日別アーカイブ: 2012/03/09

にんにくの芽と豚肉の炒めもの

ニンメ by nekotano

にんにくの芽と豚肉でシンプルな炒め物。

これを出すと、夫はいつも、自分が独身の時はどれだけこの料理ばっかり作ったか…ということを話すのだが、今回もそういっていた。安くて扱いが簡単で栄養もありそうだから、独身男性にはぴったりの野菜だなと思います。しかしながら、私と結婚して以降、夫がこの料理を作ったことは一度もありません。一度、お手本を見せてもらいたい気もしているのですが。

豚肉は、モモとバラの薄切りを100グラムずつ使用。全部バラで行きたいところですけど、脂が多いんで、最近は半々で使うのが好み。ガツンと食べたい人は、肩ロースで仕込んだ塩豚のスライスで作るほうがいいと思います。一口大に切り分けて、しょうがのみじん切り、塩少々、紹興酒小さじ2、片栗粉小さじ1を揉み込んで常温に戻す。にんにくの芽は、4センチ幅に切り分けて、ごま油、塩少々を入れた湯で、30秒ほどさっと湯がいてざるにあけておく。

あとは、ごま油を入れてカンカンに熱した中華鍋でがっしり炒めるだけ。味付けはナンプラー。仕上げにこしょうどっさり。おいしくできたけど、ただ、もうちょっと、塩をガツンと利かせてもよかったな。シンプルな炒め物は難しい。

手前は、今週の『週刊文春』の平松洋子さんの連載エッセイ「この味」で紹介されていた、「緑一色の大入り汁」。とんでもなくおいしそうだった上に、ちょうどにらがあったので、さっそく作ってみた。

エッセイでは、沢村貞子さんの著作『浅草の女』にある「味噌汁」の文章を引いて、沢村さんがお好きだった味噌汁の具はおから、油揚げ、ねぎで、それを”大入り汁”と呼んでいたという話を紹介し、その流れで「わたしにも『大入り汁』がある。」と紹介しているのが、「緑一色の大入り汁」。「天下御免の大入り自慢、にらの味噌汁である。」でございます。

作り方は、エッセイから引用してしまおう。

にらをできる限り細かく刻んで、飲み心地をとろりとなめらかに、すべらかに。だから、なにも入れない。包丁を握って挑戦する気持ちでこまかく、こまかく、ざくざく刻む。数字にすれば幅三ミリ、一センチでは太すぎる。(中略)刻み終えたら小山をそのまま五分ほど置くのも要諦で、これを守ると香りがやわらかく、まろやかな味わいになる。あとは、だしに味噌を溶き入れたのち、最後ににらを入れてぱっとひと煮たち。

夫は手を付けなさそうだったので、1人前だけと、にら1/2束で作りましたが、んー、おいしかった。これだけにらを入れても、細かく刻んでとりあえず加熱しているので、むしろ、ぽわっと柔らかい風味で、やさしい味わい。風邪ひきの人に作るというのもうなずけます。

我が家で定番化している平松さんのレシピと言えば、「ピーマンをわしわし手でちぎって、塩で炒めて、レモン汁をじゅわっとかけたもの」だったんですが、にらの大入り汁も仲間入りだな…という感じです。

チキンラーメン

カテゴリー: 昼食 | 投稿日: | 投稿者:
チキンラーメン by nekotano

野菜もあれこれ買い込んでいて、お昼の選択肢はまぁまぁあったと思うのだけど、そのすべてが却下されて、「チキンラーメンでいい」と。チキンラーメンがいい、ではなく、チキンラーメンでいい、という部分に若干引っ掛かりを感じつつ、ご要望通り、お昼はチキンラーメンで。

私の分は、溶けるチーズと青ねぎをトッピング。この組み合わせ、結構好きなんですけど、これって、「カップヌードルに温めた牛乳を入れて食べる」と、方向性は同じだな…とようやく気づきました。

亀十

亀十 by nekotano

昨年から浅草に行く機会は多かったものの、なかなか買う余裕がなかった亀十のどら焼き。今日は、浅草に着いた時にちょっとだけ余裕があったのでお店によって買う。

亀十のどら焼きは、ふつうのあんと白あんがありますが、私も夫も白あん派。今日もおいしかったー。あんはもちろんだけど、ふわふわのガワがたまらなくうまい!!