日別アーカイブ: 2009/05/04

ピビンパ

カテゴリー: つくる | 投稿日: | 投稿者:

f:id:NEKOTAten:20090504220511j:image

別に前の日に夫が外でビビンバを食べて激怒したから…というわけでなく、そもそももともと干しぜんまいでナムルを作ろうと思ってアクを抜いて戻して用意してあったわけでして、ならばついでにピビンバにしちゃえよ、と作ってみたのでした。

お手本にしたのはコウケンテツさんの本。作ったのは、にんじんの炒めナムル、ぜんまいの炒めナムル、豆もやしの蒸しナムル、ほうれん草の茹でナムル、大根の生ナムル、牛肉の炒め煮。6目になっちまったが、まぁいいか。

作ってみて気づいたんですが、この本の味付け、どれもすごくシンプルで控えめ。1個1個は「え、こんな味で大丈夫なの?」と思うくらい、やさしい味でした。だからこそ、がっちり火を通し過ぎないとか、きちんと水けを絞るとか、味見しながら微調整していくとか、ひとつひとつの作業はだいぶ丁寧さを要求されます。材料は安いし、難しくはないんだけど、丁寧に作らないとおいしくないって、なんだか家庭料理だなぁって感じがします。ぜんまいや牛肉は甘みが先立つ味つけで、北関東人の私からすると少々違和感を感じなくもなかったのですが、九州出身の夫的には、ホッとする味だそうです。

そんなこんなで、器に盛ってコチュジャンを乗せて混ぜて食べると、アラ不思議、個別に食べるのとは全然違う味わい。つーか、おいしかった(自画自賛)。私は卵の黄身だけ乗せましたが、なくても良かったかな。もちろん夫には卵抜きで出しましたが、とっても喜んでくれて、お代わりしてました。よかったよかった。

ちなみに、写真中央に映っているのは、両親の韓国土産の真鍮製のスッカラッ。いわゆるスプーンです。

これ、すごく使いやすくて普通の料理でもバンバン使ってるんですが、ようやく、ちゃんとした用途で使ってあげれましたよ。実家では、いまだに韓流がブームというか、もはや定着している様子ですが、そういうわけでして、私のブログでも「ビビンバ」ではなく、「ピビンパ」と表記したいと思います。ホントは、「ピビン(混ぜる)+パッ(ごはん)」なんだって。外国語の表記って難しいですね。

コウケンテツの韓国料理1(ハナ)・2(ドゥ)・3(セッ)

コウケンテツの韓国料理1(ハナ)・2(ドゥ)・3(セッ)

サンドイッチ

カテゴリー: つくる | 投稿日: | 投稿者:

f:id:NEKOTAten:20090504115033j:image

NHKきょうの料理で「有元葉子のきゅうりサンド」(4月27日放送)を観て、いろんな部分で目から鱗。これは絶対作らねばならん! と、放送日の翌日にテキストを買いに走り、鼻息荒く作れる日を虎視眈々と狙っていたのですが、ようやく時間もとれたので作ってみた次第。

サンドイッチって子供の頃から何度も何度も作っている料理ですが、なんつーか、こんなに丁寧に作ったのは久しぶりかも。そして、丁寧に作ることが一番、料理を上手に作るコツなのかもしれないと、改めて思ったのでした。当たり前の話なんですけどね。

今回使った材料はものすごい高級品って全然ありません(あえて言えば、ツナか…。フレークじゃなくて、チャンクを使えってあったから)。でも、丁寧に作るだけで出来上がりって、こんなに違うんだなぁ、と。

きゅうりのサンドは、正直めっけもんでした。これはホントにおいしい。ものすごくシンプルなので、実は結構難しいです。ゆでたまごをフードプロセッサーでペースト状に近い状態にまで砕いて作る卵サンドも私的にはツボ。みじん切りにしたさらし玉ねぎがアクセントになって、マヨネーズに頼らずに味つけできるのがいいですね(最近、マヨネーズ控えてるんで…)。ツナもフープロでそぼろにして使うのですが、これもよかった。個人的には、ソースに少々酸味を足した方がさっぱり食べれる気がしたんで、今度はマヨネーズにヨーグルトを足してみようかな、と。

盛りつけのセンスはゼロなんで、お皿にぎっちり盛って出したところ、夫は苦笑い…。まぁね、今のところは作るだけで精一杯ですな。

NHK きょうの料理 2009年 05月号 [雑誌]

NHK きょうの料理 2009年 05月号 [雑誌]