日別アーカイブ: 2014/02/04

ピエール・エルメ

ピエール・エルメ by nekotano

たまたま朝見た、『あさイチ』のこの日のテーマは「スゴ技Q 品格アップ!きれいにおいしく!食べ方美人」。カレーうどん、ミルフィーユ、焼き魚の美しい食べ方指南だったのですが、そこで見たミルフィーユの食べ方を試してみたくて、銀座からの帰宅途中にミルフィーユを買う。

が、肝心のミルフィーユが案外ないのね…。軽い気持ちでまずは銀座三越に行って空振り、マキシムの持ち帰りを覗いたけど、ミニサイズといっても結構大きい(3人前くらいのサイズ)。ナポレオンパイ食べたいなーと思ったけど(美味しいよねー)、今日は目的があるから泣く泣くパス。念の為、近くの不二家も覗いてみたけどない。じゃぁ、新宿伊勢丹ならあるんじゃない? と思ったけど、生ケーキ扱っている店を全部覗いても、なんでか、ないの。なんでだろ。

ようやく見つけたのが、ピエールエルメ。ラス1だったうえに、あったのは、ドゥミルフィーユという、ざっくり言うとキャラメル味のミルフィーユ(カラメリゼしたパイ、プラリネフィユテ、プラリネ風味ムスリーヌクリーム)。1切れとはいえかなり大きいので、これ1個だけで十分だったのだけど、1個しか買わないってのもなんだかねぇ…ってことで、イスパハンも買ってみる。エルメと言えばイスパハンっていうくらい超有名なケーキなのは知ってる。だけど食べたことがなかったので、いい機会だと思って。

テレビで紹介されていた、ミルフィーユのきれいな食べ方は、

  1. 横に倒す
  2. 真ん中のパイの真ん中にナイフを入れて上下に切り分ける
  3. 垂直にナイフを差し、食べやすい大きさになるようナイフで切り分けて食べる

上手く説明できないのですが、アサイチのページに写真があるので見ればわかります。実際にやってみると、〔3〕がかなり難しかった。ナイフが縦に入らないよーとグリグリしているうちに、パイが破壊されて残念な感じに。結局、夫がきれいに一口サイズに切り分けたのを手でつまんで食べました。無念です。美味しかったけど。

私はピエールエルメの菓子自体食べるのが初めてだったのですが、ミルフィーユ食べてビックリし、イスパハン食べてさらにビックリ。こんなド派手な味のケーキ、食べたことない。なんかすごかったなぁ。

イスパハン(マカロンローズ、ローズ風味クリーム、ライチ、フランボワーズ)は想像通りの味で、ことにローズのマカロンが大好きなわたしにはテンション上がる味。美味しいです、何ていいつつも、食べ終わった直後は、もう10日は甘いものを食べなくていいわ…という気分が主であり、今後、イスパハンを食べることはないだろう…という感想だったのですが、今(2月19日)改めてこの時の記憶を反芻していると、、妙にイスパハンが食べたい気分になってくるのが不思議です。これが、名作の吸引力なのでしょうか。

ほうれん草のチーマージャンがけ

ほうれん草のチーマージャンがけ by nekotano

こんにゃくと厚揚げがあったので、ネットで検索して、藤野嘉子さんの「厚揚げとこんにゃくのみそ煮」を参考に作ってみる。

朝作ってしっかり味を含ませておいたので、いい感じ。見た目はコテコテに見えますが、出しをベースに、砂糖は控えめにしているので、意外とさっぱり味なのです。こんにゃくは直売所で買ってきた手作りのだから、味の染み込み方もいいし、サクサクした歯触りもいい。

手前は、ゆでほうれん草に芝麻醤とラー油をかけたもの。普通、芝麻醤ってただの胡麻ペーストですけど、今使っているのは、夫の台湾土産で、小分けパックで、塩、砂糖、胡椒で味が付いたタイプ。和えそばのソースに使えってあるけど、野菜にかけても美味しい。同じくお土産の、激辛ラー油との相性もばっちり。

私はご飯はパス。夫には、レンジで炊いたもち米を出す。

お弁当

お弁当 by nekotano

歌舞伎座の二月花形歌舞伎の昼の回を観に行っていました。

今日の演目は「心謎解色糸(こころのいととけたいろいと)」の通し。南北の世話物で41年振りの上演だそうで。ほぼ新作のようなものじゃないでしょうか。

話はと言えば、お家騒動と三組の男女(左七と小糸、綱五郎とお房、九郎兵衛とお時)の愛憎が入り混じった、なかなか複雑な話でした。早変わりや大掛かりな場面転換だけでなく、子供をなぶり殺しにしたり、死体を使ってシュールな笑いを見せたりなどのグロももちろんあって、南北らしさを見せることに拘った舞台だった気がします。2組目の綱五郎とお房の話は、ロミオとジュリエットの設定貰ってるの? と思うような小道具(仮死状態になる薬)が出てきて、面白かった。小物なのに大活躍の番頭佐五兵衛に扮した松之助さんがとにかく面白かったのと、久しぶりに可愛らしい七之助さんを見られたのが楽しゅうございました。

もちろん、現在の尺に合うように大幅に改稿されているってのもあるとは思うのですが、南北の舞台を見ると、ホントに江戸時代に書かれたものなのかなぁといつも思ってしまう。出てくる人間みな、自分の欲望に忠実過ぎて(つまり弱い)、それが故に自分や周囲の人間を不幸に陥れる…、救いのない展開になることが多いのが近世に書かれたものだなと思わされますが、一周回って、それ、なんだか今っぽい気もする。コンパクトにまとまって楽しく観れたので、再演してくれるといいなぁと思う。

今日は久し振りに、お弁当。昨日のサラダ巻の具が残っていたので、ちらしずし風に詰める。案の定、弁当箱ひらいたらよれよれになっていましたが、味はよい。

寒かったので、地下のコンビニでカップみそ汁(豚汁)を買い、店内のポットで湯を入れて作りましたが、肝心の湯がぬるま湯で、なんとも寂しかったです。しくしく…。

ハムステーキ

カテゴリー: 朝食 | 投稿日: | 投稿者:
ハムステーキ by nekotano

頂きもののハムを食べきってしまって寂しがっている夫が、ノイフランクでハムの塊を買ってきた。ハムの代金は夫が自分の財布から出したというのに、ここぞとばかりにポイントカードを差し出す私です…。すまん。

早速、朝ごはんはハムステーキ定食に。最初ですからね、思い切って分厚く切り、両面をジュウと焼く。わたくしは、レンジで目玉焼きを作って添える。

ハムって美味しいね。ご飯に合うね。これからしばらく、お相伴にあずかります。ご馳走様。