日別アーカイブ: 2016/01/12

鶏めしと天然真鯛弁当

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今日も駅弁大会に寄ってから帰宅。輸送駅弁からは、「天然真鯛弁当」(秋田駅、関根屋)、実演弁当からは「鶏めし」(大館駅、花善)。真鯛に鶏だったら、どっちも夫の好物なので、大丈夫だな…という読みもあってのチョイス。

花善のブースには、鶏めしのほか、今回のための限定「から揚げ鶏めし弁当」もあって、こちらも気になったのだけど(鶏めしよりも小ぶりに作っていることもあって650円という驚きのお値段…なのに、色々盛りだくさんで、「大満足」という声をちらほら目にしたので)、でも、やっぱり、食べたことがなかったので、鶏めしから。

昔からある駅弁で、駅弁大会でもほぼ常連とも言える弁当なんですが、しかし、やはり、納得の美味しさでした。なんといっても、鶏のスープを使った炊き込みご飯が美味しい。付け合わせも気が利いていて、いかにもできあわせ感がなく好感が持てる内容。しかも、お値段880円というのが、また、嬉しい。見た目もきれいで、美味しくて、安い。あちこちの駅弁大会で見かけるのも納得です。

真鯛弁当は、関根屋のサイトには見られなかったので、今回の駅弁大会用に作った新作なのでしょうか(と、調べて見ると大宮駅の駅弁売り場には売られているようなので、違うようです)。パッケージに、「男鹿は天然真鯛の北限といわれています」とあって、それが、お弁当のいわれでしょう。

(おそらく鯛アラかなんかの煮汁の)炊き込みご飯の上に、たこそぼろ、ちりめんと青菜の漬物の刻んだのと白胡麻を混ぜたのと、錦糸玉子、男鹿産天然真鯛の切り身の焼いたのに味噌を塗ったものが乗っています。見た目もきれいで、食感も良く、美味しい。付け合わせは、玉子焼き、かまぼこ、蕗の油炒め、いぶりがっこ。このいぶりがっこが、なかなかに美味しくて、なんだか嬉しかった。鶏めし同様に、いろいろに心配りをされた、食べて嬉しい駅弁。

ところで、関根屋といえば、私が気になっているのは「日本海ハタハタすめし弁当」なのですが、他の弁当も美味しそう。関根屋のサイトを見るだけでも分かりますが、東北は駅弁の宝庫で、ことに秋田周辺は美味しそうなモノがいっぱい…というイメージです。実のところ、秋田にはホントに縁がなく、目的を持って出かけたことは一度もないのですが、ちょぼちょぼ検索しているうちに、こんな素敵なお弁当秋田・ハタハタ館の晩酌弁当)も見つけたので、今度は、リゾートしらかみに乗って、素敵な景色を見ながら、美味しい駅弁をちみちみつまむ旅をしたいな…と思いました。