日別アーカイブ: 2017/01/30

あじのグージョネット

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夫が帰ってきたというのに、魚料理。だって、昨日スーパーで見かけたアジが、すごくおいしそうだったから…。昨日のうちに三枚におろして、ペーパータオルで包んでおいていました。

作ろうと狙ったのは、『アラン・デュカスの一皿フレンチ 魚』にあった、「アジのグージョネット」。グージョネットというのは、フランスで昔よく食べられていた淡水魚だそうで、フライにするのが一番おいしそう。で、それが、時代が下るにつれて、グージョネットという言葉そのものが「フライ」と同じ意味を持つようになって、「○○○(魚の名前)のグージョネット」という料理名になっていたそうです。シュークルートみたいだな。

レシピでは、パン粉から自家製なのですが、そこはカット。フライスターをフープロで細かくしたのを使います。細挽きのパン粉をしっかりつけて(確か、卵液の部分も少し普通の手順と違った気がしたが、忘れた…)、カリッとしっかり揚げます。添えたのはタルタルにハーブをたっぷり入れたグリーンソース。いわゆるタルタルソースよりも、ほろにがすっぱい感じに仕上がっています。

あとは、スナップエンドウゆでるだけ、ネーブルでオレンジサラダ。アンデルセンのパン。思いっきり、私好みの食卓でした。

献上鶴乃子

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夫が、帰省先で持たせて貰った「献上鶴の子」を、朝ごはんに。Yおばさん、ありがとうございますー。

普通の鶴の子より少し大ぶり。中の白あんが、心なしか、いつものよりも上品な気がする。いつも思うけど、マシュマロと白あん(黄味あん)の組み合わせって斬新…。だけど、これが不思議と、コーヒーによく合うのよね。おいしかったです、ごちそうさまでした!

鶴の子を製造・販売している石村萬盛堂は、ホワイトデーを仕掛けたお店としても知られていますが(だから、昔は「ホワイトデー」といえば「マシュマロ」だった)、そもそもマシュマロを作り始めた理由は、看板商品の鶏卵素麺を作るときに大量に余った卵白の有効活用を考えた結果、というのは初めて知りました。マシュマロのイメージ的に戦後生まれのお菓子かと思い込んでいましたが、意外にももっと古いルーツを持っていたんですねぇ。