お正月の八幡巻に使った牛肩ロースすき焼き用のお肉、端切れは大事にまとめて冷凍庫に入れていました。本当はもっと早く食べるはずだったんだけど、存外美味しいお肉だったので、なんだか出し惜しみしてしまい、こんな時期に。大事にしまい込みすぎて忘れる、ダメにする…というのは、若い頃はしょっちゅうやらかしていたけれど、いい年した今も、時々やらかしてしまう。

幸いいい保存状態で問題なし。例年のパターンで行くとすき焼きだけど、夫たっての希望で牛丼で食べることにしました。昨年の秋に作った牛丼がやたらと美味しかったので、それの再現なったらいいなぁ…と思ったのですが、テキストを書いていないので、つゆの割合が分からん。いったいどんな味つけをしたのか…。やっぱり、ズボラはあかんなぁ…。

仕方ないので適当に。水、うね乃の粉だし（昆布）、酒、みりん、しょうゆで、甘めに味を作り、玉ねぎを加えて程よく火が通ったら、つゆを湧かし、食べやすい大きさに切った牛肉を加えて、なじませたら、鍋の蓋を閉めて火を通す。

美味しかったのですが、以前作ったものよりも、お肉に厚みがあったため、味がしみ込まず、あっさりした味わいになった。美味しかったけど、牛丼と言えば、ご飯のすすむ味つけにしたいところだけに、少し悔いの残る仕上がりだったかも。今度松阪牛の特売があったら、またやってみよう。

ぎゅうりもみ、わさび漬けとかまぼこ。