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麻婆茄子

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麻婆茄子も大好きなんですが、乱切りにしたなすを使うと、肉厚に切る分、使う調味料も増やさざるを得ないのが何となく気になって、麻婆が好きな割にはあまり作る機会は少ないように思う。あと、結構火を通すのに時間がかかるのも、麻婆茄子を避ける理由のひとつかも。

で、この前ふと、なすをさいの目にすれば、いつも作っている麻婆いんげんや麻婆豆腐と同じ感覚で作れるんじゃない? と思って、早速実験。なすを1センチのさいの目に切り、後はいつも通りウー・ウェンさんのレシピで(『豆腐料理 日韓中の100レシピ』にある、ウー・ウェンさんの麻婆豆腐のレシピを愛用しています)。

真っ黒で不気味な物体に仕上がりましたが、これは甜麺醤のせいでして、見た目ほど味は濃くないです。というか、麻婆茄子を作るよりも遙かにラクだった。なすのジューシーさが好きな人にはイマイチかもしれませんが、私的には大アリ。

後は簡単に。枝豆茹でて、お刺身わかめ(無性に海藻食べたい気分だった…)、キムチにりんご添え。夫にはもちろん、ルーガンのマントウを蒸しています。

大相撲9月場所も今日が千穐楽。連休最終日は、早めにスタンバイして、お酒飲みつつご飯食べつつ大相撲観戦。最終日までもつれて、優勝決定戦は、日馬富士ー豪栄道。日馬富士強かったなぁ。

麻婆いんげん

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昼食べ過ぎたので、夜は軽く。久しぶりに麻婆インゲン。

今日は、萬福臨の甜麺醤を開封したんですが、買ったときにお店の人に「うちのは、一般に市販されているものよりも甘みが少ないんです」と言われた通り、甜麺醤独特の味だと思っていた甘さが全くない甜麺醤だった。なんとなく、豆豉醤ぽいというか。だもので、手元にあったはちみつを足してみたけれど、それででもまだ、いつも使っている甜麺醤のような甘さになることはなかった。普段使っている甜麺醤って、ひょっとして相当砂糖入ってるんだなぁ。とはいえ、甘み少ないながらも、いつも通り美味しく作れました。合わせたマントウが結構甘めなので、むしろちょうどよかったかもしれない。

残っていたみょうがとピクルスで炒めもの。これは、先日作った「赤玉ねぎとピクルスの炒めもの」をマネだけど、ピクルスとみょうがも悪くない。というか、ピクルス(市販のスイートピクルス。今回使ったのはヘステンベルグ)を炒めたのって、個人的にはかなり好きな味なのだと言うことがよく分かった。

お昼に買ってきた、鹿港(ルーガン)のマントウを蒸して、ほかに、卯の花、にんじんサラダ。

ピータン豆腐

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夫はお昼にお外で食べたご飯が夕方になっても消化されなかったそうで、「晩ご飯は軽くでいいわ」という。ならばっ、と、ピータン豆腐をメインディッシュに。無性にピータンが食べたい気分だったんですよ。なんでだろう。

ただ、不思議なことに、「今日の晩ご飯は豆腐で何かしますよ」とメールしたら、夫からも「ピータン豆腐はどう?」と返事が来ていたので、ここ最近、二人の間でピータンが話題に上がったことがあったのかしら(私は記憶に全くないけど)。

ともあれ、ピータン豆腐。たれはどうしようかなーと、『豆腐料理日韓中の100レシピ』を見たら、黒酢、しょうゆ、ごま油、しょうがのみじん切り、ピーナッツで、美味しそうだったんだけど黒酢を切らしてるのでパス。『「和える」って、たのしい。』を見ると、酢、しょうゆ、ごま油、白いりごまで、シンプルでいいじゃーんと思ったんだけど、よく読むと、一緒に和える具が、塩卵の黄身、搾菜、干しえび、長ねぎみじん切りと、なかなか豪華。これはムリなので、もう普通に酢じょうゆにごま油を加えたドレッシングを作って、豆腐、ピータンの上にざく切りの香菜、揚げ玉ねぎをのっけて、ドレッシングをたっぷりかけました。

豆腐は、太子食品の「北の大豆」の豆乳をチンしたもの。うちでは、冷え固まった豆腐を受け皿付きのザルにあけ、重しをせずに2日ほど冷蔵庫に置いて、しっかり水切りしたものを使います。絹ごしの食感だけど、濃くて、食べ応えがあるのです。

私は、お弁当用に作り置きしていた、厚揚げの肉詰めトマトソース(『ベトナムおうちごはん』)も。豆腐だらけだ。

新鮮トマトのえびチリ

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わが家でエビチリと言えば、イコール高山なおみさんのレシピ(『おかずとご飯の本』)ですが、作る方からするといつもいつも同じものってちょっと飽きる。折角中華街で美味しい豆板醤を買ってきているのもあって、豆板醤が主役になるようなレシピで作りたかったので、本棚からパラパラ探して、ウー・ウェンさんの『大好きな炒めもの』にあるレシピで作ってみることに。この本、エビチリが3種類載っていて、このレシピがトップバッターで紹介されています。

このレシピ、さっぱりさわやかが身上のようで、にんにく、しょうがに玉ねぎみじん切りを炒め、これを甘いペースト状になるまで炒めるのが最初のコツ。豆板醤、湯むきして種を取りざく切りにしたトマトを加えてソースを作り、ここに湯通ししたエビを加えて軽く煮込み、水溶き片栗粉でまとめる。

美味しかったのですが、イマイチ物足りない気持ちもあったのは、まずエビはゆでただけのものを使ったこと。やはり、塩水につけ込んだり、もしくは、衣を付けて軽く両面を焼いておくなどの処理をしておいた方がよさそう。玉ねぎの炒めが足らず、コク不足だったこと。改善点が見えたので、もう1回チャレンジしたいな。でも、同じ本に載っていた「本格エビチリ」ってのも、気になる。殻付きで調理するので、夫はものすごく嫌がるだろうけど…。

麻婆豆腐

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いつもの、ウー・ウェンさんのレシピ(『豆腐料理日韓中の100レシピ』)で麻婆豆腐。ただし、今日は先日の横浜旅行の際に中華街で買ってきた豆板醤で作りました。萬福臨と言うお店のオリジナルで、唐辛子、塩、そら豆だけで、15年熟成されたものです。ちなみにこのお店は、プロが使う中華の乾物も多数扱っていて、1グラム100円の干しアワビや、フカヒレなどの誰でも知ってる高級食材から、よく分からない動物のしっぽや内臓(の干したの)なども売っていて、ゆっくり見て回るととても楽しいです。

コクがあり、あとからじわっと辛みがわき上がってくるといった感じで、普段使っている豆板醤とは食べたときの雰囲気がだいぶ違う。これはじんわりと美味しい。「かびやすいので使う度によく混ぜて」と言われたので、かびる前にせっせと食べたいと思います。

無性に食べたかったポテトサラダをささっと作る。小林カツ代流に、じゃがいもは皮をむいて輪切りにし、ひたひたの水で茹でて粉ふきいもに。ボウルにあけて、千鳥酢を少量回しかけ、塩もみきゅうり、玉ねぎスライスを加えて一緒につぶし、ハムを加えて、マヨネーズ、塩、胡椒でざっと混ぜる。

昔、ゆであがったじゃがいもにバターをひとかけら加えてからつぶすと、たくさんマヨネーズを使わなくて済むと教わったことがありますが、酢を回しかけるのもアリでした。

ピン

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休み明けも無事乗り切りましたが、まあ暑い。暑いけど、建物の中は最強に寒く、温度管理に悩まされる。4日間も緩めた体にオフィスの空調がこたえたのか、若干自律神経のバランスが崩れた様子。寒気がするのにのぼせるなど、ああもう更年期かよ…という症状が出て参るわ。

美味しいチャーシューがあるのを幸い、晩ご飯は手抜きで。同發本館の美味しい焼き物たちをスライスし、なすのチン(なすを皮ごと四つ割りにししてレンジで5分ほど、鶏ガラスープの素小さじ1/4、砂糖小さじ1、お湯、酢、醤油各大さじ1、ラー油小さじ1、長ねぎの刻んだのを混ぜたタレをかける)、ピン、キムチ。

ピンはウー・ウェンさんの『北京の暮らしと季節の家常菜』にあるレシピを参考にしました。本だと、強力粉、薄力粉各100グラム、熱湯170ミリリットルとあるので(これで16枚できる)、今日はこれを半分にして作りました。ご飯だと重いなーと言う気分だったので、ちょうど良かったです。

トマト入り麻婆豆腐

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豆腐の水切りをしてあるが、どうしようかなぁ、麻婆しか思いつかないな…ということで、麻婆豆腐。以前に、トマト入りのを作ったときに美味しかったので、またそれで。今調べたら、前作ったのは5月下旬だった。最近のつもりでいたけど、結構前だなぁ。

いつもの、ウー・ウェンさんレシピの味つけに(『豆腐料理日韓中の100レシピ』)、皮を剥いてざく切りして、余分な水分を捨てたトマトを加えるだけなんだけど、雰囲気ががらっと変わっていいんですよねぇ。さっぱりして、美味しいです。

きゅうりの塩もみ。スライサーの方がラクなんだけど、包丁で輪切りにしたものの方が好きなんだよね。夫はポンドレ、私はこの前作ったトラネコボンボンさんレシピのマリネ液(『トラネコボンボンのおもてなし』)をかけて食べました。ズッキーニのマリネも良かったけど、きゅうりにも合いますね。

麻婆モロッコ

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いつものウー・ウェンさんレシピ(『豆腐料理日中韓の100レシピ』)で、モロッコインゲンの麻婆。

ピン(餅)でも作るかな…と思ったら、夫が、「朝食べたマーラーカオを、お砂糖を減らして作ってみて」というので、元のレシピから(『みんなのおやつ』)砂糖を半分(20グラム)に、練乳をカットして同じように作る。水分が少し減るので、ややもったりした生地になり、蒸し上がりも表面が少しぼこぼこしたのですが、食べられる雰囲気に仕上がりました。

砂糖や練乳をなくした分だけ、しっとり感は少し損なわれていますが、むしろ、食事の友としてはいい感じに。夫は「むしろ、こっちの方が好きだ」と。油を大さじ2杯使うので、マントウや花巻よりは少しカロリーがあるのですが、気楽に作れるのでいいなぁ。出番が増えそうです。

麻婆豆腐

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豆腐の水切りがいい塩梅になってきたので、麻婆豆腐を作る。今日は久しぶりに本を開いて、レシピ(『豆腐料理日韓中の100レシピ』)に忠実に作ったんだけれど、出来上がりがいつもと違う味わいでビックリした。

普段は本こそ見ないで作っているものの、元のレシピを逸脱して作っているつもりは全くなかったんだけど(むしろ、レシピに忠実に作り続けていると思っていた)、何度も作るうちに、無意識に自分好みの味つけにチューニングするんだな。もちろん、今日のも美味しかったけど。

少し前から無性に、にら納豆を食べたい気分だったので自分用に作り、夫用に豆苗の塩炒め。

にら納豆に使った納豆は太子食品の「太子納豆」。かなり大粒の納豆でしかも1パック100グラム入りのビッグサイズ。刻んで茹でたにらを加えて、ワシワシ食べました。納豆とにらって相性いいなぁと思うんですよねぇ、ねぎよりも。

にら汁

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少し前に作った、ウーウェンさんレシピの甘みそ炒めが好評だったので、本(『北京の酒菜』)を読み返して、同じ味つけでもう一回。今回はちゃんと、にんにくと赤唐辛子も使用。前回よりも野菜をたっぷり入れたので色味は薄くなりましたが、おいしかった。というか、甜麺醤としょうゆを1:1で混ぜたのだけでこんなにおいしいのか…。

にらを大量に買ってきたので、まずはにらの大入り汁。平松洋子さんのエッセイ(週刊文春の『この味』)で覚えて以来のわが家の定番。2人で1束分のにらを細かく刻んで、そのまましばらくおき、鍋に入れ出しを注ぎ、あくをすくいつつとろりとなるまで煮たら味噌を薄く溶く。お腹の底がじんわり温まっておいしい。