年に一度のお楽しみ、今年も春の伊勢丹京都展(京都歴代のれん市)にナカムラポートリーが来てくれたので、いそいそと仕事帰りにお伊勢丹に行く。いつも定時上がりなのに、この日に限って少し残業だったのが悔しい…。なぜ、今日に限って…。
嘆いても仕方ないのですが、幸いなことに、お目当ての「若様のテバ(むね肉)」がひとつ残っていたので、それを購入。奥様も、お姉さんもお元気そうで、とても嬉しかった。さすがに今日はキモ系はもうないのは分かっているので、図々しくも、明日の分の取り置きをお願いし、急いで帰宅。エレベーターを待つのがあまり好きでないので、普段はエスカレーターで移動するのですが、今日に限っては余計なものを目に入れて寄り道するわけにはいかないので、エレベーターで一気にB1Fへ。脇目も振らず、急いで帰ります。だって早く食べたいもの。
若様のテバを買ったら、まずは、チキンカツ。しょっちゅう食べてるじゃん…と思いつつも、コレは別格。何はさておき、コレで食べないと。若様のテバ1枚で570グラムくらいあるのですが、まず皮を剥ぎ、ささ身を外すと、半分ほどになります。いつもより気持ち厚めにスライスし、後はいつも通り。衣まで付け終わったら、ささ身で鶏わさを作ります。表面をさっと焼き固め、ジップロックに入れて、冷水で予熱をとったら、適当に切り分け、わさびと貝割れ菜を添える。チキンカツを順々に揚げたら、レモンを添える。キャベツはボウルにたっぷり用意して、自家製玉ドレで。
剥いだ皮は冷凍庫へ。これはそのうち、私の晩酌用おつまみになる予定です。
毎年のことなので、この2品を作るのは、もう慣れたもん。手が慣れているという気楽さと、完成した暁には絶対美味しいものが待っているという期待感とで、料理している最中も楽しい。今年も美味しかった。ありがたいことです。