日別アーカイブ: 2015/11/10

エビフライ

カテゴリー: 夕食 | 投稿日: | 投稿者:

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昨日のチキンカツがたいそう美味しかったそうで、「今日はエビフライが食べたい!」とリクエストが来た。夫は、淡泊な素材を具にした揚げ物がたいそう大好きなのですが、その中でも、一番好きなのは、フライ。なので、ヒレカツ(もも肉を薄く叩いたものでも良い)、チキンカツ(胸肉限定)、エビフライは、我が家の三大スターです。

エビフライか…と一瞬ひるんだのですが、なんだか、最近仕事も忙しいようだし、自宅で働いている人間ってのは、食べることがほぼ唯一の楽しみなのは事実なので、よっしゃ、やったるで、と気合いを入れて帰宅。帰りの電車は満員電車なので、脳内妄想しか時間をつぶす術はないのですが(本や新聞は広げられんし、スマホは持ってない)、今日は妄想はさておいて、帰宅後の手順を頭の中で何度もシミュレート。

エビは、風呂に入っている間に、冷水に浸けて解凍。殻を剥いて、腹に切り込みを入れて平たく開き、背わたを取って、塩、片栗粉、卵白を混ぜた物で洗って、水ですすいでから、水気を切って、塩水に10分ほど浸ける。しっかり水気を切って、衣を付けて、揚げる。卵液が意外に余ったので、2尾だけ、衣の2度付けをしてみたら、見てくれが1.5倍ほどにボリュームアップした。

塩水につけ込んでいる間に、きゅうり3本をスライサーで薄切りにして塩で揉んでぎゅっと絞り、薄い輪切りのちくわといっしょに、胡麻ドレッシングで和える(ごまペースト大さじ1、千鳥酢小さじ1、めんつゆ小さじ1)。これは、なかなか美味しかった。たまたま妙にきゅうりが食べたい気分だったこともあり(会社内が蒸し暑くて汗だらだらだったのでした)、わしわし食べてしまった。

あとは、レタスを添え、きょうも墨絵のパン。昆布と生姜のパン、美味しいなぁ。

ところで、この開きエビフライ、秋に奈良ホテルの三笠で食べたときに(写真の整理までは終わったのだが、アップロードするまでに至らず…)こうして出てきたのが印象深くて真似してみたのですが、これはイイ! すぐに揚がるし、揚げ具合もコントロールしやすい。しかも、食べやすいし、いいことづくめ(衣を2度付けしたもののほうが、エビがふっくらぷりぷりに仕上がった)。だいぶ待たせてしまいましたが、夫大絶賛で、まぁ、作って良かったわ-。

10尾揚げて、2尾は明日のお弁当に。こういうのが、ささやかだけど、明日への活力だったりするのよね…。あー、お昼が楽しみだなー。