日別アーカイブ: 2015/04/04

鶏すき

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週末のお楽しみにと冷凍しておいた、ナカムラポートリーの中びねを解凍して、鶏すきに。

すき焼きのたれは、高山なおみさんの『おかずとご飯の本』にある、「地鶏のすき焼き」にあるレシピを、分量を半分にして作りました。すき焼きのたれというと、煮詰まるとこてこて味になってなかなかしんどいものですが、これはどれだけ煮込んでもあっさりしていて、最後まで美味しく食べられました。

鶏のほかは、根三つ葉、焼き豆腐、白滝、まいたけ、長ねぎ、餅巾着、飾り生麩。すき焼きには生卵が付き物ですが、今回は使わず。というか、卵がいらないほど、あっさりしていたのです。青みは本当はセリが欲しかったのですが時期的にもうなく、仕方なく根三つ葉に。ただ、これが大正解で、やたらと美味しかったのでした。すき焼きに根三つ葉、合います。

ナカムラポートリーの中びねは、名古屋コーチンとのことで、普段食べている鶏肉よりもはるかに歯ごたえの強い肉質なのですが、よく噛みしめるとしみじみと美味しい。なんとなく、茶碗でお酒を飲みつつ、つつきます。

ちなみに、すき焼き鍋はないので、(鉄の)フライパンで作っております。あああ、せっかくのすき焼き気分が台無し…と思いつつも、年に1~2回のすき焼きのためだけにすき焼きなべを買うのは、やっぱり不経済だなぁ…ということで、フライパンで我慢してます。

花ちゃん丼

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時々、「旦那さんにもお弁当を作るんですか?」と聞かれるのですが、基本、夫の昼食は用意しません。これは夫たっての希望でもあるのですが、お昼ご飯を用意されるとそれに予定を縛られるのでイヤなんですって。

とはいえ、いくつかは用意しておくものもあって、そのうちのひとつが、豆腐。夫には、これしか食べないという豆腐があるのですが、それは、豆乳ににがりを入れて、レンジでチンしてからあら熱を取って冷蔵庫でいったん冷やし、それをざるにあけて半日ほど水切り…までして、ようやく食べられる状態になるという代物でして、なぜか自分でやらないので、週に1回は私が作りおいておくのでした。

これを冷蔵庫に入れておくと、たいていは豆腐ご飯にしてお昼に食べるようなのですが、今週は豆腐の気分じゃなかったようで残っていたので、使ってしまう。材料が全部そろっていたので、久しぶりに花ちゃん丼に。『花のズボラ飯(2)』に載っているレシピ(「18皿目 偶然耳にしたレシピ」)を基に作っているので、うちではそういう呼び名で。

作り方は簡単。その代り、ひとつだって欠けると美味しくないので、その点だけ注意です。炊き立てご飯に、手でちぎった豆腐、ほぐした明太子、刻み長ネギ、かつお節を散らし、バターをひとかけら乗せてレンジでチン。よくかき混ぜていただきます。うんまーい。

キャベツの外葉を細かく刻んだのと松山揚げの味噌汁。