月別アーカイブ: 2017年6月

炭脈

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大分銘菓と言えばいろいろありますが、一番有名なのは「ざびえる」なんじゃないかなぁ、と思います。だって、全国誌で紹介される機会が一番多いから。ただ、夫(大分出身)は、ざびえるよりも、同じ会社が製造販売している「瑠異沙」というお菓子の方がはるかにお好み。

バイオレットリキュール入りの白あんを、ミルクバター風味のカステラ生地で包んだお菓子なのですが、アルミホイルに包んで焼かれています。この、アルミホイル包み焼きのお菓子って、昔はちょこちょこ見かけたような気がしたのですが、最近はあんまり見ないなぁ…というわけで、とりあえず、この手のお菓子を見かけたら買うようにしているのですが、久しぶりに、通りすがりの夕張物産展で見つけました。夕張市にある菓子処あかまと言うお店の、「炭脈」というお菓子。さすが、かつて炭鉱の街でならしたところらしく、「炭」や「石炭」をイメージしたお菓子があれこれありましたが、このお菓子もそう。

食べてみると、いかにも洋菓子風情な瑠異沙と違い、蒸し菓子に近い雰囲気。素朴な味わいです。そして、いかにも「石炭発見!」的なアクセントとして入る小豆が、またいい感じ。

アルミホイル包み焼きのお土産菓子は、他には、高知の「かんざし」というお菓子があるのですが、これでようやく2つめ。レトロな作り方だからか、もう、あんまりないのかなぁ。

(追記:そういえば、以前に「花菜っ子」(房洋堂)というお菓子を食べていました。これも、アルミホイル包み焼きタイプです)

トマトとケッパーのパスタ

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今週は体調がすぐれないところに、会社でも無駄に体を使う雑用が発生してものすごく疲れたので、パスタで簡単に。

蒸し暑くてさっぱり味のがいいな…と、夫に①トマトとケッパーのパスタ、②アンチョビ、玉ねぎ、レモンのパスタ、とどっちがいいか? と尋ねたら、「トマト、トマト缶で!!」と返事が来たのだが、無視してフレッシュトマトで作る。トマト缶のトマトパスタだと、こってりしていて気分じゃないんだよね。普段は却下するとしょんぼりするので、リクエストがあればその通りに作るけど、今日は本当に疲れたので自分優先で。

中玉トマト1パックを、ガスの直火で皮剥きしてからざく切りにして、ボウルごと冷蔵庫へ。パスタを少し固めに茹で、ざるにあけて少しさましている間に、トマトの入ったボウルを出し、余分な汁を捨てて酢漬けのケッパー小さじ1程度、オリーブオイル大さじ2を加えて、ぐるぐるかき混ぜ、パスタを加えて、汁気を吸わせつつ和える。本当は、トマトのボウルに、にんにくのすり下ろしを少々入れようと思っていたのだけど、忘れた…。

パスタはバリラの1.6。久しぶりにバリラのスパゲッティ食べたけど、バリラって、表面つるつる系なのね。にんにくなし、フルーツトマトでもなく、普通のトマトだったけど、妙に美味しかった。生のトマトをおいしく感じるなんて、もう、夏なんだな。

麻婆豆腐

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豆腐の水切りがいい塩梅になってきたので、麻婆豆腐を作る。今日は久しぶりに本を開いて、レシピ(『豆腐料理日韓中の100レシピ』)に忠実に作ったんだけれど、出来上がりがいつもと違う味わいでビックリした。

普段は本こそ見ないで作っているものの、元のレシピを逸脱して作っているつもりは全くなかったんだけど(むしろ、レシピに忠実に作り続けていると思っていた)、何度も作るうちに、無意識に自分好みの味つけにチューニングするんだな。もちろん、今日のも美味しかったけど。

少し前から無性に、にら納豆を食べたい気分だったので自分用に作り、夫用に豆苗の塩炒め。

にら納豆に使った納豆は太子食品の「太子納豆」。かなり大粒の納豆でしかも1パック100グラム入りのビッグサイズ。刻んで茹でたにらを加えて、ワシワシ食べました。納豆とにらって相性いいなぁと思うんですよねぇ、ねぎよりも。

トースト

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今日は目が覚めたら6時だったのでビックリ。2時間も寝過ごすとは…不覚。

気を取り直して、えのぱんの食パンでトーストの朝ごはん。夫はバター、私はピーナッツジェリー(ピーナッツバター+ジャム)。明治屋のピーナッツバターは、無駄に甘くなくてお気に入り。クランチタイプが好きです。

わけぎと晩柑のサラダ

カテゴリー: 夕食 | 投稿日: | 投稿者:

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昨日開けた、大多摩ハムの「骨なしアイスバイン」が美味しかったので、今日も結局、そのまま食べる。私は元々アイスバインは好きなのですが、夫も興味を持ってくれたのが嬉しい。夫によると、かのつばめグリルにもメニューにアイスバインがあるそうで、検索してみてみたらとても美味しそうだった。今度ぜひ行ってみたいものです。しかし、骨とか皮の付いた肉に興味のない夫なのに、なぜ、そんなこと知っているんだろう、不思議ー。

付け合わせの芋は、今日は素揚げにしようと思ったのだけど、夫が「この前のが美味しかった」というので、また鍋焼き芋(じゃがいものロースト)で。使ったのは普通のじゃがいもなので、皮をむいて、一口大に切って使う。鍋(ストウブ)に、分厚めのにんにくスライス、ローズマリーと一緒に多めの油で炒めたら、鍋ごとオーブンに入れて170度で40分ほど焼く。この前は蓋をして焼いたけど、今日はふたなしで。いい具合に水分が飛んで、ほこっと仕上がったと思う。それにしても、芋とにんにくとローズマリーは本当に美味しい。翌日の弁当に入れようと多めに作ったつもりだったのに、全部食べてしまった。

サラダ代わりに、わけぎのゆでたのをヴィネグレットソースと晩柑で和えたもの。最初はヴィネグレットソースだけだったんだけど、思いつきで晩柑を加えたらドンピシャだった。これは美味しい。すごく美味しい。でも、夫は全く食べなかった。果物を使った料理がだめなのかなぁ。

えのぱんの食パン(もちもちの方)をかじって、最後にシメ。こことyukkayaのパンで満足しているので、最近は、あまり都心の有名店に興味がなくなってきてしまった。

にらたま

カテゴリー: 夕食 | 投稿日: | 投稿者:

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にらがまだ2束もあるので、これをメインに…と、にらたまで。甘酢あんは、水、鶏ガラスープ、ケチャップ、しょうゆ、片栗粉を混ぜたものを小鍋で沸かしてとろみを付けたもの。ちょっと味つけを控えすぎて、優しすぎるあんになってしまった。もうちょっとキンと酸味を利かせれば良かった。

昨日、大多摩ハムの売店で買ってきた「おつまみセット」の中から、「骨なしアイスバイン」を切って出す。ハムだけじゃねと、じゃがいもをスライサーでせん切りにしてから水でジャブジャブ洗ってデンプン質を落とし、水気をしっかりきったものをさっと炒めて、塩をふったものを添える。しっかし、このアイスバイン、おいしいな。ホームページを見ると、野菜と一緒に煮て、ポトフ風にして食べてもいいらしい。

夫は「もっとほこほこした芋の方が合う」というので、明日は蒸したじゃがいもでも添えようかな。

なすとししとうのトマト煮

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昨日も今日もおいしいものでお腹一杯なので、夜は冷蔵庫掃除を兼ねて、ありものでささっと。

なすとししとうをにんにく赤唐辛子、ケッパーと炒めてトマト煮に。塩はぎりぎりまで控えて、他のものと一緒に食べてちょうどいい感じに仕上げる。たっぷり作ったので、あとは、今週の夫のお昼ごはん用。パスタやソーセージと一緒に食べて欲しいな。

少し残っていたレタスときゅうりを刻んで、だいぶ前に作った新玉ドレッシング(有元葉子さんの『和のおかず』)で。夫は叙々苑ドレッシングでわしわしと。

仕事場の近くでやっていた鹿児島県の物産展で買ってきた、有村屋のさつまあげ。おいしかったけど、夫が「ずいぶん甘い味つけだねぇ」と言っていたのが、内心可笑しかった。大分の人からすると、鹿児島の味つけというのは、甘く感じるのだなぁと。

今日はよく歩いたせいか、お酒を2口ほど飲んだら、猛烈に眠くなってしまった。

シュトゥーベン・オオタマ

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何を思ったか、夫が急に「福生のあたりを散歩してみんかね」というので、立川まで行き、青梅線に乗り換えて拝島まで。拝島駅から、横田基地脇の国道16号(福生ベースサイドストリート)に沿って福生駅方面へてくてくと歩いてみたのでした。都心の人からすると、府中も福生も多摩地区でひとくくりにされるエリアですが、私からすれば青梅方面は全く知らん土地(逆も然りでしょう)。普段乗っている人が聞いたらムッとすると思いますが、青梅線に乗るだけで、不思議とちょっとした旅行気分を感じるのでした。

16号沿いは最初こそ排ガスまみれの廃業した空き店舗ばかりが並ぶ、いわゆる地方のさびれロードサイドという感じでしたが、横田基地のゲートを通り過ぎると、少々異国っぽい雰囲気に変わっていきます。基地の脇だからと言う思い込みもあるのかもしれませんが、ハンバーグやステーキ、ピザといった、いかにもアメリカンな料理を出す店が多いなと言う雰囲気。店構えもいかにもな店が多かったが、昼間だからどこもしまっていて、不思議に乾いた現実感の薄い景色だった。

寂しい雰囲気が続いていたところに、急に人の雰囲気を感じたのは、ベーグル専門店のHOOPというお店からでした。何でこんなに人が一杯いるんだ? と思ったら、ベーグル食べ放題のモーニングが500円。おいしそうだったけど、私はアイスコーヒーだけで。300円。

HOOPS

HOOPの隣にある、ブルーシールアイスクリーム

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裏手にあった、アメリカンハウス。もうちょと遅かったら見学できたんだけど、残念。

シュトゥーベン・オオタマ

福生駅に向かう途中に、「シュトゥーベン・オオタマ」という看板を見かける。それって、大多摩ハムのレストラン? と気づいた私たちは、どこにも寄らず昼前にさっさと帰宅すると言う予定を秒速で引っ込めて、ここでお昼を食べちゃうことにしたのでした。以前から、大多摩ハムは好きで、時々買っていたのです。

後で気づいたのですが、週末はランチといえども予約で埋まっていることも多いらしく、この日はラッキーでした。店内はゆったり空間を使った風通しのいい気持ちいい雰囲気。地元の方があとからあとからやってきます。

シュトゥーベン・オオタマ

最初に出てくる、サラダとスープ。やはりビールもいるよね…と、レーベンブロイの生。ほろ苦くて、シュッとしてる。

シュトゥーベン・オオタマ

ソーセージランチ。ソーセージが3本にベーコン、ハム類が4枚。普段、こんなに食べないので、出てきたのを見るだけでびっくり。でも、どれもおいしくて、最後まで飽きずに食べられた。当然ながら、ビールとの相性も良く、最高。

一番大きいソーセージは多分、デューベルスブリッカーという商品だと思いますが、これは特においしかった。にもかかわらず、うっかりして、売店では違うものを買ってしまった(4種類の商品が詰め合わせになったおつまみセットを購入)。今度は忘れずに、デューベルスブリッカーを買いたい。

夫のハムステーキ(ランチ)もおいしそうだったなぁ。今度それ食べよう。

ミスタードーナツ

立川へ戻って本屋で物色、ミスドで買ったばかりの本を読む。休日らしい1日でした。

グラノーラと小梅の蜜漬け

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しばらく梅仕事から遠ざかっておりましたが、今年は小梅を1キロだけ買って、700グラムほどをカリカリ梅に、残りを蜜漬けにしました。いい感じに蜜に漬かってきたので、ジャム代わりにグラノーラにのっけてみる。案外、ヨーグルトにも合っていました。

蜜漬けのレシピは、NHKの「みんなのきょうの料理」にあった「青梅のみつ煮と梅シロップ」(柳原一成)。本当は大きな青梅で作りますが、小梅でもおいしくできました。レシピは「みつ煮」とあるけれど、実際に作ると、「蜜漬け」という方がしっくりくる作り方。今回は氷砂糖を同量の水で煮溶かしたものを使いました。さっぱり、品のいい甘さで、おいしい。

しかし、なんで、あんなに緑がきれいなままで煮られるのだろう…と思ったら、銅鍋で煮るとそうなるみたい。銅板などを一緒に入れて煮てもいいらしい。知らんかった…。銅の小鍋持ってるから、今度はそれ、使ってみようかな。