日別アーカイブ: 2017/01/23

鰰すめしといくら数の子弁当

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京王駅弁大会も明日で終わり。ただ、最終日は終了時間が早いので、わたし的には今日が実質的な最終日。それに、輸送駅弁で夕方まで残っているものは、毎日ほぼ同じ顔ぶれとなってきているので、もうあまり新鮮みがない。どうしようか…と悩んで、昨年食べておいしかった、「天然真鯛弁当」「比内地鶏重」を作っている関根屋のお弁当があったので、今年はそれで。

「鰰(はたはた)すめし」(秋田駅)と言う名前ですが、酢飯の具合はマイルド。その上に錦糸玉子が敷き詰められ、生姜醤油味の焼き鰰が3尾。ご飯によく合っていておいしい。ふきの青煮、酢蓮、紅生姜、いぶり人参。おかずは、さやいんげんとにんじんの信田巻煮、ぜんまい煮、しぞあんず。去年食べたお弁当同様、いろいろ気配りの利いたちょっと嬉しいお弁当でした。

夫には、いくら数の子弁当(網走駅、モリヤ商店)。確か、京王の駅弁大会には今回が初出店だったような。後半から登場した1軒で興味はあったのですが、幸いにも、客待ちゼロ状態のときに通りがかったので、これ幸いと1つ購入。売り子のおばさんがとても感じがよくて、食べてもいないのに、是非また来年…と思ってしまった。しょうゆ味のご飯に、いくらと数の子が乗った、シンプルなお弁当。一口貰ったけど、これはうまいなー。来年も来てくれたら、今度は自分用に買おう。

輸送駅弁コーナーの片隅でひっそりと、国分の「ゆかりの」というフリーズドライスープが売られているのですが、折角なので、買ってみる。県名が並ぶので、47都道府県それぞれにゆかりの汁物なのかな…と思いきや、時々、「日光」「湯布院」「横浜」「名古屋」とあって、別に県名にこだわっているわけではないようです(もちろん、「栃木」「大分」「神奈川」「愛知」という商品はない)。

種類が多いので迷いましたが、とりあえず「湯布院」と「秋田」にしてみる(秋田のお弁当を買ったから)。で、家に帰って気づいたのですが、「湯布院」がかしわ汁柚子胡椒風味、「秋田」が比内地鶏鍋風で、どっちもものすごく似た味。あんなにいろんな味のバリエーションがアルシリーズなのに、どうしてわざわざ似たような2つを買ってくるかなぁ…。