年に1~2回のお楽しみ、今年も小田急百貨店の京都展の催事にナカムラポートリーが来ていたのですが、最終日にようやく買いに行けた。ナカポのおかあさんもお元気そうでうれしい。開口一番「今回はオリンピックに振り回されましたわ」と言っていました。なんでも、一番大変だったのは羽生選手のフリーの時で、その時だけ売り場が閑古鳥でその後に大混乱。そういう話はネットで少し目にしつつも、ちょっと都市伝説っぽい感じで話半分に聞いていたんだけど、本当だったのかぁ。
朝一番で行ったのに、タッチの差でお目当ての「若様のテバ(むね肉)」が品切れになってしまい、はじめてささみを購入。残念だけど、でも、まだ、ささみが買えただけよかった…。ただ、ありがたいことに、来月21日から新宿伊勢丹で催される京都展(3月21日~26日)にも来るとのことなので、その時は必ず若様(テバ)を買わねば…と心に決める。
たたきにしてもいいくらい鮮度のいいものなのだけど、それを、フライにするのがうちでは定番。「切らずにそのまま衣をつけて揚げてもいいですよ」とおすすめされたけど、ついつい斜め切りにしてしまう。大ぶりのささ身を斜めに4等分、それでも、普段作るチキンカツよりも心なしか厚みがある。衣はフライスターをフードプロセッサーで細かく砕き、ざるでふるって粉を均一にしておく。油は金田油店の寿をたっぷり使って、手早く揚げます。ガッチリ揚げても肉がおいしいからおいしいんだけど、芯の部分は余熱で入るくらいに仕上げると、やっぱりいい。細挽きのパン粉を薄くつけるだけなので、ふんわり軽い食感。
レモン汁を絞って塩少々。やっぱりおいしい。鶏臭さが全くなくて、でもとてもうまみがあって、柔らかい。チキンカツはよく作るけど、やっぱり、ここのお肉で作るチキンカツが一番おいしいなぁ。生臭センサーの鋭い夫も、ここのお肉だとなんもいわんと、喜んで食べてくれます。
ささみのほかに、キモ(レバー)とスナズリ(砂肝)も購入。
砂肝も、いつも通り、オイポンドレ和えにしたんですが、鮮度がいいのでゆで時間はいつもの半分ほど。その分、下味の付く時間が短いはずなのに(塩を入れた湯でゆでるので)、食べてみるとびっくりのおいしさ。なにこれおいしーと、味見だけで結構食べてしまった。ゆで時間が短いので柔らかいし、とにかく、いつも作っているオイポンとは、一味違う仕上がりでした。いやー、おいしかった。これ、来月も、また買わなくっちゃ。
今回は、以前買っておいしかったちまきも購入。これは冷凍庫へ。そのうち、ご飯の支度が面倒だけどおいしいものが食べたい…というときに食べるのだ。楽しみ。