月別アーカイブ: 2017年12月

大根かにサラダ

カテゴリー: 夕食 | 投稿日: | 投稿者:

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天皇誕生日の土曜日。祝日で土曜って微妙だな…と思いつつも、この年の瀬に三連休が発生するのもちょっと慌ただしいので、ありがたいな…と思ったり。

舌平目が安かったので2尾買っていて、やっぱムニエルかなぁ…と思っていたんだけど、よく考えたら、以前にお義母さんに舌平目ってどうやって食べますか? って聞いたときに(大分ではよスーパーによく並ぶ魚だそうです)、「から揚げとか…」と言っていたのを思い出したので、揚げちゃうことにした。

4等分にぶつ切りにして、薄力粉をまぶして、160~170度でじっくり揚げる。甘酢だれをかけたかったが、面倒だったので、レモン汁をたっぷり絞るだけで。でも、美味しい。柔らかい身なので、身をこそいですり身にして、クネルにしてもいいかもしれないなぁ。贅沢かな。

インターネットで、「さつまいもを、低温からじっくり揚げると、めちゃくちゃ甘い」という話を見かけたので、ヘーと思って、やってみた。せっかくだから、紅はるかと安納芋の2種類で。

結果的には、うんまあ当然美味しいんだけど、思ってたほど甘くない(もっと甘くなると思っていた)…だったのですが、芋の種類で味わいは全然違うということはよくわかったので、それが収穫でした。紅はるかって、しっとりしていて、きめ細かく、甘みも強い。安納芋は、どっしりとしていて、やや繊維が強く、ほっこりした口触り。甘さがいまいちだったのは、芋自体がいまいちだったのかもしれない(蜜が少なかったから)。

なんとなく、甘さを引き出した芋にクリーミーなチーズを乗せると美味しいのではないか…と思い、サンタンドレを買ってみました。ブリーよりもクセが少なく、クリーム感が強い。ちーずといより、フレッシュバターを食べてる感じに近く、芋によく合いました。しかし、揚げた芋にチーズって、カロリー的には相当贅沢な食べ物です。

揚げものとチーズだけでは…と、大根とカニでサラダ。カニは、生のものをゆでて、ほじって、ほぐした身を使っています。大根は、太めの千切りにして軽く塩でもんだもの。マヨネーズ、レモン汁、砂糖少々で和え、カニと貝割れ大根を加えて、軽く混ぜ合わせる。美味しいに決まってるんですが、夫は、大根はもう少し塩きつめで揉んでほしい、とのこと。そうなんだよね、大根マヨネーズサラダって、塩加減が難しいのよね。私は大根感残っているのも好きなんだけど、この辺の塩梅はいつも悩む。

チーズパスタ

カテゴリー: 昼食 | 投稿日: | 投稿者:

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休日の気楽な昼ごはん。チーズパスタ。個人的には、バリラとディチェコだったら、ディチェコのほうが好き。つるつるより、ざらざらのほうが好きなのね。

お菓子たち

カテゴリー: 朝食 | 投稿日: | 投稿者:

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お菓子で朝ごはん。夫の仕事関係の人で、毎年お菓子を送ってくださる方がいるんですが、いつもありがとうございます。今年もおいしくいただきました。

コージーコーナー

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いつもなら、猿田彦珈琲によってゆっくり食後のコーヒーを飲むのですが、夫が「今日は寒いからパス」というので、さっさと帰り、駅前のスーパーに入っているコージーコーナーでジャンボシュークリームと小鳥のワッフルを買って、一休みコーナーで食べる。

初めてコージーコーナーのシュークリームを食べたのは中学生のころでしたが、「なんて大きなシュークリームなんだ! クリームもいっぱい入っているし!」と感動しながら食べていたものです(当時はヒロタのシュークリームが至高の存在だった)。今は、普通に食べてる自分が不思議だよ。

まい泉

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午前中に無事帰宅した夫から、「夜はまい泉にしませんか」とメールが来たので、調布で待ち合わせてトリエへ。今日はエビフライで飲むぞーと思っていたのだけど、エビフライ入りの盛り合わせがちょっとお得だったので、それで。ご飯と味噌汁は夫に食べてもらいました。

黒ウーロンハイを飲みながら、エビフライ、アジフライ、ひとくちヒレカツ。小鉢2つ(ポテサラ、煮物)、お新香。デザート(変わりあんこの入った求肥もち)まで付いていたので、お腹いっぱいです。夫は、ヒレカツ単品で。

スーパーのお弁当

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18時にめでたい焼き1個で晩ごはん終了…とするのは、やはり無理があったようで、帰りの電車でおなか減っておなか減って目が回った。ので、23時半まで開いているスーパーに寄って、赤札のお弁当(タルタルチキン南蛮弁当)とチューハイ(本絞りグレープフルーツ)を買って帰る。こういうのも、ひとりだからできること…ってことで。待ちくたびれて半分寝てた小僧(黄)を、ヒーターを入れてちゃんと寝かせてから、テレビ見ながら食べる。夜のEテレ楽しい。

めでたい焼き

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夫のいない夜だから、家で好きなものでも作ってゆっくり…と思ってたんだけど、今日は観劇だった。十二月大歌舞伎の三部。18時半からなので、仕事終わりにも寄れる。ありがたいことです。

三部は玉三郎&中車さんで、「瞼の母」と「楊貴妃」。「瞼の母」を見るのは初めてで、生き別れになった息子と母が対面する人情話、と単純に思っていたんだけど、実際に見るとそんな単純な話じゃなかった。前半の話が後半の見せ場を引き立てるんだけど、その対比構造が鮮やかで、忠太郎がおはまと相対するシーンがすごく映える。母も息子も、どちらの悲しみも葛藤も同じ分量で描いているから、幕切れは切ないけど、納得いかんわモヤッとする…とはならない。台詞もいいし、綿密に構成された脚本なんだなぁ…と思いながら見ました。玉三郎さんのおはまは素晴らしく、中車さんの忠太郎も大熱演で、想像した以上に面白かったです。あと、萬次郎さん好きなので、久しぶりに拝見してうれしかった。相変わらず艶のあるいい声。

「楊貴妃」は夢枕獏原作の舞踊劇なんだけど、実は、この日、双眼鏡を忘れてしまって、ぼんやりとしか見えなかったんです。それでも、扇子を上下にひらひら泳がせるところなど、玉三郎さんの動きが常人離れした美しさなのはよくわかりました。双眼鏡なしでも、かなり堪能したので、双眼鏡を忘れなければさぞや…。無念。

ぎりぎりで駆け込んだので、コンビニにも寄れず、久しぶりにめでたい焼き。カリカリクリスピーで、あんこは甘さ控えめ。美味しいです。

そういえば、4つくらい隣に座っていたおじいさんが、声かけさんだったんだけど、すっごい声でびっくりした(あと、局地的に話題のオモダカヤおばさんの声も聞こえた)。私が歌舞伎を見始めたころは、まだ声かけさんも結構たくさんいて、しかも皆さん芸として精進されている印象があったけど、今はだいぶ変わったなぁ…と感じる。声かけも歌舞伎の一部なのは異論はないけど、新歌舞伎では声かけはなくていいかなぁ…と思うことが多くなりました。

パイカの煮物

カテゴリー: 夕食 | 投稿日: | 投稿者:

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しばらく夫がいない…ということで、狙っていたのがパイカ。豚バラ肉のあばらの端っこで、軟骨たっぷりの部位です。東北(青森とか秋田)ではパイカと言いますが、沖縄のソーキと同じ。これを、軟骨がむっちりとなるまで長時間煮込んだものが大好きなのですが、夫は軟骨は嫌いなので、普段は家で出しにくい。ここはチャンスと、2日がかりで煮込んでいました。

水から野菜と一緒に柔らかくなるまで煮込み、酒、みりん、しょうゆ。薄味でじっくり煮込みました。合計すると5時間くらいに込んでいるかな。軟骨がしっかり煮込まれてねっちりしている部分と、ちょっと歯ごたえが残っているのが混在していて、どちらもおいしい。ああ、もっと作ればよかったなぁ…と思うくらい美味しかったです。

パイカだけでは…と、副菜2品。にんじんとにらの白和え、蒸し白菜の柚子絞り。

白菜を柔らかく蒸して、酸味のきいた汁をかけて食べるのって、結構好きなのです。不思議なんだけど、塩を一切かけてないのに、なんだか塩けを感じるような気がして、もりもり食べられる。米酢でもいいけど、柑橘の絞り汁もいいです。ことに、柚子との相性は抜群だと思います。どうしても物足りなかったら、薄口しょうゆをほんのちょっと、七味をぱらっとかけるのもいいです。

昨日の風呂掃除にネを上げて、今日は銭湯に行きました。思わず頭に浮かんだのは、ジェーン・スーさんの『今夜もカネで解決だ』。スーさんのお支払いっぷりには及びませんが、わたしも今日はささやかにカネで解決、癒されました。銭湯最高です。

マテラテとお菓子

カテゴリー: 朝食 | 投稿日: | 投稿者:

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コーヒーが切れたので、マテの粉末でミルクコーヒーもどきを作る。渋みがあって、これも好き。お菓子の瓶の蓋に、「自分の分は食べたのでどうぞ」と書かれた付箋がある。残しておいてくれてうれしいけど、いつの間にそんなに食べたのだ…。

あなごのワイン煮

カテゴリー: 夕食 | 投稿日: | 投稿者:

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しばらく夫がいないので、その間に自分の好物を食べよう…と数日前からあれこれ画策していたのですが、やっぱ魚介よね…ということで、初日はあなごにしました。なぜか今年は、近所の魚屋さんで、晩秋ごろから国産のそこそこのサイズのあなごが頻繁に出てくるので、気になっていたのです。去年までは、ちょっと小ぶりの韓国産しかなかったのに。

うなぎも大好きですが、私はあなごも好き。夫はうなぎは大好きなんですが、あなごはだいっきらいなので、家では出しにくいのです。夫があなごを嫌うのは、1にも2にも泥臭いからでして、私もあんまり強いとそれはちょっと…とは思うので、下ごしらえは結構丁寧にやります。コツは皮目の扱い。軽く水洗いしたら、皮を上にして、包丁の刃を立ててぬめりをしごきます。このぬるぬるが臭みの元なので、しっかりとる。ペーパータオルでぬぐったてから、湯引きして、水に取り、特に皮をしっかり洗います。またしっかり水気をふいたら、下ごしらえは完了。

今日は赤ワインで煮るのだ…と決めていたので、粉をはたいて、フライパンにバターを落とし、皮から焼く。フライパンをきちんと温めて、しっかり焼きつけるのが大事。焦げる直前まで焼きつけたら、裏に反して、赤ワイン、しょうゆを2:1で混ぜたものを注いで、弱火にし、軽く煮る。あなごを取り出して、ソースだけ軽く煮詰める。

じゃがいものピュレのグラタンと一緒に器に盛る。ワインはわざわざ伊勢丹に寄って買ってきたブルゴーニュのもの。売り場でうろうろしていたら、「何かお探しですか」と言われたので、「あなごの赤ワイン煮を作って食べるんです。それに合うものはありますか」と言ったら、いきなり4000円もするものを勧められたので、いやその半分くらいの値段で…と言って、選んでもらいました(だいぶ苦慮されているようでした)。えらいフルーティーな味で、普段自分で選んで買うのとは全然違うタイプ。たまには、人に選んでもらうのもいいもんなのだなぁ…と思いました。

お気に入りの器で、好きなものを食べるって、贅沢やなぁ…と思いつつも、ここに至るまでに、風呂沸かす、風呂掃除、洗濯、小僧(黄)と遊ぶ、料理、片づけまでをひとりでやっており、正直へとへとでございます。風呂場も洗濯機も夫の領域なので、ヘタ打つとあとでいろいろ言われるだろうなぁ…と思うと、作業も注意深いものになり、予想していたよりもはるかに時間がかかってしまった。いやほんと、いつも、水周りきれいにしてくれてありがとう。私も、今日は頑張ったよ。