日別アーカイブ: 2007/07/13

中津で晩御飯

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豊後高田の帰りにおじいちゃんちに寄って軽く挨拶。私は自分の祖父母すらほとんど会ったことがない(電話すらほとんどない)ので、ちょっと緊張する。夫は無精ひげを生やしているせいか、おじいちゃんに「なんだか、イチローに似てきたな」といわれていた。似てるのはひげだけです、おじいちゃん。

で、夫は「今日は家でご飯食べたい」というのでスーパーに買出し。「あんたはエビ天ととり天、どっちがいい?」と聞かれ、即座に「とり天」とこたえたものの、うっかりその前に「夫はエビは好きだ」という話をしてしまったため、両方購入してくれる義母なのでした。ちなみに、義父は最近、男前豆腐がマイブームだそうで、毎日食べているそうだ。この日も出たが、確かに、おいしかった。

ビールを飲み、その後お決まりの焼酎(二階堂)のお湯割を義父がせっせと作ってくれる。しかも、中途半端に酒が残っていると「ささっ、はよ、あけんね」といわれます。初めての訪問ではそれで酔いつぶれ、二度目の訪問ではもろもろで神経性の腸炎を発症しているので、夫も義母も「あんまり飲ますな」と制してくれるのですが、どこ吹く風って感じ。

まぁ、できる限り付き合いたいと思っているのですが、義父の作るお湯割りは7:3なので、ちょっと私には厳しい…(こちらでは25ではなく、20度が定番なので濃い目に作るのがお約束なのです)。できれば5:5にしてくれるともうちょっとじっくりお相伴できるのですが…。

志おや

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朝ご飯を食べてちょっと二度寝して、かねてから私が行きたいといっていた豊後高田の「昭和の町」に連れて行ってもらう。

博物館はすごく面白かったです。(当時としては)なんでもないものであっただろうガムやキャラメルの包み紙ひとつとっても、いちいち面白い。私もくだらない、ごみみたいな(と夫に言われる)ものを収集する(というか、溜め込む)癖があるのですが、やっぱりやめずに続けようとひそかに心に決めました。昔の家を再現したものもあったけど、今となってはどの部屋もミニマムでかわいらしい感じがする(特に台所)。ミゼットにも乗ってみたが、狭い…。こればっかりはもうちょっと広い車のほうがいいかなぁ、と。日本画家で童話の挿絵を多数描かれた黒崎義介氏の美術館もあり、そこで絵本の原画をじっくり見たが、手抜きナシの仕事に驚く(画家にとって絵本の挿絵は副業なんだそうだ)。これだけの色使いだと印刷も大変だったろうなぁ。商店街も楽しみだったが、折からの雨で人が少なく閑散としていたのがちょっと残念だった。でも週末はやっぱりすごい人出なのだそうだ。

夫は小さいころは大分県内をあちこち転校しており、行きしな、ゆかりの場所(夫の弟が幼いころ溺れそうになった用水路とか、夫が通っていた小学校とか、以前住んでいた団地とか)をいくつか寄り道しながらの道中。なんというか、うちの夫にも子供時代があった(当たり前だが)、ということに軽く驚きを感じる私なのでした。ついでに、本籍地もこの近くということで見に行ったら、駐車場になっていました。

で、お昼は地元では有名なうなぎやさんに連れて行っていただく。ひつまぶしも有名だそうですが、メニューを見ると、あ、結構高い…。量も多そうだし、どうするかなぁ、と心の中で悩んでいたら、夫が「高いなぁ、俺、うな重でいいわ」と。じゃぁ、私も…という前に、義母が「私も、この前Kちゃん(義弟の奥さん)と食べたから。あんたは、せっかくだから食べなさい」と勧めてくれたのでした。しかも(松)。(竹)でよかったのに…。

ひつまぶし、初体験でしたがおいしかったです。香ばしく焼いたうなぎは、油の具合が程よく、あっさりめ。たれは甘めでしたが、うなぎと合っていて、普通に食べてもおいしかったはず。量が結構多かったのですが(本当なら、半分でちょうどよかった)、がんばって完食。でも、全然もたれなかったです。ごちそうさまでした。