日別アーカイブ: 2011/08/18

ぴょんぴょん舎 銀座百番

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友人と別れて銀座駅まで歩いている途中に、ぴょんぴょん舎の看板を見つけてしまったのでふらりと入る。

幸いカウンターに空きがあり、すぐに座れた。じゃじゃ麺もいいなと思ったけど、こちらの店では1日10食らしい。なので冷麺を注文。辛さは、別辛、中辛、激辛、大辛だったかな、「普通の辛さで」とお願いしたら中辛で出てきましたが、キムチの量で調節しているみたいです。ちなみに、別辛というのは、キムチは小皿に別盛で出てくることを指すみたいですが、中辛でも最後は相当辛かったので、今度は別辛にしよう……と思いました。

でも冷麺はおいしかったー。スープも最後まで飲み干しちゃいたいくらいだったけど、ぐっと我慢。

虎屋菓寮

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今日も友人と歌舞伎観劇。早めに待ち合わせて、先週満席で入れなかった虎屋菓寮でお茶をする。

今日も死ぬほど暑くって「ああー、こんな暑いと今日も満席だろうな」と思ったら、友人はだいぶ早めに来てくれていたみたいで順番待ちの椅子に座れることができました。私より後に来た人は皆「満席です」と断られていたので、助かったー、ありがとー。

席に通されてメニューを見る。友人曰く、「あんみつもうまいのよ」だそうで、心が動くが、やっぱり熱いので氷あずき。胃腸的に大サイズを食べる自信がないなぁ……と思っていたら、ミニサイズもあったのでこれ幸い。白玉団子3個を追加して程よい量でいただけました。

器の下にあんこが盛られており、みつは和三盆ベース。氷がきめ細かくってカキーンってならないので、最初から最後までしっかりおいしく食べられました。これだったら普通サイズでも行けたかなぁ…と思ったけど、普通サイズを注文した友人によると、「あんこの量が多くておなか一杯になる」とのことだったので、ミニでちょうどよかったのか。ともあれ、暑いうちにかき氷を食べられてよかったよかった。わたしゃ、今度は、お赤飯を食べてみたいです。

江戸三・大和屋

カテゴリー: 店屋物 | 投稿日: | 投稿者:

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氷あずきを堪能してひとしきりおしゃべりしたあと、幕間の弁当を調達しに三越へ。ま、軽めにしておこうよ……っことで、売り場を一周して、売り子さんの迫力に押されて江戸三・大和屋の浪花いなり。

本当は、つくだ煮のお店だそうで、お稲荷さんのご飯にそのつくだ煮が混ぜ込まれており、10種類の中から好きなものを選べます。

4個入りにして、しいたけ、ちりめん山椒、鮭、あさりをチョイス。どれも小ぶりで、お揚げもあっさり炊かれています。どれもおいしかったけど、一番気に入ったのはしいたけかな。

佃煮と言ったら東京のイメージがありますし、実際、見た目はモロに佃あたりにある老舗の物とおんなじ雰囲気ですけど、食べてみるとやっぱりちょっと違う。今度は少しつくだ煮も買ってみたいな。

歌舞伎なんですが、今日観たのは、新橋演舞場の八月花形歌舞伎の三部。演目は、「宿の月」「怪談乳房榎」の2本。

「宿の月」は、田中青滋作の舞踊劇で初演が1955年(昭和30年)とのことなので、かなり新しい演目なんですね。いつも見ている舞踊とはちょっと違う感じだなぁと思っていたのですが、それも納得。

夫婦の情愛をユーモラスに描いた小品で、新婚当初はかいがいしく夫の世話を焼く可愛い女房だったのに、子をなして数年たつと貫録も出てきて、小判磨きに余念がない妻おつるを扇雀丈、とぼけた味わいの夫亀太郎を橋之助丈が扮しています。最後は、泥棒に襲われたと一芝居打った夫に対して、妻は、お金なんかいらないよ無事でいて頂戴と叫んで、夫婦二人で月を見る。めでたしめでたしで幕、というお話でした。扇雀丈と橋之助丈の肩の力が抜けたような踊りが観てて楽しかったです。

「怪談乳房榎」は、私が初めて歌舞伎座で見た歌舞伎でして(正確に言うと、初めて見たのはその前に上演された「お国と五平」になるんですが)、その時勘三郎丈が扮した役を今回は勘太郎丈が演るということで、非常に楽しみにしていました。

これって、怪談っていうより、早変わりの妙を楽しむお芝居かなとも思うのですが、ここで変わるんだよね、あそこで入れ替わるんだよねって分かっていても「おおー」と言ってしまう。それにつけても、勘太郎丈はほんとにお父さんそっくりね(声が)。ちょっと余裕がない印象も受けましたが、やっぱり楽しかったです。