月別アーカイブ: 2017年4月

たけのことふきの煮物

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春の間に1回は食べておきたいと思うもののひとつが、ふき。野ぶきは下処理がいろいろ大変なので今年はパスし、普通のふきを。

でも、野ぶきと比べるとマシってだけで、いずれにしろ、ふきの下処理は面倒くさい。今年に限らず、作業中は必ず「ああ、なんで、ふきなんか買ったんや…」と数時間前の自分を呪いながら、板ずりしたり茹でたり皮剥いたりします。ああ面倒くさい。だけど、食べると、頑張ってよかったわーと思うんだから、現金なものです。

若竹煮の煮汁にしょうゆとみりんを足して、たけのこ、ふき、お揚げと一緒に煮込みます。あー、ほんと、頑張ってよかったわー。たけのことふき、よく合います。

一昨日に作って美味しかった、刻んだ姫皮を塩昆布とオリーブオイルで和えたもの。夫もこれは気に入ったみたい。テレビで見かけたものを真似してみたんだけど、これ、組み合わせが絶妙。来年も忘れずに作らなくっちゃ。

色味が地味なので、刻んだにら入りの玉子焼き。

ホタルイカの酢味噌添え

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今日は夫は夜いないので、晩ごはんは夫の嫌いなホタルイカを食べよう。心に決めて魚やさんに寄ったら珍しく生ホタルイカも売っていたのだが、残念なことに大きいパックしかない。食べたかったが、あんなに沢山は食べ切れん。ということで、ちんまりとゆでホタルイカを買って帰宅。

どうせ私が食べるだけなのだからきれいに下処理する必要ないよ、面倒くさいし…と思っていたが、でも、ついついやってしまう。目玉と中骨をとって(嘴も取りたかったが不器用なので無理)、塩を入れた湯にさっとくぐらせてから水気をぬぐって冷蔵庫で冷やす。わかめと一緒に盛って、テキトー酢みそ(米味噌、マスタード、千鳥酢)。たけのこゆでたらまずは若竹煮にしないと…と思うのと同じで、ホタルイカも最初は酢みそで食べないと気が済まない。生姜醤油もいいですが、酢みそのほうが好きかなぁ。

ホタルイカを冷やしている間に、なすのポン酢炒めを作り、若竹煮を温め、姫皮と塩昆布とオリーブオイルの和えものを作る。どうぞ酒を飲んで下さいといわんばかりの献立だけど、実際飲む気満々だったのですが、さていただきます…というときに夫帰宅。思ったよりも早い、しかも夫が食べられそうなものは一切ない、やばい…と思ったら、ちゃんと自分用のお菓子を買って帰ってきていました。ありがたや。おかげさまでゆっくりホタルイカその他を堪能いたしました。

里芋のチーズ焼き

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里芋を茹でて皮を剥くところまでやっておいたのだけど、はてどうしようか。最初は煮っ転がしでも…と思っていたけど、しょうゆ味は若竹煮で使っているからダブる。冷蔵庫に、中途半場に残っていたパルミジャーノがあったので、オリーブオイルで焼き付けて、おろしたチーズを振りかけてカリカリになるまで焼きました。うん、結構イケた。

これをご飯代わりに、昨日の若竹煮、たけのこつくね。青みがないので、スナップエンドウを茹でたのを添える。

伊東旅行で買ってきたカップ酒を開ける。さらりとしていて、らしい美味しさ。

若竹煮

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たけのこをゆがいたら、1回は作っておきたいのが若竹煮。もらいもんの気楽さで、穂先だけをたっぷり贅沢に使います。珍しく一番出しをひき、薄口しょうゆを使って真面目に作る。美味しいなぁ。やはり木の芽もなくては…と覚悟を決めて買いに行ったら、案外たっぷり入った物を売っていて、さすがに旬の時季はそれなりにまともな値段で買えるのね…とホッとした次第。

ものすごく久しぶりにたけのこつくね(『かえる食堂 干したり漬けたり』松本朱希子)。たけのこの堅い部分を使って作ります。鶏挽き肉(レシピではむね肉を自分で叩いてミンチにして使います)100グラムに対し、たけのこの堅い部分100グラム、そこそこ堅い部分100グラムで、堅い部分はおろし金ですり下ろし(水気が多かったら軽く絞る)、そこそこ堅い部分は5~7ミリ程度のさいの目切りに。肉は塩少々入れてよく練ったあと、たけのこ、片栗粉大さじ1を入れてよく混ぜる。一口大の小判型に形を整えたら、油を引いたフライパンでしっかり焼き、みりん、酒、しょうゆ各大さじ1を混ぜたものを加えて、照りが出るまで焼き絡める。

これね、不思議としっとりうまみがあって美味しいのです。簡単だし、たけのこの堅い部分までしっかり食べきれるし、珍しく人に強くお勧めしたくなるレシピです。

もう1回、姫皮とルッコラとパルミジャーノのサラダ(『薬膳だから』)。

おかあさんどうもありがとう、美味しくいただいてます。

オーブンミトン

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オーブンミトンのお菓子はどれも美味しいけど、やっぱり、シュークリームとシフォンとパウンドケーキの3つがいちばん好き。でも、シュークリームはお店でクリーム詰めたてを食べるのがいちばん美味しいので、持ち帰るならシフォンかパウンド。

今日は紅茶シフォンのホールを買ったので、帰宅して、早速食べる。切り口をしげしげと眺めてからいただきます。小嶋さんのシフォンは空気の穴が大小ランダムになっているところが最大の特徴。これを出すのが難しいのよね…。

それにしても美味しいなぁ。私も久しぶりにシフォン焼くか…。

オーブンミトン

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昨日の風の強い雨空とは一転、朝から気持ちのよい青空。少々陽射しが強すぎるくらい。エエ日和や…と思っていたら夫が「オーブンミトンでランチを食べてからぶらぶらせんかね」というので、その提案に乗ってお出かけ。オーブンミトン、移転直後は開店日が週に2日くらいだったですが、最近、徐々にオープン日が増えてきて嬉しい。

ランチは豚肉とレンズ豆の煮込み。見た感じよりも柔らかい豚肉と、ほんのり甘みを感じるソースの組み合わせが美味しい(メープルシロップが隠し味なんだそうです)。焼きかぶ、青梗菜、アイスプラントと、フレンチにしては意外な野菜が添えられていましたが、全然違和感がなかったのが不思議。つい、芋を添えたくなるけど、芋じゃなくてもフレンチっぽくまとめられるんだなぁ。

これにプチパンが付いて1200円だったかな。コーヒー付けて1600円。以前の美術館脇の素敵な一軒家に比べれば手狭感は否めませんが、それでも週末のゆったりランチにいい感じ。オーブンミトンにまで来てお菓子を食べないってのもありえないので、このあとシュークリームをいただきました。美味しい。ちなみに、この日はたまたまお店に出ていた小嶋ルミさんと少しお話しできたのも、いい思い出。

食べている間にも、近隣の方が入れ替わり立ち替わり、家で食べるため、集まりに持って行くため、お使いものに使うために、買いにくる姿を目にします。ご近所の方が羨ましい。

ESqUISSE CINq

カテゴリー: 間食 | 投稿日: | 投稿者:

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ESqUISSE CINq(エスキスサンク)のケーキ。手前がいちごのタルト(…フレーズって名前だった気がしたが忘れた)、奥はオペラ。前も1回食べたなーと思って検索したら、昨年の今頃だった。相変わらず見目麗しいケーキです。

いちごのタルトは思ったよりも普通で美味しかった。オペラは甘さを抑えたシブイ味わい。ここのチョコレートが好きなので、やっぱり、チョコレートのケーキも好みだった。

そういえば、夫が「ところでこのケーキいくらしたの?」と言うので値段を言ったら絶句していたが、私からすれば、マルセイバターサンド5個一気食いとあまり変わらない気がする(むしろ、こっちの方がお高いのではないか)。

姫皮とルッコラのサラダ

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たけのこを茹でたら、まず真っ先に作るのはこれ。『薬膳だから。』で覚えた、姫皮とルッコラのサラダです。ルッコラ、姫皮、ピーラーで薄く削いだパルミジャーノを器に盛り、オリーブオイル、バルサミコ酢をそれぞれまわしかけ、黒胡椒を挽き、皿の中でざっと和えてから器に取り分けて頂きます。簡単ですが、唯一のコツは、きちんと材料の水気を拭き取ること。それさえできれば、とっても美味しい。

あとは、紀伊國屋で買ってきたハムに玉ねぎのビネガー煮を添えて、うずらのオイル漬け、よつ葉のカマンベールチーズ。

本当は、観劇帰りに20日にオープンしたGINZA SIXに行ってみようかと思っていたのだけど、劇場を出たらものすごい雨だったので諦めて、地下道経由で濡れずに行ける東急プラザ銀座で少しぶらぶら。ESqUISSE CINq(エスキスサンク)へ寄って、パンを買う。

カンパーニュとフォカッチャ。相変わらず変わったパンだなぁと思いつつも、不思議に美味しい。でも、和光で買う方が気持ちよく買えるので、パンだけ欲しいのだったら和光に行くなぁ…と思いました。あんな有名店でも人手不足なんだなぁ。どこも大変です。