有元さんのレシピだと、青魚の嫌いなうちの夫でも食べられるので、最近はこればかりで作っています。

ただねー、今回は、他に食べるおかずがたくさんあったせいか、一切箸を付けませんでしたね。くっ、はらわた取るの、大変だったのに…。まぁ、私、南蛮漬、好きだから(あじもいいけど、一緒に浸けこんだ玉ねぎが好き)いいですけど。

数日前に買ってきていたアボカドが、もう食べ頃だったので同じ本にある「アボカドのみょうが和え」を作る。今日のアボカドは、久しぶりに、美味しかった。

あとは、茹でたこスライス、かぶとラディッシュの水キムチ風(『なすんじゃさんのキムチ・ナムルとおかずの教室』にある「セロリの軸のキムチ」の漬け汁で作った)、にらジャン(『豆腐料理日韓中の100レシピ』にある「ヤンニョムカンジャン」に刻んだにらを漬け込む)。これで、少しお酒。