日別アーカイブ: 2019/10/16

駅弁

歌舞伎が終わった後、久しぶりに東京駅まで出て、少しぶらぶらしてから、駅弁屋祭に寄って駅弁を調達して帰宅。「駅弁味の陣2019」を開催中だったので、もしかして、「ひとくちだらけ」とか「鱈めし」とかが買えるんじゃないかと期待して寄ってみたんですが、残念ながらなかった。

買ったのは、新発田三新軒の「柳かれい寿司」と、関根屋の「あったけぇきりたんぽ弁当」。どちらも、今年の味の陣に合わせて発売された新作なようで、味の陣って、大きなイベントなのだなぁ。もちろん、柳かれいのほうが私、きりたんぽは夫です。

この柳かれい寿司、かなりおいしかったです。骨を抜いて素揚げした柳がれいが乗っていますが、カリッと上がっていて、このまま食べてもおいしい。レモン汁が付いているので、途中でさっぱり味変もよし。下のご飯は、じゃこ(オキアミだったかも)と青菜の混ぜご飯で、カレイだけ先に食べてしまっても、ご飯はご飯だけでも食べられるようになっている心憎い設計。もちろん、カレイと一緒に食べてもおいしい。付け合わせは、甘酢しょうがと赤かぶ漬けだけってのも、シンプルでいいな。

このお弁当1個とワンカップで、かなり楽しめると思います。

きりたんぽ弁当は加熱式で、この写真は加熱前。小さいきりたんぽが4つに、具材があれこれ。加熱し終わったら、スープに浮く感じになるのかなと思ったらそうでもなく、スープはおおむねきりたんぽに吸われてほんのりあったかい…という感じに仕上がります。

実は私、きりたんぽを食べたことがなく、これが初めてとなると思うんですが、おにぎりとお持ちの中間というか、そんな感想でいいのでしょうか。味はおいしかったですが、なんかこう、不思議なお弁当でした(面白かったので、よし)。

パッケージは地味ですが、とてもおいしいです。また食べたい。

加熱式なので、かなりでかい。東京駅から持ち帰るのがかなり大変でした。

お弁当

芸術祭十月大歌舞伎の昼の回を見に行っていました。演目は、廓三番叟、御摂勧進帳、蜘蛛絲梓弦、江戸育お祭佐七の4本と、いかにも歌舞伎らしい演目が揃って盛りだくさん。この記事のテキスト、2020年8月に書いているんですが、まぁ、なんていうか、ずいぶん贅沢な時間を過ごしていたんだなと思います。

お弁当は、ありもの詰めて。玄米ご飯に、鶏ひき肉と大根と糸こんにゃくの煮物(ほぼ糸こん)、きゅうりもみと茎わかめのポン酢和え、コープのお魚コーナーで買ってきた焼き魚。メインになるたんぱく質があると、残り物だらけのお弁当も、なんだか豪華に見える。