正直、あんまり缶コーヒーにこだわりはないんですけど、最近ほどほどに好きなのは、「食後の余韻」でしょうか。
味、というよりも、ただ単にCMで、北大路欣也が「私としたことが」と言って笑うシーンが好きなだけかもしれません。
正直、あんまり缶コーヒーにこだわりはないんですけど、最近ほどほどに好きなのは、「食後の余韻」でしょうか。
味、というよりも、ただ単にCMで、北大路欣也が「私としたことが」と言って笑うシーンが好きなだけかもしれません。
1日中、お菓子と缶コーヒーで過ごし、晩御飯だけ何とか作る。
ゆでダコの足がまだ残っていたので、半分はスライスしてゆでたじゃがいも、ケッパーと一緒にグリーンソースで和えてサラダに。ケッパーの酸味と塩気が味をしめて、なかなかよい感じ。
残った半分は、冷凍庫にあった豚ひき肉赤身、ねぎ、しょうがのすりおろし、片栗粉、塩、しょうゆ少々と一緒にフードプロセッサーにかけて滑らかにし、団子にしてゆでたものを、水菜と一緒に出し浸しに。出しは団子を茹でた湯を漉したものに、酒、みりん、しょうゆ、塩で味を調えたもの。
この出しが、たっぷりできた上に、おでんのつゆみたいでなかなかいい味だったので、よし、翌日もなんかに使おう…とパックによけて取っておいたのですが、食後に皿洗いをしてくれた夫に全部捨てられる…という事故が…。一瞬悲しかったですが、まぁ、あの、皿洗いしてくれた人に文句を言うわけにもいかないので、そのうちまた再現してみたいと思います。
うどのおいしさに目覚めた夫のために、うどで2品。
奥はいわゆる定番のホタルイカと一緒に酢味噌和え。夫はホタルイカはよけてましたが、「うまい!」と大喜び。
手前は、「いいお野菜ドットコム」というサイトで見つけたうどロール。ただ、めんどくさがって、せん切りしたウドを牛肉で巻いて、普通にフライパンで焼いてしまったため、うどの風味が吹っ飛んでしまいました(おいしかったんだけど…)。やっぱり、ちゃんと焼いたお肉、もしくは冷しゃぶ状態にしたお肉で巻かないとダメだったかも。
左奥は、赤札のそらまめをさっさと食べるべく、「日本のおかず」にあった旨煮に。
作りたてを食べた時は、ちょっとぼんやりした味かなぁ、と思ったのですが、半日置いたものを食べた夫の感想は「なんか、しみじみうまい、止まらない」だそうで、あっという間に全部食べちゃってました。もっとたっぷり作ればよかったなぁ。
「肉のないチンジャオロースーが食べたい」と夫が言うので、仰せの通りに肉抜きで作る。
にんにく、しょうが、干しエビのみじん切りを炒め、香りが立ったらせん切りした竹の子を入れ、火が通ったらピーマンを加えて、合わせ調味料(オイスターソース、日本酒を1:1で混ぜたもの)加えてさっと炒め、最後に水溶き片栗粉でまとめてオシマイ。チンジャオロースーって、ピーマンの火加減がポイントのような気がしているのですが、今日はうまくできました。ちなみに、夫に言わせると、この4年間で私が最も上達した料理は、野菜炒めなのだそうです。そうか、そうなのか。
奥は、残った木の芽味噌をスライスした厚揚げに塗ってオーブントースターで焼いた、なんちゃって田楽。味噌を塗って焼いたので、せっかくの青寄せの緑が黒くなって台無しに…。しくしく。でも、厚揚げはちゃんと油抜きして、水気もきっちり取ったせいか、夫には「なんか、高い厚揚げ買ってきたの?」と言われました。ううん、いつもの98円の、と言ったら妙に驚かれました。こういうのって、主婦的には、勝利の瞬間って感じですね。
左奥は、中途半端に残っていたきゅうりとホタテをスライスして並べ、寒天で固めたポン酢を乗っけただけのもの。ベターホームの本(『お魚料理』)で見つけたレシピですが、なんとなく手がかかっているように見えて実は結構簡単なので、なかなかよい感じです。
葉はことごとく青寄せで使ってしまい、軸だけ残った小松菜をオイル煮に。あとは、納豆ごはんに味噌汁(ごまとねぎ)、うちのらっきょう。
出しは、クロワッサンで読んだ「かんだ」の神田裕行さんが紹介する方法で取ってみました。昆布も鰹節も一緒に水から煮出す方法でして、すごく楽。いわゆる一般的な出しの取り方で取るよりも、かつおの風味が強く出るような気がします。