日別アーカイブ: 2011/07/13

B-speak

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由布院ってのはロールケーキを売りにするお店が多いとガイドブックにもあったのですが、その中でも一番人気があるというB-speakのロールケーキを買っていたので、食後に部屋で食べる。切り口が汚いのは、ナイフがなかったからってのもありますが、やはり少し酔っていたんでしょう。

無量塔プロデュースというのは由布院に来てから知ったのですが(お店に無量塔のマスタードなども一緒に売られていたので)、それはさておき、ロールケーキの違いってのはあんまりよくわからないってのが正直なところなのですが、確かにこれは今流行のロールケーキとはちょっと違う感じでした。

最近のロールケーキってクリーム主体なものが多い気がしているのですが、これは生地で勝負という感じ。この生地がふわふわだけどしっかりコシもあって大変おいしい。夫は「シフォンケーキみたいだ」と言っていましたが、確かにそんな感じ。たいへんおいしゅうございました。

というわけで、ただ単に食って飲んでだけの1日でしたが、まぁ旅行ってどこに行ってもこんな感じよね。

ゆふいん山水館

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晩御飯は大広間で。地物を中心にした献立でどれもこれもおいしかったです。お品書きが面白かったのでメモっておく。

    • 地場産  大分赤紫蘇カクテル
    • 涼花   もずく華浮かべグラス盛り
    • 満喫   九国の味三品盛り
    • さざ波  夏の陽光の大海原三種盛り
    • 夕暮れ  南瓜由布岳見立て 島彩り餡掛け
    • 地産地消 大分かぼす麺冷製仕立て
    • 百周年  山水館百周年記念百寿鍋 地野菜と牛しゃぶしゃぶ
    • 入道雲  国東鱧の照り焼き
    • 豊作   由布院の美味米
    • 香の物  盛り合わせ
    • 止め椀  合わせ味噌仕立て
    • デザート 日田産西瓜 

焼酎のお湯割りを頼んだらたっぷり1合分でてきたので、さっきビール飲んじゃったしー全部飲めないかもーなどと言いながら飲んで食ってだったのですが、全然問題なく。最近お酒ホントに飲めなくなっているんですけど(信じがたいことに最近はビール350ミリ缶も飲めない)、今回は全然酔う気配もないのでちょっと怖いです。

ゆふいん麦酒

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由布院に行ったらお泊りは、亀の井別荘か玉の湯か無量塔かと言いたいところですが、一泊4万も5万もする宿に泊まれるような身分ではないので、もうちょっと普通のところで。今回はゆふいん山水館に泊まりました。

山水館のあるエリアは立地的には繁華街(?)からちょっと外れているような印象もあるのですが、古くはこのエリアを中心に多くの宿や施設が建てられたそうで、なかでも山水館は特に古く今年100周年を迎えるんだそう。

ここはビアレストランを併設しており、地ビールを醸造しています。ってことで、ひとっ風呂浴びてからさっそく一杯。ヴァイツェン淡色タイプ。うまいっす。

ティールーム Nicol

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博多駅から由布院駅までは1時間45分。ビール飲んで弁当食べてたらあっという間でした。由布院駅徳着前に、ゆふいんレディから由布院の見どころなどのレクチャーを受け、由布院駅に到着。

駅舎は磯崎新デザインだそうですが、天気があまりよくなかったのであまりじっくり見られず。駅前から宇奈岐日女神社の鳥居あたりまではいわゆる普通の地方都市っぽい感じで(パチンコ屋と飲み屋しかない感じ)なんかイメージとちょっと違うなぁ……と思いましたが、夫(大分県出身)は淡々と「あなたの”なんか違うなぁ”感は、金鱗湖に到着した時ピークに達するはずですぞ」などという。不思議と、大分県民ってのは由布院に対しては辛口な人が多く(私的イメージ)、この日の夫の毒舌は特に冴えわたっていました。

連休直前の平日に行っているのもあって、お客さんはさほどいないし、「本日休業」の札を出している店も多くちょいとさびしい感じもありましたが、確かに金鱗湖は思ってたイメージとだいぶ違いました。湖というか、池っていうか、沼。しかも、「金鱗湖こっち」の看板通りに行ってナイ…を2回ほど繰り返したうえでの到着だったのでより徒労感が。しかも、一番楽しみにしていた喫茶店(亀の井別荘の天井桟敷)に行こうと思ったら、その日に限って年に1回の大掃除でお休みの札が出ていて、もうほんとにガックシ。

気を取り直して、亀の井がダメなら玉の湯だと、ティールーム Nicolへ。宿の入り口の脇に小道があってそこを通ってティールームに向かいます。この小道が雰囲気が良くて、きっと宿もこんな感じで素敵なのだろうなぁと。一度は泊まってみたいですけどね、高級旅館ですからねぇ。まぁ、いつか、という感じでしょうか。

ティールームは満席だったので、隣接しているNicol’sバーに通されたのですが、こじんまりとして居心地の良い雰囲気。翌日知ったのですが、玉の湯を定宿にしているC.W.ニコルさんにちなんで名づけられたバーだそうで、なるほどプライベートバーっぽい雰囲気も感じられたのでした。

私はアイスコーヒー、夫はトマトジュース(美味)。ようやくひとごこちついたという感じです。

ゆふいんの森

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福岡空港から博多駅に移動し、ゆふいんの森号に乗って由布院へ。ホントは普通の電車でさくっと由布院へ行ってしまうパックだったのですが、夫が別料金でゆふいんの森で行くルートに変えてくれたのでした。わーいわーい、ありがとうー。

車内は板張りでレトロ調。座席はふわっとしていて座りやすい。正直言うと特急ソニックの内装はちょっとダサいかな…と思わないでもないのですが、ゆふいんの森はステキだなと思いました。

ゆふいんの森は車内販売がない代わりにビュッフェがあります。さっそく生ビールとサラミを買い(美味)、車窓の景色を楽しみながら旅酒を楽しむ。さすがジョイフルトレインらしく、伐株山や慈恩の滝など代表的な見どころをゆふいんレディ(アテンダントのお姉さん)が解説してくれます。

ところでこの生ビール、メニューだと地ビールとあるのですが、注文すると「はい、エビスでございます」と手渡されたのが少し謎。エビスも好きだからいいんだけど、実際のところ何ビールだったのでしょうかと、今でも少し気になっております。

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ゆふいんの森に乗ったら絶対食べようと思っていたのが車内限定発売の駅弁でして、JR九州のHP見たら「都合により、しばらくの間販売中止となります」とあってがっくりしていたのですが、メニュー見たら普通に売っていたので喜んで買う(1000円)。

お品書きを書き出しておくと、

桜だんご、塩キャラメル、山菜だし巻、若鶏香味焼、鶏シューマイ、黒胡麻豆腐、ししとう塩煮、タケノコ土佐煮、大根餅、春キャベツナンプラー焼、桜人参、コンニャクステーキ、南瓜うま煮、大根金平、ぜんまいうま煮、木の芽和、大根カボス漬、白飯(ゆふいん米)、ゆべし

ってな感じで品数豊富。どれもこれもいかにも手作りって感じの味付けでおいしかったですが、印象深かったのは大根のきんぴらと大根餅と黒胡麻豆腐。山菜のだし巻は九州っぽい甘めの味付けだなぁと思いました。あと、塩キャラメルってのは、塩キャラメル風味のあんが絡んだ大学芋だったんですが、これは意外なインパクトがあっておいしかったです。

ボリュームたっぷりですが、野菜中心の献立で味付けも控えめなのでさくっと完食。おいしかったです。

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こちらは、もしゆふいんの森弁当がなかった時のためにと、保険代わりに博多駅で買っておいた「鮎屋三代」という駅弁(電車乗ったら意地でも駅弁食べたいんです)。幸い、ゆふいんの森弁当を買えたので、こちらは夫に進呈。

とか言いながら、甘露煮をひときれ貰ったんですけど、この甘露煮、すごくおいしいー。ご飯も焼き鮎のだしで炊きこんであるそうで、とってもおいしかったです。今度九州行ったら、私もこれ食べようと思いました。

ウエストパークカフェ エクスプレス

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だいぶ前の出来事になりますが、記憶を振り絞って書きます(これを書いているのは8月8日)。

この日から一泊で由布院に遊びに行くことに。いろいろ理由はありますが、ひとつは結婚記念のお祝い(7月17日)も兼ねてってことで。なんやかんやでようやく6年目を迎えました。結婚した当初は私の知人の中には「半年も持たないだろう」ともいう人も少なからずいましたが(あまり家庭向きというイメージではなかったので)、こんなに結婚生活が続いているという事態に一番びっくりしているのはたぶん私自身でしょう。

羽田空港へは府中駅から出ているリムジンバスを利用。府中に住んでよかったなぁと思うことはたくさんありますが、羽田へのアクセスがラクちんなのもその理由のひとつ。電車のほうが若干早いのですが、モノレールの乗り換えがダルいのでバス1本で行くほうが好きなのです。成田空港の場合は、調布駅か聖蹟桜ヶ丘駅からになってしまいますが、それでも十分便利。

例によって旅行前は徹夜しているうえぎりぎりになって荷造りしているので、ヘロヘロのペコペコ。しかし、早朝の空港ってのは案外何もなく、うろうろ探し回ってようやく軽食が食べられそうなところを発見。ホットドッグとガンボスープ、夫はオレンジジュースを注文。

予想以上のボリュームと空港価格に驚きましたが(しかしサイトを見るとリーズナブルとあってそういうものなのか…と思ったが)、まぁとりあえず腹ごしらえ。