日別アーカイブ: 2012/05/31

焼き餃子

焼き餃子 by nekotano

具が余ったので、昨日に引き続き焼き餃子を。

皮は、昨日と同じく『ひとつの生地で餃子も、めんも、パンも!』(荻野恭子)のレシピで。薄力粉110グラム、強力粉110グラム、塩小さじ1/2、水165ccでこね、丸1日放置したものを使用。出来た生地を32等分し、昨日のあんを包む。あんがたりなかったので、5個ほどは溶けるチーズを足して包みました(なかなかおいしかった)。

昨日は、いわゆる普通の焼き方(油をひいて加熱したフライパンに餃子を並べ、焼き色がついたら水を注いでふたをして蒸し焼きに)で焼きましたが、夫が「今日は、NHKでやっていたやり方で焼いてみてください」というので、言われた通りにしてみる。

NHKっていうから、てっきり『ためしてガッテン』かと思ったら、『アインシュタインの眼』だそうで。『ぷちぐる』さんが丁寧に紹介してくれているので、それを読んでからチャレンジする。

今回参考にしたのは焼き方だけなんですが、とりあえずまとめてみます。

水200ccに対して小さじ1の薄力粉を溶かしたものをフライパンに注いで加熱し、沸騰したら餃子を並べて(やけど注意)ふたをして5~7分(強火が理想ですが吹きこぼれるので、常に沸騰状態を維持出来る火加減であれば強火でなくてよい)。ほぼ小麦粉水が蒸発していたら(フライパンの底から5ミリ以上残っていれば捨てる)、ふたを取って中火に落とし、サラダ油大さじ1を注ぎ入れて、水分が飛ぶまでがっちり焼く(中火に落としますが、油ハネを嫌がって必要以上に火を落とすときれいな焼き色がつかないので、恐れずに焼ききること)。

自分で言うのも何なんですが、今日の餃子はビックリするくらいおいしかったです。焼いた部分はカリッと、上部はもっちり仕上がり、そのコントラストが美味。正直、あんはさほどおいしいわけじゃないのですが、皮がおいしければリカバー可能なようで、これはホントに昨日と同じ具か? と思ったほどでした。

昨日作ったのも、悪くなかったと思うのですが、今日の餃子と比べると雲泥の差。焼き方は重要だなぁ…としみじみ思ったのでした。

● 羽根付きギョウザ | レシピサイトぷちぐる

パッタイ

パッタイ by nekotano

パッタイの材料がほぼそろっていたので、よし作るか、と。決して難しい料理じゃないんですが、調理を始めるとスピード勝負になるので、調理前の段取りがちょっとめんどくさい。なので、よっしゃ、と気合を入れないと作れない。

今日も『スパイスビーム』(深谷陽)という漫画の、巻末おまけ漫画に載っていたレシピを参考に作る。今回は代用品だらけで作っていて分量がだいぶ違うので、備忘録を兼ねて、レシピを書いておく。2人前です。

●ソース(下記の材料を混ぜておく)
梅干しの種3個を水大さじ3でゴシゴシしたもの※a
コーレーグス※b 小さじ2
韓国産粗挽き唐辛子粉※c 小さじ1~2(気分によって塩梅)
ナンプラー 大さじ1~1.5(塩分の強さに寄って塩梅)
砂糖※d 小さじ2

●具
センレック 80グラム
にんにく 1片
豚ロース 50~100グラム(ガッツリ気分によって塩梅)
厚揚げ※e 50グラム
玉ねぎ※f 小玉なら1個、中サイズなら半分
干しエビ 10グラム
ピーナッツ 30グラム
もやし 1袋
にら 1束
卵 1個
レモン※g 1/2個

●備考
※a 乾燥タマリンド 10グラム
※b プリック・ポン(唐辛子粉) 小さじ1
※c ナムソム・プリック(唐辛子入りの酢) 大さじ1
※d パームシュガー 小さじ2
※e トーフヘン(固い豆腐) 50グラム
※f ホムデーン(紫小玉ねぎ) 3個
※g マナーオ、もしくはライム

●下準備
・ソースの材料を混ぜておく。
・センレックは柔らかくなるまでぬるま湯につけ(20分見当)、ざるにあけ、水けをきって、シーズニングソース小さじ1/2(もしくは、シーウイダム小さじ1、もしくは黒蜜+しょうゆ各小さじ1/2)を絡めておく。
・ にんにくはみじん切り、豚ロース、厚揚げは1センチ幅の細切り、玉ねぎは1ミリ幅のスライス、干しエビは粗く刻む、にらは5センチ幅に切り分ける。
・ピーナッツは、粗く刻んで半分に分けておく(半分はトッピングに使用)。
・もやしは、洗って半分に分け、半分はヒゲ根を取る(トッピングに使用)。
・レモンは櫛形切りにしておく。

●作り方
・中華鍋にサラダ油大さじ1を入れ、にんにくを炒める。香りが出てきたら、豚肉、厚揚げ、玉ねぎ、ピーナッツの半分の順に炒める。
・炒めた具材を鍋の片側に寄せ、サラダ油少々を足してから、卵を割り入れ、寄せておいた具材と絡める。
・干しエビ、もやしの半分を加えてざっと混ぜたら、ソース、センレック、にらを加えて手早く炒める(センレックにソースを浸して、吸わせながら炒める。もやしから水分が出てくるので、強火で手早く)。
・器に盛り、もやしとピーナッツを散らし、レモンを添える。

 

ナムソム・プリックを使ってないので、食べる際にガッツリとレモンを絞って食べるといい感じです。コツは、にらともやしにあまり火を入れ過ぎないこと、でしょうか。今回はピーナッツがなかったのでピスタチオを使ったんですが、それもよかったです。辛さ控えめで作っているので(元ネタも辛さは控えめだと思います)、辛いのが好きな方は唐辛子粉の量をもう少し増やすといいと思います。あと、元ネタは、センレックを150グラム使っていますが、うちには多すぎるので80グラムにしていますが、思いっきり食べたい人は150グラム使うといいと思います。

それにしてもタイ料理っておいしいなぁ。甘辛酸っぱい味はやっぱり病み付きになります。