「今日は晩御飯作れん…」とＳＯＳしたら、夫がオリジン弁当で出来合いの惣菜を買ってきてくれました。鶏のから揚げ２種類と海老とブロッコリーの炒めもの。このチョイスに、夫も普通の男子だとちょっとほっとしました。
食後に夫がりんごを剥いてくれました。映画「かもめ食堂」に「コーヒーは人にいれてもらうのが一番美味しいんだ」（うろ覚えですが）ってセリフがありますが、くだものこそ人が剥いてくれるとより美味しく感じる食べ物じゃないかと思う。
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別に学校給食にさしたる思い出があるわけではありませんが（今となっては信じがたいが、小中学校のころは極度に少食で、むしろ給食の時間は苦痛でした）、それでも「ミルメーク」（と、「ソフトめん」と「揚げコッペパン」）には、確かに郷愁をそそる何かがあります。でも、私が子供のころは、パッケージに牛の絵はありませんでしたよ。もっとそっけないパッケージだったと思う。
温めた牛乳にミルメークを入れると、ほのかにキャラメルのような味がしてそれもまたおいしいんですよね。そういえば、学校から持ち帰ったミルメークをそうやって家で飲んでいたら、母が「子供のころに飲んだヤギの乳の味に似てる（田舎育ちだった母はヤギの乳を毎日飲んでいたそうだが、くさいのでちょっとお砂糖を入れて飲んでいたんだそうだ）」と言っていたなぁ。そんな記憶も、もう20年以上前のものと思うと、ちょっとビックリする。
うちはコーヒーミルがないので、挽いたものがなくなると近所のスーパーに行って豆だけ挽かせてもらいます（普段いつもここで買い物しているから、ここで買った豆じゃなくてもいいよね…）。挽き立てってやっぱりおいしい。今使っている豆は、人から教えていただいた石川県の焙煎工房さんのコーヒー豆ですが、ここのお豆さんはただでさえ香りがいいから、もう最強。
私はコーヒーをいれるのがからきしなのですが、ここまでおいしい豆だとテキトーだと申し訳ないので（私にしては）とても丁寧にいれます。ペーパードリップもこだわると色々お作法があって面白いですね。
