月別アーカイブ: 2014年6月

とうふごはん

とうふごはん by nekotano

チンごはんに、チンして水切りした豆腐、にらジャンを乗せ、卵黄。

汁物代わりに、カポナータのソースをチキンスープでのばしたものを添える。

にらじゃんは、『豆腐料理日韓中の100レシピ』に載っていた、ヤンニョムカンジャンのレシピのうち(ジョン・キョンファさんのレシピ:しょうゆ大さじ3、ごま油小さじ2、白ごま小さじ1、おろしにんにく小さじ1/2、粉唐辛子小さじ1/2、長ねぎみじん切り適量)、長ねぎを刻んだにら1束分に変えたもの。作って1時間ほど置いたら食べられますが(美味しいです)、生のまま使うのでまぁ結構なインパクトがありますので、万人にお勧めできません…。しっかり味が馴染んだ3日後くらいからが、丁度いいのではと思います。

そのままご飯に乗せても美味しいですが、豆腐のクッションがあると、なお美味しい。多分、蒸し鶏にも合うんじゃないかと思いつつも、うちはたぶん、豆腐でばっかり食べるんだろうな…。

焼きピーマンとトマトのサラダ

カテゴリー: 夕食 | 投稿日: | 投稿者:
焼きピーマンとトマトのサラダ by nekotano

私は、全粒粉とかライ麦のパンを、ハードチーズと一緒に食べるのが好きでして。ゴントランシェリエでパン・コンプレを買ったので、ついでに京王百貨店のデパ地下でイータリーのチーズ6種盛り合わせを買って帰宅。

まぁ、あとは野菜かな…と、トマトとピーマンがあったので、これでサラダに。ピーマンは食べやすい大きさに切ってじりじりと甘みが出るまで焼く。トマトは半分に割って中身を出してから賽の目切りに。大さじ2杯分のクスクスを戻して、一緒に和え、レモン汁、オリーブオイル、塩を加えて混ぜる。

なんとなく、塩っ気のあるものもあったほうがいいかな…と、ベーコンを解凍して、半分に切り、しそと一緒にくるくるして、爪楊枝で止め、フライパンでさっと焼く。ゴントランシェリエには、生ハムとしそを挟んだバゲットサンドとか、ソーセージとしそを乗せたデニッシュなどがあるんですが、ああなるほどなぁ…と思って、真似してみた。気楽なおつまみで、イイ。

ゴントランシェリエのパンは、どれもしゃれた味がするのですが、パン・コンプレは意外なことに、とっても素朴な味わいでした。値段も大きさも手ごろなのも、嬉しいところ。また買おう。

チーズは、アジアーゴ・プレッサート、クアルティローロ、タレッジョ、ポッコンチーニディカブラ、モンタナーラアル・ペペロンチーノ、ゴルゴンゾーラ・ドルチェ。半分は食べたことないチーズでしたが、どれも美味しかったです。チーズの盛り合わせって、楽しい。

岡埜栄泉

岡埜栄泉 by nekotano

新宿に出ると、伊勢丹か高島屋に寄るのが何より楽しみです。元々は伊勢丹派でしたが、寄る年波か、あまりにも「最新の!」モードばかりな品揃えなのが少し疲れてきまして、最近は老舗商品を数多くそろえている高島屋のほうがホッとするような気がしています。気分の問題でしょうが…。

それにしても、地方銘菓がふんだんに揃っている高島屋の銘菓百選コーナーは、色んな意味で私にとっては憩いのオアシス。ここでぶらぶら菓子を選んでいると、旅に出たい気分も少しは慰められます。

でも、今日は、地方の菓子ではなく、虎ノ門の岡埜栄泉の豆大福。最近、松島屋の豆大福を食べてとってもおいしかったので、ここのはどうかなぁ…と興味津々で。帰宅して、冷たい麦茶と一緒に頂く。

最初に驚いたのは、大きさ。豆大福にしてはいい値段だなーと思ったのですが、これだけ大きいと納得。近所の石ざかの豆大福も、割りにしっかりしたサイズなのですが、それよか大きい。その割に、豆は少なめ。豆もさほど塩を利かせず柔らかく炊いている。なので、豆大福というよりは、豆入りの大福って感じ(変な言い方だけど、そうなのよ)。餅は羽二重風で柔らかく、中身はきめ細かいこしあんで、全体的には上品な佇まい。

なのですが、凄く甘い。あんこ好きなので、甘いのはそこそこ耐性があるほうだと思っていましたが、ここのは、相当甘いと思います。なので、食べ終わった後の満足感たるや。いやはや、豆大福もいろいろなのだな…と、最近ホントに思います。

ゴントランシェリエ

ゴントランシェリエ by nekotano

新宿にある店に見に行きたいものがあって、ふたりして出掛ける。

昼時でもあったので、新宿に出たら、何食べたい? と聞かれたので、ゴントランシェリエでパン食べるか、プチメックでパン食べるか、ロイヤルコペンハーゲンのティーラウンジでカレー食べるか、桂花ラーメンで太肉麺食べたい、と言ったら、じゃぁ、南口にするか、ということで、ゴントランシェリエに行く。基本的に、新宿で思い浮かぶ外食屋は、パン屋以外は、大学生のころに覚えた店ばっかりだ。今となっては、新規開拓って、もう、ホント無理。昔覚えた店を順繰りに回る、それで事足りてしまう。

ゴントランシェリエの新宿店は、1階がパン屋で、2階がイートイン。サザンテラスが工事中なのが幸いしているのか、いつ行っても程よく空いていて使いやすい。

この店に行ったらこれ食べんと…というのが、ヴィエノワミルククリームとクロワッサン。あとは、外にもなかにもチーズがぎっしりのパン(名前忘れた)、しそ、ベーコン、アボカド、フレッシュチーズが乗ったフォカッチャ(名前忘れた)。どれも素敵に美味しい。

ところで、ここはパンはすごく美味しいのに、イートインで出しているコーヒーは、あんまり…なのです。私は大抵のコーヒーは美味しく飲める方だと思うのですが(こだわりないから)、さすがにここのはあんまりだ…と思うのですよね…、パンが美味しいからなおさらそう思うのかも。周囲を見渡すと、パックのジュースを飲んでいる方が多いので、同じように思っている人が多いのかも…などと、ひとり勝手に想像してしまうのでした。

そういえば、クロワッサンの脇に、「クロワッサンはお一人様3個まで」とあった。どうやら、テレビで紹介されたそうで、一時的に制限をしている様子。早く落ち着くといいですね。

グラノーラ

グラノーラ by nekotano

グラノーラを仕込んだので、早速食べる。

今回は、元レシピのうちの油を、太白ごま油ではなく、寿油を使う。香りの強い油なので、どうなのかなぁ…と思いましたが、焼き上がると余分な香りはほとんど感じず。食べてみると、太白で作るよりも、心なしかコクがある感じがしました。

ヨーグルトは、スーパーで入手できる範囲でいろいろ食べてみましたが、結局、明治ブルガリアヨーグルトが一番しっくり来るな…という結論に。子供の頃から食べ慣れているので、この酸味が一番、ヨーグルトらしい…と思うのかもしれません。

豆豆アジの南蛮漬

豆豆アジの南蛮漬 by nekotano

昨日、スーパーの鮮魚コーナーで豆豆アジを見つけてしまい、ついつい購入。

正直なところを言うと、豆豆アジのはらわたを取る作業はとてもつらいので、一瞬躊躇したのだけど、しかし、豆豆アジの目玉が真っ黒で身体はピカピカで新鮮そう……、これで作ったらさぞ美味しかろう。それに、先日の豆豆アジの南蛮漬は夫に好評だったから、きっと夫も食べるだろう。そう思って、その夜せっせとはらわたをつまみ取って、塩水で洗って、南蛮漬けを作ったのでした。

レシピは、有元葉子さんの『四季をおいしく食べる 和のおかず』を参考に(「あじの南蛮漬け」)。ちょこちょこいろんな人のレシピで作ってきましたが、有元さんのレシピだと、青魚の嫌いなうちの夫でも食べられるので、最近はこればかりで作っています。

ただねー、今回は、他に食べるおかずがたくさんあったせいか、一切箸を付けませんでしたね。くっ、はらわた取るの、大変だったのに…。まぁ、私、南蛮漬、好きだから(あじもいいけど、一緒に浸けこんだ玉ねぎが好き)いいですけど。

数日前に買ってきていたアボカドが、もう食べ頃だったので同じ本にある「アボカドのみょうが和え」を作る。今日のアボカドは、久しぶりに、美味しかった。

あとは、茹でたこスライス、かぶとラディッシュの水キムチ風(『なすんじゃさんのキムチ・ナムルとおかずの教室』にある「セロリの軸のキムチ」の漬け汁で作った)、にらジャン(『豆腐料理日韓中の100レシピ』にある「ヤンニョムカンジャン」に刻んだにらを漬け込む)。これで、少しお酒。

コンビニめし

コンビニめし by nekotano

六月大歌舞伎の夜の回を観に行く。昼の回も取っていたのだけど、あろうことか、観劇日をすっかり忘れてしまって行きそびれるという大失態を犯したので(なので、仁左衛門の復帰舞台を見逃したのでした…涙)、夜の回は注意深くカレンダーを確認して臨む。

夜の回は、蘭平物狂、素襖落、名月八幡祭、の3本。

蘭平物狂の角書きには「三代目尾上左近 初舞台」とありまして、松緑さんのご長男である藤間大河君が尾上左近を襲名し、その初舞台という晴れの舞台でもありました。なので、最後に、菊五郎さん、時蔵さん、菊之助さん、團蔵さんを加えて、簡単な口上を挟んで幕となりました。今月は、昼夜共におめでたい舞台ばかりであります。

ただ、私個人的には、蘭平物狂って少し苦手でして…。理由は、とにかく、話の内容が複雑すぎる…ってことに尽きます。長々書くと、本当に長くなるので書きませんが、話の筋を知っているにも拘らず、しかし、納得できん…と、思ってしまう。不思議なことに、この日は外国人観光客がやたらと多かったのですが、撃沈している人多数。

次の舞踊に素襖落を持ってきたのは、やはり蘭平物狂とのバランスなんでしょうか。次の名月八幡祭は辛気臭い話なので、こういうシンプルでバカバカしいお芝居はいい口直し。心なしか、幕見方面からの拍手が多かった気がする。

キリの「名月八幡祭」は、今月一番楽しみにしていた舞台なのですが、もー、ホントに良かった。以前に観た三津五郎さんのがとても素敵だったので今回も三津五郎さんだったらいいなぁと思ったのですが、いやはや、吉右衛門さんも良くお似合い。話の筋としては「籠釣瓶花街酔醒」に似ているので、お似合いなのは当然ですが、籠釣瓶と違って名月八幡祭は近代的なアプローチなので、どうかなぁ…と思ったけど、何の違和感もなかった。劇場を出た後も「きょうは、ええ芝居を観たなぁ」という満足感でいっぱいでした。

幕が下りる時に、「秀山大当たり」と声掛けがありましたが、まぁそうだな…と思いつつも、でも、また、三津五郎さんの新助も観たいぞ…と思いました。

きょうは、もりもりご飯が食べたい気分だったので、地下のコンビニで海苔弁。全部食べられた自分が怖い…。