日別アーカイブ: 2011/07/15

ドトール

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国立劇場で催されている歌舞伎鑑賞教室に行ってきました。ホントは先月の鑑賞教室も行く予定だったのだが、体調不良でパス。それだけに、今月こそは……と疲れた体を引きずって出かける。

今月の演目は、義経千本桜のうち、「渡海屋の場」「大物浦の場」の2本。義経千本桜は何度か観てますが、いずれも源九郎狐に関連する場(「鳥居前」「吉野山」「四ノ切」)ばかりでして、この2場を見るのは初めて。

松緑丈が初役で”錨知盛”を演るのが最大の見どころでしたが、全体的に無常感漂う話でして、平家物語を少しでも知っていればよりしんみりと深く楽しめたのではないだろうか、という感想を持ちました。やはり多少なりとも古典の素養があったほうが、もっと歌舞伎は楽しめる気もします(なくても十分楽しめるが)。

お芝居の前に、「歌舞伎鑑賞教室」という、ミニ解説コーナーがあるのですが、今月の司会は松也丈。なかなかの美声と歯切れの良さでとっても聞きやすい。さすが役者さん…とくだらないところで感心してしまいました。観客は中高生が大半を占めている(なので、幕間の時間、やたらうるさいのなんのって)のもあって、長唄連中さんたちにAKB48の歌(会いたかった/ポニーテールとシュシュ)を歌わせたり、黒子さんを使ってミニコント風の寸劇をしたりと、工夫のあとが見られます。ただ、私も高校生の時に学校行事の一環で歌舞伎を観に行かされましたが、まぁーったく覚えていないんですよねぇ。こういうものは観たいと思う時が観るべき時なのだと、しみじみ思います。

ところで、歌舞伎鑑賞教室の期間は、舞台の左右に字幕が付き、義太夫の歌詞が表示されるのですが、これがめっぽうありがたい。国立劇場は舞台によっては台本も売ってくれるのですが、これもありがたいことでして。松竹でもそうしてくれると、非常にうれしいのですが、無理なのかなぁ。

お芝居の前にドトールに入り、ミラノサンドのチキンカレーサラダとチャイのセットを注文。さほど辛い味付けではなかったものの、スパイスの効果か食べた後、妙に体がポカポカしました。

帰宅して、もう1本野暮用で外出。忙しい1日でした。

菓子パン

カテゴリー: 店屋物 | 投稿日: | 投稿者:

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朝起きて妙に空腹が激しいので、近所のパン屋でサンドイッチとクロワッサンを買って朝ごはん。クロワッサンにはジャムをたっぷり塗って糖分補給。

今日は1日出ずっぱりなので、景気づけにアリナミンを飲む。