京都に来たら美味しいものを食べたいなというのは誰しも思う事でしょうけど、でも、ガイドブックに載っているようなお店に行くのは色んな意味でハードルが高い。
ということで、菱岩の折詰弁当を予約しておいたので、ホテルの部屋で晩御飯としていただく。もちろん、お店に直接予約するなんて度胸はなかったので、百貨店経由ですよ。便利です。
ひとつ4800円となかなかの高級お弁当なのですが、食べると納得します。どれもこれも信じられないくらい美味しかったなぁ。なんてことない胡麻和えですら「レベル違うわー」って思ったほど。看板の出し巻きはもちろん、やはり印象深かったのは、炊き合わせの小芋と蛸の柔らかさ。こんな煮方ってできるのねぇ。あとは、鱸の塩焼きが美味だった。
全体的にちょいと味は濃いめなのは、お弁当と云う事を念頭に置いたものだからなのかな。お酒のアテになりそうな感じのものが多かった気がします。もちろん、ぬかりなく、日本酒(招徳の生一本)も調達しておいたので、問題なし。
それにしても、あんなに美味しかったお弁当なのに、どうして私は、こんないい加減な写真しか撮っていないのか…。
- 豆ご飯
- 出汁巻
- 鶏松風
- 鰻八幡巻
- 鯛笹巻寿司
- すずきの塩焼き
- いか黄身焼き
- 才巻海老
- 合鴨ロース
- スモークサーモン
- 栗
- 一寸豆
- 白魚
- 千社唐
- 奈良漬
- 千代口(筍とうどの胡麻和え)
- 炊き合わせ(建仁寺麩、小芋、筍、鶏丸、蛸、絹さや)