月別アーカイブ: 2019年5月

Le Pain Quotidien

東京ミッドタウンで所用。ちょっと気の張る用事の前なのでお腹いっぱいにはできず、お昼はLe Pain Quotidienで軽く済ませる。イートインのランチメニューがおいしそうだったけど、まぁしょうがない。奥の、チョコとオレンジの入ったブリオッシュが、地味においしかった。

用事が済んで、Toshi Yoroizukaでケーキを食べる。むかーし、ミッドタウンにちょこちょこ来ていた時期があったけど、行くたびに満席だったり貸し切りだったりとタイミングが悪く、入ったことがなかった(同じミッドタウンの中にある、サダハルアオキのケーキが好きというのもある)。10数年越しに、ようやく入れました。

イートインで食べるのだから、本当はサロンメニューを選ぶべきなんだろうけど、なんとなくテイクアウトのケーキをチョイスして、中で食べました(テイクアウトより50円増しだったかな)。ただ、隣の人の食べているのを見たら、サロンメニューも楽しそうです。普通にカジュアルな服装で入っても大丈夫そうだったし、機会があれば、こんどはそっちで。

ケーキは、ババオラム。ラムシロップが強烈で結構ふわっと来ました。おいしかったです。

お弁当

團菊祭五月大歌舞伎の夜の回を見に行きました。夜の回の一番の見どころは、やっぱり、丑之助のご披露狂言となる「絵本牛若丸」でしょう。他の方の劇評を見ていたら、「じいじ2人がデレデレしているのを愛でる舞台」とあって、吉右衛門さんはわかるけど菊五郎さんもデレデレしてるのかなと思ったら、思っていた以上にデレって感じだった。ふたりとも、孫の背中を眺めながらニコニコしていて、それを見られただけでもよかったなぁという舞台。それにしても、名家の御曹司の祝福されっぷり感が本当にすごいです。これから、10年、20年、30年と続けていくはじめの一歩に立ち会っているのだと思うと、不思議な気持ちにもなります。

もうひとつ楽しみだったのが、キリの「御所五郎蔵」。そもそもそんなに好きな話ではないだけど、五郎蔵が松也で五月が梅枝と、好きな役者さんなので、楽しく見ました。松也さんも梅枝さんもなんといっても声がいい。聞いていて気持ちがよくなるような伸びやかな声で、いつ聞いてもほれぼれする。歌舞伎では「金に困って…」という話は多いのだけど、金に振り回される話はやっぱり切ないのよね…。

お弁当は例によって残り物を詰めるだけ。青ネギたっぷりの玉子焼き、にんじんと松の実のキャロットラペふう、ズッキーニと豚ヒレで作ったハムとゆで蕎麦の実をゆかりで和えたサラダ。

蕎麦の実、食べた後も眠くならなくて、すごくいい。味も好き。

丑之助ご披露の祝い幕の絵は、宮崎駿(3階席からだときれいに取れなかったので、2階席から撮影)。予定にない弁慶の絵まで描いてきたので、お芝居にも弁慶を登場させざるを得なかった(もともとの台本には弁慶はいなかったそうな)というエピソードは、ちょっとクスッとしてしまう。でも、引き込みの時の弁慶と牛若丸のやり取りがほんわかかわいくて、すごくよかったですよ。

丑之助くん、5歳。これからずーっと歌舞伎役者なんだなぁ。

ブロッコリーのパスタ

カテゴリー: 昼食 | 投稿日: | 投稿者:

ブロッコリーのパスタは、にんにくのみじん切りをたっぷり使うのがおいしいのだけど、今日は夫がお昼を食べてから外出するため、にんにく抜きで作る。もちろん、これでも十分おいしいのだけど。その代わりというわけではないが、黒胡椒をこれでもかとたっぷり挽きかけた。

 

ズッキーニの味噌炒め

カテゴリー: 夕食 | 投稿日: | 投稿者:

大相撲5月場所の千秋楽だったので、テレビで相撲を見てから晩ご飯。

すでに前日に朝乃山が優勝を決めており、さしたる面白さはなく、惰性で見る感じ。もちろん、朝乃山は素晴らしかったけど、今場所は何と言っても炎鵬だったなぁ、と思う。私自身、若い頃は体格に恵まれないことを残念に思う事が多かったので、どうしても小兵力士は無条件に応援してしまう。後半の6連敗は見る度に心が痛んだ。あとひとつ勝たせてあげたかったなぁ。

話題のトランプ大統領のご臨席も大きな騒動なく終わったようだけど、テレビで見ても異質感を感じたから、実際はかなりいつもとは違った雰囲気だったろうなと思う。警備の人も多いし。

あるものを並べて。お化けズッキーニをスライスし、甜面醤、しょうゆで炒め煮に。中国湯葉を戻してから、鶏がらスープの素、シーズニングソースの煮汁で煮たものを食べやすい大きさに切って、軽くごま油を回しかけたもの。かにかま、レンチン豆腐、サニーレタスだけのサラダ。

壱丁田

夕方、歌舞伎座ギャラリーの「第十三回 歌舞伎懐かし堂」を見に行く。

月に1回、古い舞台映像を見せてくれる催しで、今回は昭和57年3月に上演された『色彩間苅豆(いろもようちょっとかりまめ)かさね』。かさねを玉三郎、百姓与右衛門実は久保田金五郎に孝夫(今の仁左衛門)という、孝玉コンビでのかさねということで、ウキウキしながら出かけました。

見終わってつくづく思ったのは、当時から40年近くたった今も、ピークを維持し続けているふたりの偉大さでした。それにしてもね、金五郎ってのは、本当に嫌な奴なんですよ。こういう役を、仁左さまがやると、ホントに映えるのね。

銀座三越に寄って、弁当を買って帰宅。閉店30分ほど前に行ったら、どこもかしこも2割引き。それを狙って買いに来る人もたくさんいて、銀座といえども閉店間際のデパ地下ってこんな感じなんだなぁと初めて知る。夫の分(リクエストされていた、地雷也のてんむす)を買って、さらにもう一周していたら5割引きをするところも出てきたので、目に入った壱丁田のローストビーフ握りを買いました。

持ち歩き方が悪かったせいでお寿司がバラバラになってしまい、ふたを開けたら非常に寂しい見た目になってしまったのだけど、とりあえず乗っけ直したらまぁなんとか。酢飯の塩梅が良くて、とてもおいしかったです。地雷也のてんむすもおいしかったけど、ここ数日で、すえひろ、丸政、地雷也と3か所と食べた夫の感想は、すえひろのがいちばん好きかな、でした。

トマトとレタスのサラダ、乾燥湯葉の煮物。

佳代子麺

段々アレンジが強くなってきた佳代子麺(元ネタは『きのう何食べた?』1巻)。本物と同じところは、そうめんと薬味を使っているところだけになってきました。

今日は、きゅうり、みょうが、大葉、しょうがの千切りに、トマトの角切り。まわりの黒い怪しい物体は、ねり黒胡麻を麺つゆで溶いたものです。黒ごまペーストって、どうも、うまいこと活用するのは難しいなぁ。