日別アーカイブ: 2012/05/23

菱岩

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京都に来たら美味しいものを食べたいなというのは誰しも思う事でしょうけど、でも、ガイドブックに載っているようなお店に行くのは色んな意味でハードルが高い。

ということで、菱岩の折詰弁当を予約しておいたので、ホテルの部屋で晩御飯としていただく。もちろん、お店に直接予約するなんて度胸はなかったので、百貨店経由ですよ。便利です。

ひとつ4800円となかなかの高級お弁当なのですが、食べると納得します。どれもこれも信じられないくらい美味しかったなぁ。なんてことない胡麻和えですら「レベル違うわー」って思ったほど。看板の出し巻きはもちろん、やはり印象深かったのは、炊き合わせの小芋と蛸の柔らかさ。こんな煮方ってできるのねぇ。あとは、鱸の塩焼きが美味だった。

全体的にちょいと味は濃いめなのは、お弁当と云う事を念頭に置いたものだからなのかな。お酒のアテになりそうな感じのものが多かった気がします。もちろん、ぬかりなく、日本酒(招徳の生一本)も調達しておいたので、問題なし。

それにしても、あんなに美味しかったお弁当なのに、どうして私は、こんないい加減な写真しか撮っていないのか…。

  • 豆ご飯
  • 出汁巻
  • 鶏松風
  • 鰻八幡巻
  • 鯛笹巻寿司
  • すずきの塩焼き
  • いか黄身焼き
  • 才巻海老
  • 合鴨ロース
  • スモークサーモン
  • 一寸豆
  • 白魚
  • 千社唐
  • 奈良漬
  • 千代口(筍とうどの胡麻和え)
  • 炊き合わせ(建仁寺麩、小芋、筍、鶏丸、蛸、絹さや)

おかる

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夫は仕事があるので、サクッと軽く済ませたいということで、お昼はおかるで。四条通を1本脇に入った小路にある、うどんの店です。カレーうどんか、あんかけうどんか迷いましたけど、食べたことないのであんかけで。

具のないうどんに、たっぷりのあん、それとおろし生姜。余りに潔すぎるビジュアルにちょっとひるみましたが、食べてみるとやっぱり美味しい。嫌なとろみじゃなくて、いつまでも掬っていたい感じ。うどんはコシのない柔らかい食感。讃岐うどん派だと辛いのかもしれませんが、私個人的には、こういう食感のほうが長らく馴染み深かったので、懐かしい感じです。

今度はカレーうどん食べたいなぁ。

食後は、夫と別れて、市内をぶらぶら。といっても、自由時間は数時間程度なので、そんなに回れない。当時、大河ドラマで「平清盛」をやっていたこともあり、折角だから、平家ゆかりの場所でもぶらっとしてみましょうか…と、迷子になりながら歩く。

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と、その前に、南座の前でパチリ。このころの南座では、玉様の展覧会が催されていたと記憶しておりますが、どうでしたか…。南座でもいつか観劇してみたいものですが、まだ先かな…。

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下河原通りを東山方面に歩いて行ったのだと思いますが、ド定番の、八坂の塔を仰ぎ見るアングルですね。散々テレビで見てるのに、生で見ると、おおおと思ってしまうのはなぜでしょう。

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先ず行ったのは、安井金毘羅宮。「縁切り寺」として有名なところですよね。何度でも前を通りかかったことがあるのに一度も行ったことがなかったのは、何故なのかなぁ。私は霊感はゼロですが、でもここはなんか、ちょっとおどろおどろしい雰囲気を感じるんですよねぇ。

入ってみると、こじんまりとしていて、案外いい雰囲気のお宮でした。ただ、やっぱり、縁切りの御祈願はなんとなく気が進まなくてやらずじまい。ちょっと変わったお参り手順だから、せっかくだからやればよかったかなぁ…と、今になってみれば思いますが。

境内は写真映えする風景が多くて、カメラ娘ではない私でも結構な枚数の写真を撮ってしまいました。人も少なくて、なかなかいいところでした。

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安井金毘羅宮から建仁寺を回って六波羅蜜寺に行くつもりだったのに、案の定迷子になる。ふらふら歩いていたら、摩利支尊天堂の前を通り掛かったので、少し寄ってお参り。

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ギリギリで六波羅蜜寺に到着して、無事宝物殿を見学。やっぱり空也上人立像と平清盛像に尽きる気がしますけど、ほかのも素晴らしい。境内をぶらぶらしていたら、平清盛の墓があったのでお参りする。玉様が奉納した阿古屋の碑もあって、思わず見入ってしまう。

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最後に、ふらふらと迷いながらなんとか、六道珍皇寺へ。夕方に行ったというのもあるのか、境内に誰もいなかったというのもあるのか、やっぱりちょっと不気味な雰囲気だった気がする。やっぱり、あの世の入り口なんやろか。

新幹線にて

カテゴリー: 朝食, 旅行 | 投稿日: | 投稿者:

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私のブログは、写真を先にアップしてテキストは後から入れると言う形で更新しているので、写真だけ先にアップしてホッとしてしまい、そのままずっと放置…というパターンが結構ある。ここの1泊2日の京都旅行の記事もまさにそれでして、今頃(2013年9月16日)になって、文字を入れ込もうとしています。さ、どこまで覚えているかな…。

そもそもなんで京都に行ったかというと、夫が仕事の都合で京都に行く必要があったんですが、「どうです、一緒に行きませんか?」というので、のこのこ付いて行ったわけです。夫は仕事ですが、私は遊びです。気楽なもんです。

列車の長距離移動には駅弁が欠かせませんが、京都に行くときだけは別。車内では軽く済ませて、万全の胃腸状態で駅に降り立ちたい。

ということで、自分で握ったおにぎり。具は梅。