日別アーカイブ: 2019/10/13

蒸し鶏のパリパリ焼き

鶏もも肉があると、いつも問答無用で唐揚げばっかり作っているのだけど、なんかこう、いつもいつも同じなのも芸がないな…とも思っており、今日は、とうとう、高山なおみレシピに挑戦。「蒸し鶏のパリパリ焼き」を作りました。

うちの玄米ごはん』にも載っているけど、「みんなのきょうの料理」にほぼ同じレシピが紹介されているので、そっちを見ながら作る。ちなみに、この本、大型本のため、料理本を集めた棚には微妙に入らず(背が高い)、ちょっと離れた棚に入れざるを得ないため、あんまり開く機会がない。1990年代~2005年ごろって、不思議と、微妙なサイズの料理本が結構ポコポコ出版されたイメージがあるんだけど(多分、紙を無駄にしないための知恵なんだと思うけど)、特に、この本のような、A4判とAB判の中間みたいな微妙なサイズが一番困るのよね…と、久しぶりにめくって思うのでした。大きな判型は余白がたっぷりとれて、すっきりしたデザインに作れる利点がありますが、しかし、本棚に入れやすいサイズというのも大事であって、家が狭いくせに本はたくさん持っているという私のようなものにとっては、なかなかつらい問題です(本のサイズには文句がありますが、この本はすごくいい本です)。

この料理は、鶏もも肉を平たく開いて蒸した後に、粉をはたいて、揚げるという、2段階の手間を経て作ります。千切り野菜をしいて、ほんのり甘酸っぱいたれを回しかけるので、さっぱりしたユーリンチーみたいな感じ。おいしいです。

おいしいけど、刻み物も多く、この1品だけを目的に作ると、正直手数が多い。ただこの料理は、蒸し鶏からの展開料理で、蒸し鶏をたっぷり作った後のお楽しみのひとつともいえるわけで、そういう意味では、作り置きが日常になっている人や、ご家族の多い人向けの料理ともいえそうです。

私はこれ、かなりおいしいなと思って食べたけど、夫はお肉をキャベツと一緒に食べるというのがあんまり好みじゃなかったようです。肉なら肉、キャベツならキャベツと、別々に食べたいみたい。なるほどな。

あとは、なすの田舎煮。