日別アーカイブ: 2007/04/28

丁子屋

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晩御飯は友人のだんなさんがわざわざ定時で帰宅してくれて、とろろ汁で有名な「丁子屋」に連れて行ってくれました。19時で店を閉めてしまうので大急ぎで出発です。感謝。

ここは、東海道の丸子宿にあたるかつての宿場町。「丸子宿のとろろ汁」といえば当時は大変な名物だったようで、東海道膝栗毛にも出てくるし、芭蕉が「梅わかな丸子の宿のとろろ汁」と詠んだり、広重の東海道五十三次の「鞠子」にも出てくるそうです。丁子屋はこの「鞠子」に描かれたお店だそうで、すんごい老舗なんですね(創業は慶長元年)。

とろろ汁と麦ごはんがセットの「丸子」を注文し、あとはとろろを使ったお団子などを追加で食べましたがどれもおいしかったです。ちなみに私はごはんを3杯お代わりしました。

つばめグリル

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品川駅で同行の友人と落ち合い、「ecute品川」で軽く手土産を物色。買ったのは「旬風 一期一会」の「NAYOTAKE」というスフレの詰め合わせと、試飲してすごくおいしかった「セゾンファクトリー」の「飲む酢 マンゴーライム」(でも、なんか友人にはイマイチだったようなのですが…)。

で、私たちは新幹線の弁当にと「つばめグリル」の弁当を購入。友人が「ここの塩大福好きなのよ~」というのでおやつに「ふるや古賀音庵」の塩大福。ここのごまたっぷりの古賀音だんごもおいしいそうです。都内に勤めるリッチなバリキャリと話をすると、いつもおいしいものを教えてもらえるのでありがたいです。新幹線の中でも、いろいろ教わってきました(笑)。

たけのこ寿司

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今日から2日間、友人の家に遊びに行くのでせっかくのたけのこをおすそ分けとばかりにたけのこの炊き込みご飯とたけのこ寿司を作る。

炊き込みご飯は出しで軽く煮て下味をつけたたけのこと刻んだ揚げを入れて出し汁、薄口しょうゆ、酒、味醂で炊き込んだだけ。たけのこ寿司は、私の実家で母が毎年1回は作るもの。要はたけのこを使った散らし寿司です。レシピをファックスしてもらったので、せっかくなのでメモ。

 

【材料】

  • 茹でたけのこ 130グラム
  • 卵 2個
  • のり 1枚
  • 木の芽 10~15枚
  • お米 3カップ
  • 酒 大匙 4
  • 合わせ酢
    • 酢 大匙 4
    • 砂糖 大匙 3 1/2
    • 塩 小匙 3/4
  • たけのこの煮汁
    • 出し 1カップ
    • 味醂 大匙 1
    • 酒 大匙 1 1/2
    • 砂糖 小匙 1/2
    • 醤油 小匙 2

【作り方】

  1. たけのこは小さい短冊切りにして煮汁で煮る。甘みをつけてから醤油を入れる。5分煮込んで冷ます。
  2. 米と同量の水、酒大匙4を加えて炊いて、合わせ酢をかけて酢飯を作る。
  3. たけのこの汁気を絞り、たたいた木の芽と共にさっくり混ぜる。
  4. 錦糸卵とのりを飾る。

 

で、レシピの通りに作ってみると、どうも実家で食べてるのとはちょっと違う。うちで食べるもののほうが、もっとたけのこがどす黒くて甘辛かったし、第一酢飯がもっとすっぱい。本人も「レシピの通り作ったことがない」というので、自分好みにかなり酢をキツめにして作っていたようです。だけど、うちは母以外はあまり酢が強いのはダメなので、そのぶんたけのこはしっかり醤油味に…ってことだったのかもしれません。

レシピ通りのたけのこ寿司は、結構上品な感じに仕上がりました。炊き込みご飯は2合、たけのこ寿司は1合分をパックに詰めて、これが友人宅へのお土産です。

奥の小鉢は、前の日の木の芽和えに入れ忘れたイカを使った、木の芽醤油和えです。せっかく下ごしらえして使うだけにして置いたのに、使い忘れるなんて…。悔しいのでさくっと作って夫用に置いていきました。『剣客商売 包丁ごよみ』だとイカはあぶり焼きにするんですけど、そんな余裕はなかったので茹でイカで作ってしまいました。