日別アーカイブ: 2020/02/05

ほうれん草の炒めもの

パンとソーセージを買って帰宅。パンは墨絵のロールパン、つぶ小麦のクロワッサン、チョコレートパン。ソーセージは、F&Fのフランクフルト。

ソーセージがあるので、おかずは野菜メインで。丸山久美さんの本(『カタルーニャ地方の家庭料理』)で覚えた、ほうれん草の炒めもの。本では、ほうれん草を、レーズン、松の実、にんにくと一緒にオリーブオイルで炒めますが、今日は、ほうれん草とレーズンを一緒に炒め、乾煎りしたスライスアーモンドと、にんにくのみじん切りと一緒に炒ったパン粉をかけてます。

子どもの頃はほうれん草は好きだったんですが、最近はシュウ酸が結構気になるようになってしまって、ゆでただけのほうれん草があんまり好きでなくなってしまいました。なので、レーズンやナッツと一緒に炒めるスペイン風は、私にとってはほうれん草をおいしく食べられるすごくうれしいレシピです。おおつきちひろさんの本(『スペイン 熱い食卓』)を見ると、アーモンドと松の実の2種使いをしていますが、私はレーズンもあるほうが好きです。

あとは、かぶをスライスしてオリーブオイルで焼いて、塩をパラり。高山なおみさんの本(『野菜だより』)で覚えたものですが、最近は、こういうレシピというほどでもないアイデアのようなものが、とても重宝している気がします。焼いただけのかぶがこんなにおいしいとはなぁ。

お弁当

二月大歌舞伎の昼の回を観に行っていました。菅原伝授手習鑑の、加茂堤、筆法伝授、道明寺で、有名な「菅原…」の中でもめったにかからない演目なので、心して観に行きました。

めったにかからないのは、演じられる人が現在は仁左衛門さんしかいないからで(特に道明寺)、実際にものすごく神々しい舞台でした(息を凝らして観る人が多いからか、劇場全体の緊張感というか静寂もすごかった)。もちろんそのうち他の方もやられるとは思うんですが、絶対あと20年くらいは仁左衛門さんと比べられるはずなので、そう考えると、もうお目にかかれない演目なのかもしれない…などと思ってしまいました。

お弁当は、太巻きの具を刻んで混ぜたちらしずし風。デザート代わりに金柑を添える。金柑って、お弁当にちょうどいいなぁ。

しかしね、本当に、神々しかったですね。ポスター売ればいいのに、と思いました。