大学時代の友人が、紀尾井ホールで行われた講談「細川の血達磨」に誘ってくれたので、四ッ谷まで行く。会うのは2年ぶりくらいかな。でも、お互いなんも変わっていなかったので、ちょっとホッとしました。
この講談は、3月6日から日生劇場で行われる、歌舞伎「染模様恩愛御書」に関連したイベントで、旭堂南左衛門の講談のほか、市川染五郎と片岡愛之助も交えた対談がセットになっていて、会場は歌舞伎ファンのお姉さまたちでいっぱいでした。講談は初めてでしたが、なかなかおもしろかったです。散々”修道もの”って煽って宣伝されている舞台なので、「BLっぽいのかしら」と勝手によこしまな想像をしていたのですが（ポスターがまた、なかなか艶めかしいのです）、講談を聞くと、むしろ忠義ものなんですね。歌舞伎も見に行くんで楽しみです。
で、講談を聞いた後、四ツ谷駅近くの居酒屋でちょっと食事。同級生の近況などを聞き、みんな元気でやってるのねーと思いながら楽しくおしゃべりしてきました。誘ってくれてありがとう、またよろしくー。
先日、オーブンミトンで食べたキッシュロレーヌがおいしかった…と夫が言うので、よっこらせと本を見ながら作ってみました。タルトって、難しいわけじゃないと思うのですが、なにぶん手間がかかるので、（私にとっては）作るには、それなりに気合が必要な料理のひとつです。
とにかく、今日は12時からフィギュアを見ると決めていたので、そこから逆算して、寝かせた生地を型に敷いて、さらに2時間寝かせ、生地を空焼きし、具を用意し、アパレイユを作って型に入れて焼き、合間に片付け…と、珍しくちゃっちゃかと作る。
本では直径15センチ、高さ2.5センチのタルト型のレシピなのですが、近所で探すとどうしてもそんなに深いタイプの型はなく、深さ2センチのものを使用。なので、具もアパレイユも少し余ってしまいましたが（だからこそ、レシピの正確さに驚嘆）、それ以外は特に問題なく作れたと思う。夫も「十分だよ、おいしいよ」と言ってくれたので、よかったです。
野菜がないのもなんなので、焼いている間に小松菜のオイル煮を。気休めですが、やっぱ野菜も添えないと、なんかね。
