日別アーカイブ: 2019/12/04

維新號の肉まんとサイパオ

夜から夫が出かけるので(大分の実家にWi-Fiの設定をしに行く)晩ご飯は簡単なのにしようと、維新號で肉まんとサイパオを買って帰宅。

蒸している間にかきたま汁と白菜の浅漬け風を用意して、サクッと食べる。ここのサイパオは結構好きで時々食べたくなります。

夫が出かけた後、アオリイカのゲソとエンペラだけの刺身でビール。タレは、モランボンのチョコジュジャン。

最近はお刺身をわさび醤油で食べるのがちょっとしんどくて、オリーブオイルとレモンと塩とか、ごま油と塩とか、しょうゆにレモン汁とか、しょうゆとマヨネーズとか、で食べるのが好きなんだけど、韓国風に食べるのもお気に入り。チョコジュジャンは、地元のスーパーの鮮魚コーナーに小分けパックが売っているので、時々まとめ買いしている。

刺身とビールでちびちびやりながら、『風の谷のナウシカ』をイチから再読。明後日に歌舞伎を観に行くので、予習なのだ。とても長い話なのだけど、丸一日かけて全巻を劇化するとのことなので、こちらも全部読んでから行かなくちゃ。

お弁当

国立劇場の令和元年12月歌舞伎公演に行ってきました。通しが基本の国立では珍しく2本立てで、白鸚の「盛綱陣屋」と、幸四郎の「蝙蝠の安さん」。

もちろん楽しみだったのは「蝙蝠の安さん」のほうで、これはチャップリンの「街の灯」を下敷きに、木村錦花が1931年(昭和6年)に書き下ろした新歌舞伎で、ほぼ初演以来の上演となるそうです(初演時の主演は13代守田勘弥)。パンフレットを読んだたら、「街の灯」が日本未公開の時にあらすじだけで想像して急いで歌舞伎用に書いたものだそうで、作家自身はあまり気に入った作品ではなかったそうです。昔の人って、結構乱暴なことしますねぇ…。

でも、お芝居はすごくよかったです。幸四郎の動きがチャップリンぽくて、舞台の上ではさほどけれんも強くなく、キュートな感じでした。衣装もかわいかったし、配役もよし。最後のキュッと切ない感じが、チャップリンぽくて、12月にお似合いのお芝居だと思いました。すんごくお客さんが少なくてもったいないなぁと思ったんですが、これから増えるといいな…。

お弁当は残り物を詰めたもの。暗くて全然見えないね。国立は、ロビーにベンチがいっぱいあるので、幕間はのんびりできて助かります。