日別アーカイブ: 2010/02/18

鈴廣

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宿の手配は夫に任せていたのですが、小田原にはめぼしいところがなく、湯河原で一泊することに。温泉だけついている素泊まりの宿でしたが、お風呂がとっても良かったです。いいなー、温泉。

持ち込み大歓迎とのことだったので、お風呂から上がった後、不毛地帯を見ながら鈴廣かまぼこの里(想像していたより楽しかった)で買いこんだかまぼこたちとお酒で一杯。手前から、あげぼこ、ぷちかま(チーズ)、おーどぶる(えび枝豆)。あとは、コンビニでミックスナッツとスティック野菜。日本酒は「一夜城の振る舞い酒」という純米酒。地元の酒屋のお酒のようです。おいしかったー。それにしても、旅行先でもあんまり変わらない夜。

小田原おでん本店

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小田原に旅行に行った理由は梅見だったのですが、とくにリサーチせずに出かけていました。というか、小田原駅周辺の地図と適当な店だけはチェックしていましたが、肝心の梅に関しては「梅まつりやってるよね」程度しか確認しておりませんでした。というのも、私たちはふたりとも、何の疑いもせず、梅は小田原城内にたくさんあるんじゃないか…と思いこんでいたのです。

が、いざ、小田原城に行ってみると、なんかショボイ…。こんな程度なのか? と疑念を抱きつつとりあえず、二の丸周辺の梅を見て回ってから、観光案内所に行ってみると「あ、小田原城の梅って、ただ咲いてるだけだよ。梅は曽我に行かなきゃー」と言われて初めて、今回の旅行の目的を全く果たしていないことに気付いたのでした。しかも、「バスで30分くらいだよ」といわれてあわててバス停に行ったら、その日のバスはすでに終了。結婚前に「偕楽園に梅を観に行こうよ」と突発的に出かけたことがあったのですが、その時も何の下調べもせずに思いつきで水戸まで出かけたら、まだ一分咲き以下の状態で、天狗納豆だけ買って帰宅したことがあったのですが、あれから5年も経つのに何の成長もしていない…。

仕方なく、ドトールで時間をつぶしてから、小田原おでんのお店に行くことに。

予約せずに行ったのですが、運よくカウンターが空いていてラッキー(でも、平日でも予約したほうがいいです。あと、小田原駅からは結構歩くのでタクシーを使っちゃったほうが無難)。ただ、ながっちりのおじさん5人組と差向いに近い状態だったため、この手のおじさんが苦手な夫はあまり楽しめなかった模様。ただ、おでんはおいしかったです。

写真は一番最初に頼んだおまかせ5点盛りでしたが、この中で一番おいしかったのは一番奥にある、金目鯛で作ったなるとでした。なるとにする理由がよくわかりませんでしたが、なるとだと思って食べると、全然違う上品さに驚きます。あとは、お店オリジナルのしいたけ団子がことにおいしかったです。

フュージョンダイニングF

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小田原に到着しました。10数年ぶりにロマンスカーに乗ったよ。

せっかくだから小田原どんでも食べようよ…と思ったが、リサーチ不足でどこに行けばいいのか分からない。唯一、駅構内の中にあるお店だけはすぐに見つかったけど、当然ながらなかなかの行列だし、夫は「腹がぺこぺこだー。何でもいいから早く食べたい」というので、駅ビルの中にある「フュージョンダイニングF」というお店に入る。

夫はランチメニューの特製シーフードコロッケ、私は小田原カレーを注文。ご飯の脇にかき揚げとあじフライが2個ずつ乗っかっており、ルーは梅肉ペーストが入っているようで大変甘酸っぱかったです。

これはこれでおいしかったのですが、この直前、携帯をカレールーの中にどぼんと落としており、かなり気分はブルーな状態でした。夫はバカ受けしているし、私の後ろの席にいた女子大生3人組は(夫によると)「やだー、あの人、カレーの中に携帯落としてるわ―」と指さして笑っていたそうで、なんというか、本当に悲しさマックスな旅の始まりだったのでした。