日別アーカイブ: 2013/11/23

カツ丼

カテゴリー: 夕食 | 投稿日: | 投稿者:
カツ丼 by nekotano

昨晩のヒレカツが半分余ったので、昨日の時点で今日の夜はカツ丼と決めており、既に宣言済みでもありました。が、それをすっかり忘れて、昼もさとうの丸メンチなんぞ食べており、3食連続で揚げものか…という事態。正直に言うと、何が問題というわけじゃないのですが、いい歳して、そういう食生活はイカンのではないか…という、ポリシーなき自意識だけが、妙なうしろめたさを誘発しております。

それにしても、昨日使った豚ヒレは、かっきり300グラムでして、ひとり150グラムくらい食べられるかな…と思って、全部使ってヒレカツにしたのですが、半分でお腹いっぱいになっていたのには正直驚き。パン粉の衣をつけているからってのも大きいと思いますが、ああ、もう、そんな分量で十分なんだなぁ、ということがよくわかったのが収穫でした。

卵とじ系は本当に苦手なのですが、夫が「俺は、半熟卵にありがたみを感じないから」というのに心強さを得て、まぁカチコチになってもええままよ…と、エイヤと作る。濃いめに割った麺つゆ75ccを小さいフライパンに入れてスライス玉ねぎ少々、火をかけて煮汁が温まっていたら、あらかじめオーブントースターで温めておいたカツを入れ、沸いたら溶き卵1.5個分を回し入れてふたをして1分ほど。

お互いそんなにつゆだく好きでもないので、むしろ、もたもた作ったほうがいい塩梅に仕上がるような気がする。実際、今日は、まぁまぁ(うちの好み的に)よくできた…と思う。

板麩と三つ葉の赤だし、大根の皮の酢醤油漬け。

さとうの丸メンチ

さとうの丸メンチ by nekotano

朝から所要で阿佐ヶ谷へ行き、用事を済ませて吉祥寺に寄る。だって、ダンディゾンのパンが食べたかったんだもの。ただ、さとう(黒毛和牛専門の肉屋さん)の前を通ったら、いつもうんざりするほどの行列なのに、何だか今日は買えそうな感じ。どうせ今日は午後からヒマだし、並んでみますか。

幸いなことに、私のすぐ後ろに並んだ初老の女性が結構気さくな人で、ずっとおしゃべりしながら並んだので、10分ほどの待ち時間も、全く苦じゃなかったのでした。この方は地元の方だそうですが、「メンチカツを買うのは初めてなの。だって、メンチカツで何十分も何時間も並ぶのって、嫌じゃない?」と仰っておられて、ああ、ホントそうだよね…と頷いてしまいました。ふと、今日並んでみたのは、「孫が食べたがっていたから」だそうです。優しいおばあちゃまで、お孫さん、幸せものですね。

さとうの前の大行列は吉祥寺の名物ですけど、なぜこんなに行列なのかいつも謎でしたが、並んでみて初めてわかりました。多分、フライヤーのサイズの問題なのかな…と思うのですが(勝手な予測)、1回に作れる量がすごく少ないんです。多分、1回に揚げあがる量は80個ほど(に見える)。でも、お客さんは、上限目一杯に買う人がほとんどなんですわ(平日は20個、土日は10個まで)。

私の前に並んでいた男性は、自分の順番になったら、やおら「5・4・1」とだけ発して注文。なんじゃ…と思いながら見ていたら、お店の人は慣れた様子で、5個、4個、1個に分けて紙袋に入れていました。思わず、一緒にお喋りしていた女性と顔を見合わせてしまいましたが、行列店ならではの注文方法だなぁ…と感心してしまいました。

私は、丸メンチのほかにコロッケも。ちなみに、さとうの行列は丸メンチだけなんです。それ以外のお惣菜やお肉は、列の脇から店の人に声を掛ければいいので、並ばずに一瞬で買えます。

で、揚げ立てのメンチに齧り付きたい気持ちを抑えて、ダンディゾンへ。お目当ては、夫の好物のグラッパ。なのに、焼き上がりは20分後だと言うじゃないですか。ここまで来て、手ぶらで帰れるかと、20分待って焼き立てを買って帰りました。帰りの電車内は、私、相当大迷惑な存在だったと思います。コロッケとメンチとパンの匂い。申し訳ない。

メンチとコロッケ、パンは別に食べようと思っていたのに、夫に見せたら、「すぐ食べよう、今すぐ食べよう」と、にっこにこ。ええ、ええ、全部食べましたよ。さとうの丸メンチ、さすが美味しかったです。でも、わたし、コロッケで十分幸せかも。コロッケは並ばず買えるから、今度はこれだけサクッと買おうかなぁ。

ダンディゾンでは、グラッパだけでは飽き足らず、アカネ(こしあん入りのパン)、りんごがたっぷり乗ったパイ(名前失念)、フリットン(角切りバターがたっぷり入った小さな丸パン)も買う。フリットンは明日に回して、あんぱんとりんごパイは食べてしまう。美味しすぎて困りますねぇ…というぐらい美味しかった。