日別アーカイブ: 2011/01/03

残り物ごはん

カテゴリー: テキトウ | 投稿日: | 投稿者:

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帰宅して、リビングのテーブルを見ると、レトルトカレーとチキンラーメンの残骸が転がっていました。そろそろ夫はおせちに飽きてきたようです。しかし、まだ山ほど残っているので、もう少し頑張ってもらわねばならん。

当然夜も、おせちの残りを食べてもらう。おせちを食べきるコツは、小鉢にちょっとずつ盛ること。たくさん残っているからと言ってドンと大皿に盛ると、余計に手を付けません。気長に少しずつ食べるのが完食のコツ。これがここ5年で得た、おせちの最大の秘訣かも。

お弁当

カテゴリー: つくる | 投稿日: | 投稿者:

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浅草公会堂で行われている新春浅草歌舞伎の第1部に行って来ました。

「お年玉」と題された新春の挨拶、本日は亀鶴さんでした。浅草は、あと2回行く予定なので、他の方の挨拶もちょっと楽しみです。

本日の演目は、「三人吉三巴白浪」、「独楽」の2本。上演時間は11時~14時で、普段よりも短めなのが若干さびしいですが、これくらいのほうが身体的にはラクかなぁとは思いました。

「三人吉三巴白浪」は、序幕が大川端庚申塚の場、二幕が巣鴨吉祥院本堂の場、裏手墓地の場、元の本堂の場、大詰が本郷火の見櫓の場、の三幕5場構成。大詰では「初櫓噂高音」という浄瑠璃がかかります。お嬢吉三は七之助、お坊吉三は亀治郎、和尚吉三は愛之助で、おとせに新悟、十三郎に亀鶴という配役。若手中心の舞台なので、いつも行く新橋演舞場や国立劇場と違って、お客さんも全体的に若い女子が多く、ややきゃぴきゃぴした雰囲気でした。実際、私の席の前に座っていた女子二人連れも、愛之助さんのファンらしく、花道に出てくるたびに「きゃはー」って言ってたし。

私はちゃんと観るのは初めてなんですけど、すごく有名な演目なので、なんとなくのあらすじはわかるはず…と思っていましたが、やっぱり凄く複雑でして(登場人物の相関関係が)、理解しながら観るのは結構大変だったかも。でも、まぁ、これから何度も観るでしょうから、おいおい理解していくのかな、と。

三人吉三といえば名台詞の宝庫でもありますが、七五調の朗々とした台詞回しは、やっぱ歌舞伎っぽいなぁとも。有名な「月も朧に白魚の、篝も霞む春の空…こいつぁ春から縁起がいいわえ」も聞けましたし、観始めにはうってつけの舞台だったかな。

「独楽」は猿翁十種のうちのひとつで、25分ほどの歌舞伎舞踊。どの舞踊を見ても役者さんの身体能力の高さに驚かされますが、今日のも凄かったなぁ。やっぱすごいなぁ亀治郎。すごく楽しかったです。

上演時間は3時間ですが、三人吉三の大詰めの前に25分休憩があったので、ここで持参したお弁当を食べる。もちろん、おせちの残りです(赤飯、煮しめ、地鶏の焼いたの、紅白なます、昆布巻)。

せっかく浅草まで出てきたんだから、アンヂェラスに寄ってコーヒー飲んで、亀十でどら焼き買って帰ろう…と思ったんですが、三が日の浅草を舐めてましたね…。どこも殺人的な混みようで、諦めてさっさか帰りました。来年の浅草歌舞伎は、三が日をはずして取ろう…。