今週ずっと体調不良だったのでちょっと迷ったものの、やはり行かねば…と歌舞伎座へ行く。冷房対策万全にと、山ほど着込んでいきましたが、6月ほどの殺人的な寒さは感じなかったのは、クーラーへの耐性が付いたのもあるとは思うのですが、猛暑の影響も大きいのだろうなぁと思いました(ここのところ感じるのですが、以前よりもクーラーの効きが悪いところが増えた)。どんだけ暑くなれば気が済むのだろうねぇ…。とはいえ、寒いことに変わりはなく、セーターとレッグウォーマーを持参したのは正解でしたが。
7月大歌舞伎の夜の回は、熊谷陣屋と牡丹灯籠。海老蔵さんが熊谷をやるのも興味津々ですが、なによりも、牡丹灯籠に玉様が出られるとあっては、どれだけ具合が悪くとも観に行かねばならない。そして、結果的に、観に行って大正解。体調不良も吹き飛ぶおもしろさでした。行って良かった…。
牡丹灯籠は、お峰を玉三郎、その夫、伴蔵を中車というコンビで上演されましたが、ナイスな組み合わせ。玉三郎さんと中車さんのイキがとてもよく、最後まで楽しかった。可能だったら2回、3回見たいくらいだったなぁ。ぜひ、この組み合わせで来年もやってほしい。海老蔵さんの熊谷陣屋は、見終わって、なんだか不思議な気分になるお芝居でした。なんといいますか、熊谷陣屋って、荒事だったのかぁ…、と。今まで見てきた熊谷とだいぶ雰囲気が違うのに戸惑ったのですが、熊谷そのものが好きなので、これはこれで楽しく拝見しました。
で、まぁ、弁当持参で行ったわけですが、なんかヒドイ食べ物ですね…。ひよこ豆、にんじん、玉ねぎ、ショウガ、にんにくのみじん切りを炒めてカレー粉で味付けした豆のカレー炒めを、玄米ごはんに混ぜたもの。アクセントに、ゆかりをちらほら。見た目はアレ過ぎなのですが、味は美味しかったですよ…。