朝日新聞のウェブマガジンにある、料理家の冷水希三子さんの連載を時々読んでいますが、「一生ものの鶏のから揚げレシピ」と銘打たれた作り方が紹介されていたので、よーし、やるぞと意気込みつつ、1か月半後にようやくチャレンジ。
ポイントは3つほどあって、
- 肉の余分な皮や脂肪をしっかり取り去ること
- 下味は、しょうが、しょうゆ、酒、ごま油。あんまりこってり味をつけない
- 衣は、溶き玉子、薄力粉、片栗粉の順番で揉み込む
へーと思いながら作ってみたんですが、夫の反応は悪い。原因は、いつも使っているのとは違う肉を使ったからというのが一番大きいのですが、まさかちょっと安いお肉を使っただけで、あんなに不機嫌になるとは思わなかった。やっぱり銘柄鶏程度じゃダメなのね、地鶏じゃないと。そろそろ伊勢丹の閉店も近いし、お肉屋さん行脚をしなければ。
私自身はそれなりい美味しく頂いたんですが、ただ、私は衣はシンプルに片栗粉だけが好きなんだなということが分かったのが一番の収穫でした。以前に、瀬尾幸子さんのレシピで作ったときも、衣は玉子と薄力粉でしたが、薄力粉のもったり感があんまり好きではないようです。色々作ってみることで、本当に自分が好きなものがなんなのか明確になってくるので、たまには「いつもの」じゃないものを作るのも、いいもんだなぁと思いました。